春によく見かける小さめの黒いストーンフライを意識したパターンです。
春の渓で、ライズを見つけて、楽勝だと思って、フライを投げても、喰ってこない。
そんな時、このフライに替えると、一発で出たりします。
もっとも、このフライで無くても、近いサイズで黒いものだったら、結果を出すことができるかもしれませんが・・・
ストマックポンプを使って答え合わせをすると、やっぱり、小さなストーンフライだったり、同じサイズの黒いハチっぽい虫だったりしますね。
参考画像。2009年4月の記事より。
CDCのウイングにパートリッジを重ねるのは、レネ・ハロップのパターン、ヘンリーズフォークカディスを参考にしました。
細やかなイミテートにはこだわらず、大まかな虫らしさを意識して巻いています。こう書くのは、不器用さ、細部の作りの稚拙さの言い訳でもあります。
ボディを細く、ウイング材は少なめに、ハックルも疎らにして、ボリュームを抑えた方が、渓魚たちに余計な警戒心を抱かせないでしょう。(浮力や視認性が犠牲になることを承知の上で)
このフライを巻く時に使う、ハンガリアンパートリッジのコンプリートスキン。
これは、15年以上前に、瀬戸市のイナガキさんで衝動買いしたもの。
いつもは小袋入りのパックで済ますんですけど・・・
用途の多いマテリアルですが、このペースだと一生かけても使い切れません。
Hook: TMC531 #16,18
Thread: Black
Hackle: Cock neck Black(Natural)
Body: Dubbing(Black)
Underwing: CDC(Natural)
Overwing: Hungarian Partridge
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