いよいよ、
理美容国家試験2月(実技)3月(理論)、を意識する時期に入った。
11月には後期期末試験を作る予定。
そこで、
「あなたが作るテスト問題」を考えてもらった。
「クラスのみんなが正解できる問題にしてください」
「良い問題は、作者名入りで採用します」
驚くことに、提出用プリントを出したことがない学生も
教科書をパラパラとめくり、過去問を眺めて、考えてくれた。
気の早い連中は「ねえ、解いてみて」「正解!」と、クスクスやってる。
正統派の問題を作る人が大半で、めちゃくちゃ難しい。
「お前テストに出たら、自分で解けるんか?」と突っ込まれた人もいた。
問題集を作って全員に配布すると、
作者に友達の名前が入っているので、関心が高いみたいだ。
「今日の防火訓練で、火災を起こした人物は誰?
(1)〇×△◇ (親しい友人の名前しか書かれてない)」
「ほかに、選択肢がない!」
「保健に全く関係ないじゃないか」
という会話をきいていたので、はじけた問題も楽しみだった。
「今の総理大臣の名前を1~4の中から選べ」
正確に安倍晋三と書けない私が恥ずかしい。
そんな私に関する問題も見つけた。
「保健の先生が、本日最初に発した言葉を選べ。
(1)行ってらっしゃい (2)おかえりなさい
(3)どうもありがとう~ (4)こんにちは~ 」
こんにちは~と教室に入っても、返事をもらうことは少ない。
まして、授業に不参加だなあと感じる学生が
私をよく観察していることに驚く。
(1)と(2)は、授業中、私用で教室を出る人の
「トイレに行ってきます」に対して掛ける言葉と
しばらくして教室に戻った時に掛ける言葉。
(3)は小テストや提出プリントを返却する時の声掛け
プリントを前列の人に配布してもらったら、
「ありがとうございました」とお礼を言う。
感謝の言葉をたくさん発する人の周りに
人が集まると聞くので、習慣になりますようにと願う。