花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

2度見しちゃいました

2023年08月02日 | 学校
これは名久井農業高校の正門脇にある横看板。
名農には、生徒玄関脇の壁面に3階から垂れ幕を垂らすための仕掛けが
ちゃんと備えられています。確か2009年、初代FLORAが受賞した際は
壁に2本掲げられました。しかしそれ以来使われることはありません。
おそらく理由は道ゆく一般の方には見えないから。
緑豊かな名農キャンパスでは樹木が邪魔になって一般道からは見えないのです。
名農生を鼓舞するにはこれでいいのですが、
外部へのPRという観点から考えると最適ではありません。
そんなことから数年前から正門脇に設置したというわけです。
先日、いつもの通りこの場所を通り過ぎようとした際、
なんだか違和感を感じました。止まって眺めてみると
最上段が変わっています。それも今年5月に2代目FLORA HUNTERSが
徳島県で開催された学会で優秀賞を受賞したという内容ではありませんか。
水の国際大会出場などと並ぶとちょっと気がひけます。
おそらく大会に参加した2人もまだ気づいていないのではないでしょうか。
人間は面白いものでこのようなちょっとの変化も感じとることができるようです。
まるでアハ体験。今日はFLORA グループBの出校日。
このサインボードに気がついているのか尋ねてみたいと思います。
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私はシベリア系

2023年08月02日 | 
原産地はヒマラヤ山脈南部の山麓。
紀元前から食べられていたという野菜がキュウリ。
大きく中国の華北系、華南系、そしてシベリア系の3つに分けられます。
この太くて短い姿はシベリア系の特徴。
熟してくるとメロンのようになります。
よくピクルスにする太くて短いキュウリも同じシベリア系です。
さてこのキュウリは青森県八戸周辺の在来種「糠塚キュウリ」。
名農の野菜班も南部太ネギとともに栽培に取り組んでいます。
この糠塚キュウリは地元で有名ですが、シベリア系の仲間で
おそらく最も有名なのが「加賀太きゅうり」。
加賀野菜というだけでグンと知名度が上がるからです。
しかし似ているふたつのきゅうりですが
煮たり炒めたりと加熱調理に適している加賀太きゅうりに対して
糠塚きゅうりは生食向き。冷やして味噌をつけてるのが定番の食べ方です。
でも昔と違ってきゅうりに味噌をつけて食べる人は減っているのではないでしょうか。
その辺りにも、今も料理の材料としてさまざまなバリエーションで登場する
加賀太きゅうりとの知名度の差が生まれているかもしれません。
糠塚きゅうりは今が旬。
地元のスーパーマーケットでも売っているので
ぜひこの夏は地元ならではの野菜を食べてみてはいかがでしょうか。
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