国が情報を隠し、そのために国民がより大きな被害を受けている、これ、おかしくないですか?
福島原発事故は、その最たるものです。
山形だって、「山形は大丈夫・・・」みたいな雰囲気がつくられ、私もそうでしたが、安心してました。
私なんかは、1才の子を抱える東京の娘に「山形に避難して来い、東京は放射能が酷いらしいよ」と言っていたのです。
ところがところが、山形も汚染されているのです。
手元に文部科学省の「2011年3月の県別放射線降下量」というデータがあります。驚いたことに2011年7月29日発表となっていますが・・・。
東大の児玉龍彦教授が国会で参考人として発言していましたが、瞬間風速としての放射能ではなく、放射能の累積値が問題なんだと。
国はそれを発表していない。あるいは出し渋っているのです。「パニックを避けるために」と。
3月の県別累積値は、放射能降下量は・・・
福島、宮城は発表されていません。茨城が一番高く、二番目が山形、次いで、セシウムでは東京、栃木・・・となっています。
山形の3月の降下量は、セシウムが1平方キロメートルあたり21000メガベクレルです。メガとは100万なので、210億ベクレルです。
東京の娘に「山形に避難しろ」と言っていた自分が如何に愚かだったか!
最近、放射線測定器を買いました。29,000円でした。精度は分かりません。でも、放射能の値が異常に上がった時は警報が鳴りますし、セシウムとヨウ素の大気中の数値を検知できます。
自分で確かめるのが一番と思ったのです。
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