この日は、2学期明け始めての1年生の実習。
予定ではジャガイモの収穫でしたが、
朝から熱中症警戒アラートが発動されました。予報では気温36℃。
盆地のため温暖な地域といつもは自慢していますが、こうなると地獄です。
検討し出した答えは収穫延期。でも手ぶらでは帰れません。
まずは農場の実験室に集合します。そして今から行う作業手順を全員で確認。
みんな理解したら一気に畑に突入。
収穫前の作業である茎葉を除去したら、すぐに農場内の実験室に避難します。
その間、わずか30分。気温は35℃を越していたはずです。
でも戦国時代のような奇襲攻撃的実習を成功させて戻ってきた実習室には
クーラーなどありません。ただただ暑いだけで、熱中症になってしまいます。
そこで再度決断。勇気をもって全員校舎内の教室に撤収。
なぜならこの日は朝からクーラーが動いているからです。
農業高校生のくせにだらしないといわないでください。
今年は異常な猛暑。農場のぶどうも実らないという噂です。
次回こそジャガイモ収穫といきたいところですが、週末の予報はまた34℃。
どうする名農!