昨夜のクローズアップ現代ではじめて耳にした 優しい虐待 ~良い子の異変の陰で~
虐待といえば、暴言や暴力で傷つけたり、一切の世話をせず食事も与えない
見ていて恐ろしい行為を想像しますが、
過剰な躾と教育で、立派に育てようとする優しい虐待の存在が指摘されました。
子供達の愛されたい甘えたいという感情を抑圧し、自己肯定感の低い大人に成長させ
結婚して親になると、我が子に再現してゆく連鎖がおきます。
平成20年度の長期欠席者(30日以上の欠席者)のうち、
「不登校」を理由とする児童生徒数は全国で12万7千人
不登校の原因の第一位は無気力、第二位は不安 と解説がありました。
躾や教育は必要だし大切なことですが、過度に厳しくなりすぎず、
何より子供に「私は親から愛されている」と実感させることがポイント。
「そんなことする子は大嫌い」「バカ!」「産むんじゃなかった」は暴言。
「大好きだよ」「信じているよ」「大丈夫、上手くいくよ」とモチベーションを高めていれば
子供は、甘えて愛されて段々立派な大人に成長します。
そして両親にも注がれる愛情や、
あなたがあなたのままいていいんだよという承認が必要です。
シンプルですが、大人も子供も
「私を大切にしてくれてありがとう」という感謝の気持ちで変わると思います。
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