3月23日に、長崎県薬剤師会の
「うつ病支援体制強化研修事業研修会」でお話させていただくチャンスを得た。
私などは、研修会の備品にすぎない。
主役は参加者した薬剤師さんたちだ。
互いに影響しあう関係性が、うつ病支援体制を強化する。
薬剤師さんに元気があれば、現場でうつ病支援は充実する。
誰かが「ゲートキーパーのことを伝えて、行動を起こすヒント」を伝えれば
その地域で自殺を考えている人は、今よりも支援してもらえるに違いない
私は、その誰かひとりになりたくて、呼ばれたらどこにでも行く。
うつ病になる前の段階だと気付くきっかけは
注意して見ていると、わりとわかる。
しょんぼりしてる、疲れやすい、眠れていない
好きだったことや 習慣にしていたことまでしない。
根拠はうまく説明できないけど、
最近は、前とちがう、どうしたのかな?って感じる
うつ病の人が自殺する予兆は、わりと難しい。
ある日、突然に という話を先日も聞いた。
うつ病患者やご家族を支援するのは薬剤師だけよりも
地域の社会資源とネットワークでつながったほうがいい。
研修会の前に、大村市の福祉関係の施設を回って
パンフレットを集めて会場に持参した。
餅は餅屋!それぞれの団体の得意分野を
コーディネートするソーシャルワーカーさんが、
うつ病患者さんひとり一人につくといいのだけれど
薬剤師さんが頑張ってフォローくださるかもしれない。
わざわざ、研修会に来られる方は
より良い支援を模索しておられて関心が高く、
実際に臨床で問題に直面している方も多い。
そういう方々と交流すると、私がエネルギーをいただく。