poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

布も好き

2017-05-21 23:23:43 | 私のお気に入り
鍋つかみは直径・高さともに11cm
インド布は色落ちが激しいので、使う前に水洗いで余分な染料を落としておきます


真夏日の週末になりました。
でも、この程度の暑さはまだまだ序の口…今のうちに
つまり入梅の前に済ませておきたいこともたくさん残っているのですが
相も変わらず思うようにはシゴトがはかどらない2日間でした。

さてさて、先週水曜日のこと、歌舞伎の後、訪れたのは森岡書店で開催中の “山中的図画工作の時間「舟越桂のおもちゃのいいわけ」に想いをよせて” の展示。
この日は2日めでしたが、山中とみこさんのブログによると「初日でほぼ完売状態」で急きょ「追加納品」ということでしたので、とにもかくにも “テトラ鍋つかみ” が4点ほど残っていたのはラッキーだったのでしょう。
しかし、来店者が3人もいればいっぱいになる小ぢんまりとした店舗なので、あまりゆっくりもできず
ささっと作品を見て、鍋つかみを一つだけいただいて会場を後にしたのです。

この鍋つかみは、山中さんの著書『古い布でつくる』(2014年10月刊)に掲載されていたもので、以来ずうっと気になっていた作品の一つでした。
本には作り方も載っているし、それらしい材料も手元にあるのですから、自分で作れないわけではありません。
けれど、ここ何年かの体たらくで、なかなか着手できないままいたずらに時間が過ぎてしまいました。
とうとうオリジナル品を手に入れたのだから、もう作るしかない!わけです。

次に目指したのは<市ヶ谷のインド>です。
急きょ歌舞伎につき合ってもらった “あみんこさん” の提案により、GAYAの展示会へ。。。
そこで見つけたのが、鮮やかな赤とインディゴブルーの布とちょっとかわいい印象のあるブロックプリントの布…どちらも55cm四方のハギレで、お弁当を包むのにぴったりのサイズです。
お弁当用に袋も縫いましたが、包み方も自在でランチョンマットの代わりにもなる四角い布が一番使い勝手もよく、洗濯も楽なのです。
週3〜4回のヘビロテで交互に使っているインド布の大判ハンカチとバティックの布は、<お直し>で修繕しながら酷使している状態でした。


糸も好きだけど布も好きだと認めざるを得ません…確かに。
実は、マハラジャの工房で作っているというカディの大判ストールも入手したことをここに告白いたします。
その紹介はまた後日。。。
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しばし冬眠

2017-01-15 22:35:17 | 私のお気に入り
ふしぎ色・ふしぎ模様のストールは、かぎ針編みのモチーフつなぎ
Sophie Digard の作品は驚くほど細い毛糸で編まれている
軽く暖かく、肌ざわりもさらりと優しい今冬一番のお気に入り


予報どおりの寒い寒い週末は
ひたすら自宅に閉じこもって過ごしました。

図書館で借りてきた古い映画のDVDを観て…
インターネットでも古い映画を観て…
70年代のホームドラマを観て…
それに疲れたら昼寝をして…
その合間に必要最小限の家事と雑事をやっつけて…
先週末に引き続き、半ば “冬眠” しているような休日でした。

エネルギー切れになったらジタバタせずにじっと回復を待つ…
それが可能な状態にあるのは幸いだと思うのです。

さて、週末の締めくくりは温かい柚子茶を友に読書タイム。
眠くなるまでのわずかな時間を楽しみます。
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いいいろだ!

2016-12-11 22:22:57 | 私のお気に入り
実際はもっと青味が強くダークな色調です


柿しぶ染めと藍染めの取り合わせの妙に目を奪われたのは
8年くらい前のことだったでしょうか。。。

柿しぶ染め作家の冨沢恭子さんの展示会に行ってきました。
翌日が最終日というタイミングでしたから
作品の大半は売れてしまっているだろうけれど
藍で染めた上にさらに藍で染色された布をじかに見たい、触れてみたいと
ともかくも会場の “うつわ楓” さんを目指したのでした。

そこで出会ってしまったのがこのデカデカバッグ。。。
その日の朝、仕上げの洗いをかけたばかりのもので
まだ生乾きのまま…それをいただいてきちゃいました。

今回の作品を作りながら冨沢さんご自身が何度も“いい色だ!”
声に出して言っていたのだそうですが
私もおおいに共感…同感です。

布をまとうように身につけるかばん…
ぜいたくな布をたのしむかばん…

今はバリッとしたハリがあり
ごわごわと武骨な感じさえするこの布が
時間が経つにつれて柔らかさを増し
陽焼けして柿しぶ色が深まっていくのを
楽しませてもらおうと思います。


裏返すとまた別の表情が現れます。
どこかで見た色調と思ったら、この風景にちょっと似ているような。。。


::::::::::::::::::::::::

実はこの日から楓さんのお向かいのSundriesで “古代女子展 Ⅱ” が始まっていました。
ところがデカデカバッグの衝撃でそちらに行くのをすっかり忘れてしまったのです。
それに気づいたのは地下鉄に乗ったあとのこと。。。

しかし、翌週…つまり昨日も楓さんに行くことになりました。
別件も兼ねて青山へ出かけることになって次の展示 “長谷川奈津展“ に足を伸ばし
もちろん最終日となった “古代女子展 Ⅱ” にもかけ込みました。
行ってみてびっくり!
協力メンバーとして、秋野ちひろさんの作品が随所に組み合わされ、組み込まれていたのです。
古代女子展のメンバーは冨沢さんの他に林友子さんと森田春菜さん…森田さんは初めてでしたが、ウェブサイトを覗いてまたびっくり!
Boccoにとって心地よいものたちが並んでいて、とても不思議な感じがしました。

みんなつながっているんだぁ。。。
Boccoもかろうじて古代女子系の最後尾につけるかもしれない!?!?!
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ご対面〜♪

2016-11-06 22:22:33 | 私のお気に入り
初対面の Vintage Twins
やあやあ、よろしく!…なんて言い合っているのでしょうか


おおうさぎのところにいた Snoopy がわが家にやって来ました。
遺品整理の最終段階で、もし他に希望する人がなければ…と Kaiapua が手を挙げたのです。
わが家では一時預かっただけ…来週には彼女のところへ行ってしまいます。

左側が、かれこれ40年以上も一緒にいる Bocco の Snoopy です。
右側の “もらわれてきたこ” も、おおうさぎのところに
たぶん40年近くいたのではないかと思います。

どちらも昨今の Snoopy とは容姿がかなり違います。
70年代あたりに作られたものは
今や Vintage SNOOPY と呼ばれているのだそうです。

こうして並んですわっていると
そっくりの仲良しきょうだいといった感じです。

それにしても Bocco の Snoopy はずいぶん汚れています。
きれいにクリーニングしなくては…。
それからセーターでも編んであげましょう。
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ケルトのシャランシャラーン

2016-10-02 21:51:41 | 私のお気に入り
真新しい白い紐は少々気恥ずかしいけれど
使っていくうちに “薄汚れた“ 味が出てくるはず…


京都・大阪の報告も不十分なまま、とうとう10月に突入です。
久しぶりの晴れた休日になりましたので、今日は大物の洗濯がはかどりました。
けれど、サンシェードはまだベランダに設置したまま…なかなか夏仕舞いができません。

さぁて、雑用オンパレードのついでに完了したのはこれ!
硫化銀で真っ黒になっていたシルバーのペンダントヘッドを重曹で磨きました。

もう20年も前のことになるでしょうか…揺らすとシャランシャラーンと
不思議にやさしい音のするペンダントに出会いました。
ケルトのオルゴールボールだとの説明にも惹かれるところがあり
このシャランシャラーンがすっかり気に入ってしまったのです。

もともと黒い化繊の紐がついていましたが、身につけることはなく
手にとってシャランシャラーンの音を聞くだけ…それだけで満足していました。
というよりも、慢性的な肩こり・首こりがあったので、首に何かをかけるなんて
とんでもない状態だったのです。

でも、どうしたことか最近になって首肩のこりが軽くなってきたこともあり
せっかくのお気に入りをもっと活用しようと思いついたわけです。
アンティークな雰囲気を損なわない程度に磨きなおし、白いスエードの紐に取り替えました。
赤紫色の細いリボンも準備していますが
それを使うのはウールのセーターを着るようになってからです。

そもそもこのボールがどういうものなのかを知りたくて調べてみたところ
近年はドルイド・ベルなどとも呼ばれ、癒しグッズとして人気なのだとか。

ドルイドとは古代ケルトの修行僧たちのことで、
彼らが深い瞑想を得るために作り出した鈴をドルイド・ベルという。
それがやがてオルゴールの原型となり、その進化・普及に伴ってドルイド・ベルは忘れ去られてしまう。
しかし、20世紀初めにドルイド・ベルが復元され、やがて複製されるようになった…

そんな解説がありましたが、それを裏付けるものはないとの説もあるようです。
というわけで真相は不明…。

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ついでに、他のお気に入りも撮影しました。
(いずれもクリックで拡大できます。)


アンティークのパールビーズを配したオペラ…チョーカー2本分の長さです。
フォーマル用に探したものですが、普段使いもOKです。


直径1mm弱/長さ5〜7mmのシルバービーズをつないだmade in Thailand。
8月末の京都でひと目ぼれしてしまいました。
上のアンティーク風と組み合わせてもよさそう!
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トナさん帰る

2016-04-24 22:22:34 | 私のお気に入り
2014年6月...
とても初々しい姿です


修理に出していたトナさんが2ヵ月半ぶりに戻ってきました。
毎日身につけていたのですから消耗は当然...
巾の広い方はボタンとループが切れそうになっていましたし
細い方はピューターが外れそうになっていました。

修理前の状態です。
← クリックで拡大します。

そしてこちらが修理後。


使い込んだおかげで飴色に変化し、貫禄たっぷりではありますが
不具合がすっかりなくなって、まだまだ大活躍してくれそうです!
お留守番役だったこの子も含め、長く大切に使いたいと思います。
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リトルミイがいっぱい!

2016-03-21 20:28:02 | 私のお気に入り
ムーミンショップのおしゃれな袋に入っていたのは、フィンランド土産のおすそわけ。
中身は、ペーパーナプキン2種、キシリトール入り歯磨き、シリコンへら、
グミキャンディ、ロリポップキャンディ、リコリスキャンディ、フレーバーティー4種と盛りだくさん。
ムーミンに登場するキャラクターの中で一番のお気に入り “ちびのミイ” がいっぱいです。

フィンランドに旅したのは、知人のお友だち...といっても、面識のない若~い女性なのです。
思いがけないプレゼントにわくわくしながら
日頃愛用しているミイ柄のクロスの上で写真に収めました。
ありがとう! 楽しませていただきます!! 
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おやつ

2015-09-13 21:57:29 | 私のお気に入り
取り立てて用事のない週末...とはいえ、長雨の後の晴天はわずか一日。
大物の洗濯をしたり、気分転換に本を読んだり、帰省の手配等々をしているうちにもうこんな時間です。
軽い疲労感を残したまま週明けを迎えることになりそうです。

さぁて、Bocco のささやかな楽しみのひとつ、近ごろお気に入りのおやつを紹介しましょう。
スーパーの駄菓子コーナーで試しに購入してみたら、これが案外おいしいのです。
大麦の粉(はったい粉)とお砂糖を固めた打ち菓子なのですが
余計なものが入っていないためか、とてもあっさりしています。
遠い昔の記憶に残る味と香り...母の実家で何度か食べた記憶しかなく
特に好きだったわけでもない味なのに、なんだかとても懐かしくて、つい手が出てしまう。。。

山本周五郎の小説を読みながら駄菓子をつまむ...
自分がこんな時間の過ごし方するなんて、夢にも思っていませんでした。
以前は、小説よりもノンフィクションや評論が読書の中心だったのです。
でもね、実は今、はまってるんです、山本周五郎や山本一力の世界に。。

過酷で理不尽な運命を生きる人々を描く中にも何か人間らしい温かみのある世界。
彼らの小説の行間には "真っ当さ” と “救い” があるような気がするのです。
私たちが生きる社会の...とりわけ昨今の...息苦しさは尋常ではありません。
今の私は、その息苦しさから逃れようとする心理が働いているのでしょう。
上手に気分転換をして、闘うべきものと闘わねばなりませぬ...なんてね。

::::::::::::::::::::

9月5日(土)は、沖縄映像祭(於 法政大学市ヶ谷キャンパス)に朝から出かけました。
2日間にわたって上映された全16本の映像のうち Bocco が観たのは以下の7本でした。
(できれば全作品を観たかった。。。)

○「琉球を奪還せよ!~台湾軍の沖縄出兵 in '72~」琉球放送/1995
○「忘れたい 忘れてほしくない ~石川米軍機墜落事故から50年~」琉球朝日放送/2009
○「悲風に吹かれて ~兵士は50年待っていた~」沖縄テレビ/1995
○「海にすわる ~沖縄・辺野古反基地600日の闘い~」琉球朝日放送/2006
○「裂かれる海 ~動き出した基地建設~」琉球朝日放送/2014
○「辺野古 もう一つの情景」琉球放送/2014
○「枯葉剤を浴びた島 ~ベトナムとオキナワ 元軍人の証言」琉球朝日放送/2012


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<おまけ>

昨日のおやつは、こしあんと求肥のうさぎあんぱん...でしたッ!
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待っててよかった!

2015-08-16 00:46:49 | 私のお気に入り
※この画像は、スニーカーを見つけたお店のサイトから拝借しました。


“履き心地よく、出番多し” の黒いワンストラップシューズの先を、自転車に乗っていてガリッとやってしまったのは先々月のこと。
慌てて修理屋さんに持ち込み、磨きの技術でほとんど元通りの状態にしてもらいました。

でも、この靴はもう通勤には使いません......使えません。
大のお気に入り頑丈ぺたんこ靴も、14年めともなればさすがにくたびれ方も相当な段階となって、引退の日も近づいています。

このアクシデントはさておき、シックなデザインのスニーカーをずう~っとずう~っと探していたのです。
ようやく見つけた “これぞ!” のスニーカー。
大事に履きますよ。
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すべりこむ

2015-05-31 19:17:47 | 私のお気に入り
5cm×6cm の小サイズながら存在感たっぷり
ここに一つの宇宙を感じるほど


沖潤子さんの作品です。
縁あって私のもとにやって来ました。
Kaiapua からのプレゼントでした。
昨冬に出版された沖さんの作品集『PUNK』と共に彼女が入手したものです。

明日から6月…
毛糸編みを中断し、チクチクヌイヌイやお直しのシーズンに切り替えたいと思います。
この作品をお守りに、頑張ることができるでしょうか。
時間とエネルギーを上手にやりくりするのが最大の課題かもしれません。



気の利いたラッピング。


この写真はこちらのサイトから拝借しました。
沖潤子さんがご自身のブログで紹介されている小澤典代さんのブログ記事です。
作る人も作らない人もぜひご一読を。
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