Forest Sync.(水と光の幻影)

何時も季節を感じていたい・・・
飛騨高山発信フライフィッシングのブログです。

ショートロッドのブランクを探してみる vol.7

2009-09-15 22:29:49 | gear tackle tool
ヤフー!オークションで落札したロッドはどうだったかというと・・・

くどいようだけど、竹竿は初めてなので、比較のしようがないのですが・・・

まずは、ブランク、奇麗な仕上がりです。ラッピングの色は私好み、トリミングもしてあります。もっと奇麗に仕上げる余地はありそうですが、満足のいく水準です。写真で最初から分っていたことですが、フックキーパーはありません。個人的にはフックキーパーはあった方が好みです。
グリップの形状は好みと違う(これも分っていたことですが)けど、コルクの品質は良いものです。
リールシートは、ウッドのスペーサーのキャップ&リング。ウッドの加工は荒く艶出しの塗装も表面がザラザラしていて、木目が美しいだけに少し残念です。(もちろん使用上は問題ありませんが。)グリップとリールシートの間のチェックがスペーサーの径と微妙に合っていないようで固定されていません(回転する)。シートの金具はシンプルで好感が持てます。
繋いでみます。フェルールに問題なく、しっかり繋がります。

振ってみると、予想していた以上にしなやか(軟らかい)。
小渓流での使用が前提なので、なかなか面白そう。

もちろんグラファイトロッドよりも重いけど、6'6"と短いので苦にはなりません。



9月4日、5日と実際の釣りで使ってみました。

今まで何時も使っていたグラファイトロッドとは全然違います。近距離のキャストのことだけいえば、竹竿の方が私には合っていると感じました。そして、それは、テーパーデザインの差と言うよりは、素材の差だと思いました。(間違った認識かもしれませんが)

半日使っても、重さが気になることはありませんでした。これくらいの長さのロッドでは素材の重量は問題にならないというか、特に軽い必要はないのだと感じました。

そして、これは、竹竿の長所としてしばしば説明されていることのようですが、私も、竹竿の方がフッキングが上手くできるように感じました。グラファイトと比べ素材の反発力が弱いからだと思います。
魚が掛かってからの感触もグラファイトと竹では大きく違いました。グラファイトは、魚の引きがダイレクトに伝わる感じがありそれなりに楽しいのですが、竹の場合は、これも反発力が弱いことによるのだと思いますが、魚の引く力をロッドが溜め込むため、手元にはグラファイトロッドのように魚の動きが伝わってきません。その分、魚のコントロールが容易で取り込みが確実にできるように感じました。

また、この新しいロッドでの釣行で私は、(何度も通った渓では、正直なところ、釣りがマンネリ化していると感じることも多いのですが、)ロッドを替えただけで、新鮮な気持ちで釣りができることに気付きました。

しばらくはこのロッドで楽しめそうです。(もう直ぐ太平洋側も禁漁だけど…)

それと、ひとつ気になったことは、最初は真っ直ぐだったロッドティップが釣りを終えるとかなり曲がっていたことです。竹竿ってこういうものなんですか?

禁漁まであと少し (September 4)

忘れられたランディングネット (September 5)


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コメント (9)
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