水まわしとは、手打ちそばの最初の工程。
そば粉に水を加え、手で攪拌することで
粉にまんべんなく水をいきわたらせる作業のことをいいます。
さてこれは先日、FLORA内で行ったそば打ち教室ならぬ三和土教室。
材料となる土と砂、ニガリをよく混ぜ、それに水で混ぜているところですが
まるで水まわし。そういえば彼らはヘラやコテで撹拌しましたが
初代メンバーは水の最適な量を探るため
ゴム手袋をして作業し、その感触を手で確かめていました。
さらに手打ちそばに見えるもうひとつの理由は材料。
土は陶器の材料にもなる白いカオリナイトという粘土鉱物で
大先輩Treasure Huntersが使い残したものです。
それにこれまた先輩が残した観賞魚水槽の底土に使うアマゾンの白砂を加え
さらに白い消石灰を混ぜたのですから、こんな小麦粉のような色になったのです。
しかしいつもの真砂土と違ってカオリナイトは粘土。
次第に粘性をもってくるので作業がしづらい欠点がありました。
今日から8月スタート。FLORA グループAの出校日となります。