白岩目安状の原本は、幕府に直訴で提出された模様ですが、その写しがあちこちに秘蔵されていました。
その一つが寒河江市指定文化財となっています。
前回の勉強会で、ようやく「白岩目安状」そのものに手を掛けてみました。ものの見事に撥ね返されたようです。
まず字が難しい!
でも、心を打たれる個所もありました。
例えば
次の文、
「(酒井長門守)ご入部以来 人数1453人 或は身売り或は餓死申し候・・・」
白岩郷8000石(実質5000石か?)の農村で1453人もの人数が…と、その人数の多さに驚きますが、もっと驚くのは、この人数を数えあげた370年前の百姓たちの執念の凄さです。
それほどに苛酷な現実があり、それほどに痛切な思いが漲っていたのか…!
「白岩義民にまなぶ会ニュース NO.5」をお届けします。
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