エンコって知ってますか。
ウィキペディアには以下のように書かれている。
(1)座ることをいう幼児語で、しりをつき、足を前に出した座り方のこと。
(2)自動車等が故障して動かなくなること(エンジントラブル)の通称。
(3)全米統一商標としてEnergy Company(燃料会社)の略として採用した店舗ブランド「Enco(エンコ)」。
(4)エンコード・エンコーダーの略
(5)河童の別名
(6)ヤクザの用語で指のこと。指を詰めることを「エンコ詰め」と呼ぶ。
俗語辞書では
(1)エンコとは援助交際の略。
(2)公園のこと。コウエンをひっくり返した倒語。
なども挙げられている。
にこにこ大百科ではこれ以外に、
(1)血縁などのつながり、またその人。
(2)円周の一部。弧。
(3)水に塩分が含まれる湖。
(4)ブラウザ「Firefox」の通称。
(5)漫画『マテリアル・パズル』の登場キャラクター・ミカゼの必殺技。
などがある。
ところが、大津市瀬田の唐橋付近では違う意味を持っている。
昭和30年代ごろまで点在し枯渇したとみられていた自噴式井戸を「エンコ」と呼んでいる。
それが最近復活して、水が出るようになったという。
元東大地震研の佃先生に誘われて、今日、エンコを見に行った。
案内していただいたのは、瀬田唐橋まちづくりの会の村田譲さんだ。
なぜエンコというのかはよくわかっていないらしい。
確かに、町のそこかしこで鉄分を含んで茶褐色の色をした水があふれ出ていた。
ここ水温は16.4℃だった。
まあ、これくらいならありうるかな。
最初はそう思っていたが、圧巻だったのは最後に訪れたお宅だった。
秒20リットルくらいの水がとうとうと流れ出ている。
写真は、エンコと村田さん。
村田さんの話だと、最近付近の工場が地下水を使わなくなったので再び流れ出したのではないか、ということだった。
しかし、佃先生と私はちょっと違う意見を持っていた。
おそらく地殻活動の変化のせいだろう。
今、この一帯も縮みはじめている。
この図は大津と野洲の距離を示している。
おそらくこのせいだろう。
さっそく、水温を計ってみた。
数回の平均値は、19.8℃だった。
すごい、明らかに深い場所から来ている水だ。
地震学者の佃先生はこの井戸もモニターするらしい。
今日はエンコの新しい意味を学んだ有意義な日だった。
この言葉は、近隣の石山でも使われていないとのこと。
おそらく瀬田のごく一部で通用する言葉だろう。
とてもローカルな方言のお話でした。
ウィキペディアには以下のように書かれている。
(1)座ることをいう幼児語で、しりをつき、足を前に出した座り方のこと。
(2)自動車等が故障して動かなくなること(エンジントラブル)の通称。
(3)全米統一商標としてEnergy Company(燃料会社)の略として採用した店舗ブランド「Enco(エンコ)」。
(4)エンコード・エンコーダーの略
(5)河童の別名
(6)ヤクザの用語で指のこと。指を詰めることを「エンコ詰め」と呼ぶ。
俗語辞書では
(1)エンコとは援助交際の略。
(2)公園のこと。コウエンをひっくり返した倒語。
なども挙げられている。
にこにこ大百科ではこれ以外に、
(1)血縁などのつながり、またその人。
(2)円周の一部。弧。
(3)水に塩分が含まれる湖。
(4)ブラウザ「Firefox」の通称。
(5)漫画『マテリアル・パズル』の登場キャラクター・ミカゼの必殺技。
などがある。
ところが、大津市瀬田の唐橋付近では違う意味を持っている。
昭和30年代ごろまで点在し枯渇したとみられていた自噴式井戸を「エンコ」と呼んでいる。
それが最近復活して、水が出るようになったという。
元東大地震研の佃先生に誘われて、今日、エンコを見に行った。
案内していただいたのは、瀬田唐橋まちづくりの会の村田譲さんだ。
なぜエンコというのかはよくわかっていないらしい。
確かに、町のそこかしこで鉄分を含んで茶褐色の色をした水があふれ出ていた。
ここ水温は16.4℃だった。
まあ、これくらいならありうるかな。
最初はそう思っていたが、圧巻だったのは最後に訪れたお宅だった。
秒20リットルくらいの水がとうとうと流れ出ている。
写真は、エンコと村田さん。
村田さんの話だと、最近付近の工場が地下水を使わなくなったので再び流れ出したのではないか、ということだった。
しかし、佃先生と私はちょっと違う意見を持っていた。
おそらく地殻活動の変化のせいだろう。
今、この一帯も縮みはじめている。
この図は大津と野洲の距離を示している。
おそらくこのせいだろう。
さっそく、水温を計ってみた。
数回の平均値は、19.8℃だった。
すごい、明らかに深い場所から来ている水だ。
地震学者の佃先生はこの井戸もモニターするらしい。
今日はエンコの新しい意味を学んだ有意義な日だった。
この言葉は、近隣の石山でも使われていないとのこと。
おそらく瀬田のごく一部で通用する言葉だろう。
とてもローカルな方言のお話でした。