花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

環境システム科は触っていいんです!

2023年08月30日 | 環境システム科
農業と工業を学ぶ環境システム科の学習を象徴するのはガラス温室。
コンピュータ制御の数千万円の最新温室が学習の場です。
しかしここでの学び方も他の農業高校とは違います。
近年、農業高校には水耕栽培装置が導入されつつありますが
とても高価な設備。特に収入を上げなければならない学校側は
勝手に操作して壊されては困るので
先生が触って生徒は見るというスタイルが一般的です。
ところが環境システム科は違います。
環境システム科が育てたいのは農と工の2つの分野を知り
その場の課題に応じて工夫することができる幅広い知識と技術をもった柔軟な人材。
したがって農業者といえども恐れず装置をさわれなければなりません。
そんな理由から環境システム科ではこの高額な装置を生徒に開放。
自由に触って動かして技術を身につけてもらっています。
もちろん失敗だってあります。でも技術って失敗しながら覚えるものです。
中には工業で学んだ技術を使って、独自に照明を追加する
頼もしい技術者の卵もいます。どんどん触って覚えましょう。
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汗だくでレコーディング ?

2023年08月30日 | 環境システム科
先日、環境システム科の研究チームFLORAは
あるコンクールに応募することになりました。
応募形式は3分動画。でもそのためだけに
ビデオカメラを用意し、編集する気にはなれません。
そこでいつものようにPPTに録音することにしました。
この方法は簡単なはずですが、実は想像以上にたいへんだったようです。
彼らは3人1組のユニット。したがってナレーター選びは
みんな原稿を実際に読んでみて、誰が聞きやすいかで決めました。
その結果、女子メンバーに決定。何回か練習して
いよいよこの日、録音となったのですが、あいにくの猛暑。
後日わかりましたが、録音時は35℃オーバーでした。
しかし録音するには他の音を遮断するため、
土肥実験室の準備室で行わなければなりません。
もちろん窓も締め切りです。
彼女一人でこもって録音してくれましたが、きっと汗だくだったと思います。
15分後、深呼吸しながら出てきた彼女。苦しそうです。
でもみんなで聞かせてもらったところ合格点。立派に完成していました。
ありがとう。さっそく応募です。
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