花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

夏休みの宿題

2023年08月21日 | 研究
今日から名農は2学期。
緑のキャンパスに名農生が帰ってきます。
さて休み明けというと恒例なのが宿題の提出。
農業科目は夏でも出校して実習するので宿題はありませんが
普通教科によってはもちろんあるようです。
さてFLORAからの宿題は校外で積極的に交流する楽しさを知ること。
こちらはボランティアアワードに出場した際
ブースで皆さんから頂いた応援メッセージです。
これはテツandトモさんからのものです。
「みんなが頑張っているのはなんでだろう」と
決め台詞を書いてくださいました。
全国から集まったたくさんの皆さんのメッセージと
築いた絆は立派な成果。
どうやら今年のメンバーの宿題は全員満点合格のようです。
コメント

ポスター通り

2023年08月21日 | 学校
ここは名農のA棟からB棟を突き抜けてC棟へと続く渡り廊下。
反対側は玄関、この廊下の右手はFLORAの本拠地である土肥実験室です。
今年はその廊下が賑やか。両側にポスターが掲示されているのです。
名農といえばポスターセッション。県内の農業高校に
この発表スタイルの面白さを伝え、今はどの学校でも行うようになりました。
そのきっかけを作ったのが初代TEAM FLORA PHOTONICS。
結成半年後には学会主催の発表会に参加し、本校に文化を持ち帰りました。
そんな名農ですが、ここ数年はコロナのため一切行われなくなりました。
しかし昨年の暮れに復活。今年4月にも3年生が
新入生や保護者に対して研究成果を披露しました。
数年間休止していると経験したことのある名農生はゼロ。
おそらくどの人もドキドキの発表だったと思いますが、
みんなでやれば怖くない。大成功だったようです。
このポスターはその時に使われたもの。
せっかくなのでと廊下にはり出されたのです。
さて新生FLORA HUNTERSはまだ2年生。
したがって4月のポスター発表会は聴衆者側で参加しました。
ところがこの中になんと彼らのポスターが1枚あるのです。
理由は5月に開催された学会主催の発表会に参加したから。
嬉しいことにその時使ったポスターも掲示させてもらっています。
9月にはまた学会主催の発表会があり、FLORAはJr.とともに
4チームも出場しますが、四国開催なのでオンライン参加となりました。
そのため紙ベースのポスターは製作できません。
ポスター通りをさらに賑やかにすることができず残念です。
コメント

赤と黒

2023年08月20日 | 研究
FLORAの倉庫から出てきた古いエプロン。
よく見るとSHOP FLORA PHOTONICSという珍しいロゴです。
「I」の文字はLED。したがって最近ものではないことがわかります。
記憶では2016年頃のメンバーが
文化祭である名農祭で着ていたのは知っていますが
その前からあったのかどうかは、もう忘れてしまいました。
色は赤と黒。かなり目立ちます。この配色には
「刺激的、力強さ、挑発的、パートナー関係、対立関係」という
イメージを与えることがわかっています。
チーム内なので対立関係ということはないので
おそらく力強さなどを狙ったのかもしれません。
実はFLORA、結成年から文化祭でひと教室を任されていました。
当時は自分たちの研究ポスター掲示や白いリンゴの試食などを行ないながら
会議膣で開催されるアグリチャレンジの司会進行、
記念品準備などに追われていました。
むちゃくちゃ忙しかったのですが、わずか5名のメンバーで
学校のビッグイベントを自由に仕切れるのでみんな夢中で楽しんでいました。
さて今年のアグリチャレンジの締め切りは9月15日。
皆さんどんどん応募してください。
なおコンテストの詳細や応募用紙などはホームページからダウンロードできます。
コメント

らんまん

2023年08月20日 | その他
押し入れをごそごそしていたら古い図鑑が出てきました。
本の名前は「新日本植物図鑑」。そうです。
テレビ「らんまん」の牧野さんの図鑑です。
写真はありませんが手書きのイラストが満載です。
とはいっても当時のものではなく、昭和35年頃に大量出版されたもの。
それも初版本ではなく7版目なので昭和37年に購入された本のようです。
牧野さんの図鑑は今も販売されているので
そんなに珍しいものではありませんが
ちょっと目を引いたのは本の価格。4,000円とあります。
図鑑なら安い方だと思いますが、でも昭和37年です。
そこでちょっと調べてみると、当時の大卒の初任給は約15,000円。
つまり給料の1/3。さらに家賃平均が5,000円だったというのですから
現在に置き換えると相当高価なものだったようです。
テレビでは牧野さんは、本を作るために
資材を投げ打って外国の書籍を購入しています。
でも昭和30年代、植物を勉強しようとしていた人も、
同じように牧野さんの高額な本を購入していたようです。
名久井農業高校は月曜日から2学期がスタート。
秋の植物がみんなを待っています。
コメント

オリジナルブランド

2023年08月19日 | 研究
夏休み、FLORAが所有しているインクジェット用のペーパーを整理しました。
これからどんどん印刷が必要になると考えられるからです。
するとその数、数十冊。大会に応じていろいろなタイプの用紙を準備しますが
どれも全部使い切れるはずがありません。
そんな理由から中途半端に残った用紙がたまっているのです。
そんな中から化石のような印刷物を見つけました。
TEAM FLORA PHOTONICSという見慣れたロゴですが
なんと「I」の文字が発光ダイオード、つまりLEDになっています。
これはFLORAの初期のロゴ。忘れもしない2010年、
初代メンバーが3年生になった時に作ったステッカーです。
LEDは当時まだ珍しい存在。農業においても大学でレタスの栽培実験に
使われていた程度で、今のように普及していませんでした。
そんな中、FLORAはLEDでナデシコやバーベナなどの草花を栽培。
面白い振る舞いをどんどん見つけていました。
「LED育ち」とは草花班の彼らが農場の協力を得て、LED育苗した花苗につけた
オリジナルブランドのラベル。研究と同時に苗も販売していたんですね。
たった1枚ですがプリンター用紙の袋の中に残っていました。
コメント