これは馴化温室のナガイモ栽培装置。
FLORAの男子メンバーが管理しています。
先日、新しい作業が彼によって行われました。
それが追肥。写真の上方に横一列で施されているのがわかります。
彼がチョイスしたのは、肥料の3要素のうちKが多めの複合肥料。
なぜならカリウムは、根の成長を促進する成分だから。
でもナガイモの可食部は茎と根の中間である担根体という組織。
担根体に効く成分なのかどうかわかりませんが
ナガイモ の追肥では一般的にk成分を少し多めに施すようで
彼もそれに倣ったというわけです。
さてナガイモは肥料焼けしやすい作物。
イモに肥料が触れると品質に影響が出ます。
そこで彼はイモのある部分に散布するのを避け、
おそらく根が伸びているだろうと思われる周辺に散布しました。
見えない地面の中を想像するのは大変です。
問題はもう1回施すかどうか。
茎葉の様子を見ながら判断しなければなりません。