将来、私は~になる!という
私の夢や決意をワークプリントの裏に書いてもらった。
新入生だけあって
でっかいビジョンが紙面狭しと主張してるのもあれば
虫眼鏡で拡大しないと読めなかった
筆圧のかすかな 小文字のつぶやきや
消された跡だけが残るもの
文字にできなかった白紙もあった。
それぞれに意味がある。
「無し」と書いた人がいなかったことが、私の喜び。
「日本一のカリスマ理美容師になる」日が来るかどうかはわからない。
「愛される理美容師に」なれるにこしたことはない。
結果は、将来のお愉しみにして、
今日を気持ちよく生きるために 夢や希望が必要だ。
50歳の頃ライフワークを自殺予防に決めた。
聞いてみると、身近な人の知り合いも亡くなっている。
私の暮らしている地域の自死者はおよそ300人強/1年
2年後に、200人強に減るような活動目標を掲げて
何が必要かを考え、動いてみようと思う。
この2年間は特に頑張ろう。
私は無力で非力だ、考えるだけ無駄、
動いたところで、私が損するだけ、いやいや相手も迷惑だろう
知らない人がどうであろうと、私には関係ない
他人はジコチュウで期待は常に裏切られる
そもそも社会の価値観を変えられない・・・
こんな考え方に陥ると、
夢はくじけ、気持ちも折れて、どうでもよくなり
人生が自他の否定で完結する。
私は無力で非力だけど、永遠にそうだとは限らない。
今日、協力が得られなくても、明日は得られるかもしれない。
話してみると優しい人が多い、他者への愛情から苦悩している。
情熱を持って活動している人々からエネルギーを貰えて幸せだ
チャンスがあれば、誰でも再び生きる力を得られる。
この世に居なくてよい人はいない。
本当は生きたい人が自殺しなくてすむ地域に、変わる可能性は高い
と思うだけで、元気が湧いてくる。
それが希望。