花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

同じ釜の飯

2023年08月24日 | 研究
美味しそうなハンバーグ弁当。
これはボランティアの全国大会の1日目にいただいたものです。
グループがTEAMに進化していくのに大切なのが
食事をともにすること。「同じ釜の飯」は令和でも同じです。
この大会はFLORA全員が参加する最初の遠征。
これから2年間活動しますが、
みんなで大会に臨む機会はそうあるものではありません。
確か昨年のFLORA HUNTERSは地球環境大賞、
日本ストックホルム青少年水大賞、環境ユース活動発表会東北予選、
毎日地球未来賞の2年間でわずか4回だけ。
いずれもビッグタイトルで数年に1度ぐらいしか受賞できません。
したがってこの大会でみんなでとった食事は、
卒業時振り返ってみると、心に残るものになっているはずです。
次回はいつになるのか?もうないかもしれません。
しかしメンバーはもう1回みんなで食事をしようと頑張っています。
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勇気ある撤退

2023年08月23日 | 環境システム科
この日は、2学期明け始めての1年生の実習。
予定ではジャガイモの収穫でしたが、
朝から熱中症警戒アラートが発動されました。予報では気温36℃。
盆地のため温暖な地域といつもは自慢していますが、こうなると地獄です。
検討し出した答えは収穫延期。でも手ぶらでは帰れません。
まずは農場の実験室に集合します。そして今から行う作業手順を全員で確認。
みんな理解したら一気に畑に突入。
収穫前の作業である茎葉を除去したら、すぐに農場内の実験室に避難します。
その間、わずか30分。気温は35℃を越していたはずです。
でも戦国時代のような奇襲攻撃的実習を成功させて戻ってきた実習室には
クーラーなどありません。ただただ暑いだけで、熱中症になってしまいます。
そこで再度決断。勇気をもって全員校舎内の教室に撤収。
なぜならこの日は朝からクーラーが動いているからです。
農業高校生のくせにだらしないといわないでください。
今年は異常な猛暑。農場のぶどうも実らないという噂です。
次回こそジャガイモ収穫といきたいところですが、週末の予報はまた34℃。
どうする名農!
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フォース・デザイン

2023年08月23日 | 環境システム科
いよいよ後半戦に突入したFLORA HUNTERS。
この日はさっそく作戦を練ることにしました。
まず最初にとったのは分散作戦。
メンバー7名一丸となってひとつの大会にチャレンジするのではなく
二手に分かれてそれぞれのユニットが異なる戦いに挑む作戦です。
この戦法は総力戦と違い戦力がどうしても落ちるので
メンバーがある程度実力がないとできません。
しかし今年のチームは、それぞれが実力の持ち主。
やる気があるうえ、面白い成果も上げています。
さて、このチームは3人組。3人が知恵を出し合って
まったく内容の異なる2つの大会に挑むことになりました。
作戦が決まったらさっそく行動。
大会申し込みはほとんどが9月なので、もたもたしていられません。
話し合いの結果、次回はエントリーのため
さっそくパワーポイントにレコーディングすることになりました。
9月のFLORAはみんなそれぞれの目標に向かって走り続けます。
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FLORAダービー前半戦終了

2023年08月22日 | 研究
4月から始まった2023年のFLORAダービー。
夏休み終了までが前半戦、それ以降が後半戦と決めています。
とはいっても前半は大会が少なく
今年はたった2試合しかありませんでした。
その最後は、夏休み中に行われたボランティアの全国大会。
前半をトップで折り返したいメンバーたちは
いつも一発大逆転を狙うのですが、今回は残念。
せっかく入賞したのですが、みんな一緒に参加したので
ポイントの差が縮まりません。
しかし今回はルールにはないボーナスを特別にもらったメンバーがいます。
本来なら合計6点なのですが+1で7点になった4人です。
理由はボランティア大会での貢献度。
テツandトモさんと一緒にステージに上がり
会場を盛り上げてくれた4人に特別に加点されたのです。
その結果、1位は変わらずボランティア大会の他に
環境系の学会で優秀賞を受賞した2名でした。
しかし他の5名は4名が加点されたこともあり追いつき全員同点。
つまり1位が2名、2位が5名となったのです。
その差はわずか3ポイント。ひとつ入賞すれば追いつける差です。
今日は後半戦最初の課題研究。
競馬には秋や冬にG1と呼ばれる重賞レースがたくさんありますが
コンクールも同じ。自分自身が馬になって走る熾烈なレースを楽しみます。
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FLORA 秋の風物詩

2023年08月22日 | 学校
FLORAは結成時から対外試合が大好き。
一生懸命考えて取り組んだ成果を専門家の皆さんと直接お会いし
客観的に評価してもらえるからです。
しかしどの大会にもたくさんの応募があるので、
当然ながら事前にふるいにかけられます。
そのためFLORAが望む形で評価をしてもらうには
なんとしても決勝審査に残る必要があります。
たくさんあるコンクールの応募締め切りが集中するのが9月。毎週あります。
FLORAは1人一研究なので今年のように大所帯であれば
応募しようと思うといろいろな大会にトライできます。
それは嬉しいことですが、応募するとなるととんでもなく忙しくなります。
なぜなら論文の提出だけでなく、
最近は動画で応募しなければならないものも増えてきたからです。
規定時間内の動画を製作するとなると原稿やPPT、
さらに撮影や編集などの作業が増えてきます。
決勝審査に残ってもいないのに、この作業を行うのは意外と大変。
そんなことで9月いっぱいは、みんな必死で応募作業に追われることになります。
これもFLORAの秋の風物詩。今日の課題研究はそんな応募作業の打ち合わせ。
土肥実験室に一足早く秋がやってきます。
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