花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ

2023年08月07日 | 学校
ご存知、宮沢賢治先生の「雨ニモマケズ」の一節です。
北国といえども真夏の南部町は、
気温33〜35℃の高い気温が続いています。
そんな夏の暑さに負けずに生育しているのがリンゴンベリー。
和名でいうところのコケモモで、
氷点下数10℃になっても大丈夫という極めて耐寒性の高い低木です。
FLORAが今まで何度かストックホルムの水の国際大会に出場した際に
いただいた料理のわきに必ずといっていいほど
果実がジャムとして添えられているので、とても親しみを覚えている果樹です。
このリンゴンベリーはFLORAが出場記念として植えたもの。
夏の暑さにも負けずに頑張っています。
ただ今年は私たちもリンゴンベリーも経験したことのない連続の猛暑。心配です。
さて宮沢賢治先生にも、われわれは勝手に親しみを覚えています。
なぜなら同じ東北の農業高校の教師だからです。
われわれは農業クラブの大会などで何度も
イーハトーブと親しまれている地にある花巻農業高校を訪れていますが
校舎の中には賢治先生ゆかりの建物が保存されていて、まさに博物館。
学校に観光バスが入ってくると昔、花農の先生が話されていました。
花農のすぐ近くには大谷選手や菊池選手を輩出した花巻東高校があります。
花巻にあるWブランド。とんでもない存在感です。
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メニューボード

2023年08月07日 | 研究
これはボランティアの大会で設置するFLORA特製のメニューボード。
新メニューと話題のホットメニューの2つで構成されています。
なんといっても目が行くのは定番であり、世界を驚かせた下のホットメニュー。
6つが紹介されています。その6つとは水の世界大会で発表し
評価された「タタキ」「生物による水質浄化システム」「塩害抑制システム」
また懐かしの「マクロバブル」「バイオエンジン」、
Bubble Boysの「泡農薬」もあります。
いずれもビッグタイトルを受賞したFLORAの自信作です。
面白いことに上段の今売り込み中の新メニューも6つ。
冨栄養化池沼を液肥にする「枝条架濃縮」、
淡水水草で液肥を作る「肥料藻」、富栄養化池沼から窒素分を回収して
肥料として使う「バーミキュライト」、生活雑排水を乾燥地の緑化に利用する
「グレイウォーター」、また今年学会主催の発表会で受賞した
「節水ミスト栽培」もあります。そして最後は肥料分のない砂漠の砂に着目し
現在試験中のナガイモ栽培です。このように大先輩の成果の他に
今みんなで取り組んでいるものも紹介しています。
でもこのメニューボード、当日はあくまでも参考資料、脇役です。
楽しみなのはFLORA「7人の侍」のパフォーマンス。
今日から大会準備のためFLORA全員集合となります。
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