poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

保護色ニット& 差し色ニット

2015-12-13 18:18:41 | works
いつも選んでしまうBocco色...実際はもう少しダークな色なのです



ミイのキャップと同じ糸で編み上げたスヌード...でしたが
できあがったものにいまひとつ満足できません。
結局エイヤァっとほどいて編み直すことにしました。


こちらがその幻のスヌードです。
4種類の編み模様のパッチワーク風の組み合わせが
もたついた感じになり、すっきりしません。



それをこんな感じにするか...※
それとも極めてシンプルにかのこ編みの小さめのスヌードにするか...目下検討中なのです。


それと並行して編んでいるのが冒頭の画像のもの。
※と同じバスケット編みでも、素材の色や太さで印象がかなり異なります。
写真ではオーソドクスなグレーに見えますが、実際はもっと茶色味が強く
いつものBoccoカラーです。
日頃着ているものに合わせるとまるで保護色...安心というか無難というか。。。
そういえば、ボルドーは小物などで以前からたまに使っている色だと気づきました。

別の保護色カーディガンも編みかけのまま...
真っ赤なカーディガンはボタン付けがまだ...
お直しを待っているものもいくつか...
いい顔をした木のかけらや石ころも時々合図を送ってきます。
来年こそは、そんなものたちと遊ぶ時間を作りたい!
切実にそう思います。

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かけこみ

2015-05-30 16:32:52 | works
彩りに加えてみた Diane De Clercq のキャップ
てっぺんに赤を利かせているのはさすが


梅雨入りを前にカラリと晴れて、風通しのよい午後です。
実に久しぶりの更新になってしまいました。
昼間はパタパタするばかりで、夜はバタリと倒れ込むような日々。。。
それがようやく少しだけ落ち着いてきたところです。





乏しい時間をつないで編んだキャップ2点。
左のキャップは、被るとミイ(ムーミンに登場するあの女の子です!)のヘアスタイルみたいになるんです。
本当はもう少し赤みが強いぼたん色なのですが、古い iPhone で撮る手抜き写真のなせるワザ。
ちゃんとデジカメを使わなくっちゃね...と思いつつも易きに流れる体たらくは相変わらず。

右のキャップは、ガーター編みとメリヤス編みだけの極めてシンプルなもの。
色も形もオーソドックス...汎用性の高さが身上です。

しかし、すでに5月末。
もはや毛糸の帽子を被れるような気候ではありません。
虫食いの憂き目に遭わないよう大事にしまって来シーズンに備えます。

なお、大人の赤で予告したカーディガンは編み上がり、糸の始末も終えているのですが、ボタン付けがまだ。
というわけで、ご紹介できるのは寒くなってからのことになりそうです。


この子がリトルミイ
※クリックで大きくなります
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アンゴラちゃんです!

2013-11-04 23:33:34 | works
“あと15cmほど”…だったアンゴラちゃんが完成しました。
肌がチクチクしないふわふわの素材で、
200cmの長さながら、150gという軽さ。
プリーツ状の編み地は、グルグル巻くと空気の層がたっぷりできて
保温性もさらにアップするに違いない…と思うのです。
本格的に寒くなるのが、ちょっと楽しみになってきました。

すでに Kaiapua所望の巻きものには着手しています。
その次はどれにしようかなっ、なっ、な。。。
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できましたッ!

2013-10-27 19:28:29 | works
ようやく完成の運びとなったエッフェルタワーのショールです。
底辺=190cm、高さ=85cm の二等辺三角形というたっぷりサイズ。
ここに写っているのは、その頂角部分と思し召せ。。。

昨年末に編み始めて、編み終えたのは春先のことでしたが、
その後の作業…編み終わりのわずか7目と7目のはぎ合わせと端糸の始末…に
なぜか手が出なかったのです。

しかし、やってみればなんということはない。
一玉100gの糸は、途中のつなぎ目がまったくないというすばらしさ!
しかも、今回は結ばない方法で糸をつないだので
端糸の始末は実に楽々だったのです…ああ、なんということ。。
こんなことなら、もっと早くフィニッシュしておけばよかった!

このショールを編むために途中で放り出していたアンゴラちゃんも
あと15cmほど編めば完成です。
極細の毛糸なので、15cmといえども少々手間ではあるのですが、
その次には、Kaiapua 所望、穴あき模様のミニマフラーが控えています。
編みたいものはまだまだ残っているし、「お直し」が必要なものもいくつか。。。

でも、今日の作業はこれでおしまいです。
鼻炎が治ったばかりだというのに
先ほどから鼻や喉の奥がヒリヒリし始めていますから。。。
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おどうらく…その後

2013-01-14 15:17:56 | works
いつもより少し長いお正月休みの後の1週間の労働はなかなかハード。。。
それを何とかこなしての3連休。
人心地がついて、ようやく日常が戻ってきたような気がしています。

連休3日めの今日は、東京に雪が積もりました。
午前9時ごろは氷雨だったのが、その3時間後に家の外に目をやると
こんな状態になっていました。



例年より何日か早い積雪なのだそうです。
ラジオでそんなことを言ってましたが、ぼぉ~っと頭が半分眠っていたBoccoは
肝心の数字の部分を聴き逃してしまいました。
確かに、今年はいつもより寒さが厳しいように感じます。
先日、手の小指のあたりに痒みがあり、少し赤く腫れていました。
湿疹かと思いきや、よーく見るとどうやら軽いしもやけのようでした。
しもやけなんて、何十年ぶりのことです。
寒さのせいだけでなく、加齢も少なからず影響しているのかとは思いますがね。。


さて、一昨日と昨日はせっせと家事労働に勤しみました。
もちろん、時々休憩をはさみながらのことなのですが。。。
だから今日は “おどうらく” に邁進です。
昨日の煮物の続きをしながら、メールをチェックしたり、
本を読んだり、編み物をしたりの一日です。

年末に着手した “エッフェルタワーのショール” は、難渋しつつ進行中。
大物であることに加えて、中央部分の透かし模様が8目ほどのくり返しながら厄介なのです。
ときどき間違いに気がついて、泣く泣くほどいてはやり直しています。
一段あたりの目数が500目くらいあって(552目から減目をくり返して最後は14目にしていきます)
ほどくだけでも結構な作業ですが、それをやらずにはいられないのがニッターの “さが” なのです。

緑色の透かし編みのマフラーは、オステルヨートランドの糸で作りました。
写真では少し青みのある色に見えますが、実際はぼかし染めのダークな部分が深緑色で、
明るい部分はフォレストグリーンです。


雪はまだまだ降り続いています。
電車が止まったりしなければいいけれど。。。
明朝の出勤は、転倒しないよう気をつけなくてはね。

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続 毛糸ざんまい

2012-02-12 20:08:10 | works
お~寒い。
今年の寒さはひとしお身にしみ入ります。
それでも、徐々に日が長くなり、太陽の光もいくぶん春めいて
昨日あたりからツピツピと小鳥のさえずりも聞こえます。

春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず

“早春賦”の歌のそのまま…と
木立の中を歩きながら思う今日の午後でした。

そんな時期になってできあがった防寒グッズの一つめは
ミニ・マフラー。
お正月休みに作ったねじねじデニッシュパンの余り糸を利用しています。



サイズは16cm×140cm(使用量70g)。
写真ではわかりにくいけれど、寄せ目の穴あき模様です。
紺色のウールガーゼのミニミニマフラー同様、
酷使(今どきはヘビロテというらしい)することになりそう。
使っているうちに柔らかい毛羽が立ってくるのも楽しみです。

そして、こちらはかぎ針編みの指なし手袋。

『ニット男子2』掲載の作品を参考に、
サイズとデザインを少し変えています。
材料の中細毛糸(使用量50g)は、Boccoの手元で32年間眠っていたものです。
あくまで試し編みのつもりで始めてみたら、意外によい色合いに見えてきたので
完成させることにしました。
32年という長い時間が毛糸を熟成させてくれた…
そんな気がして、妙にうれしくなっています。
(写真では白っぽい霜降りグレーに見えますが
 実際には白い部分が生成に変色しています。)
深みのある赤とか青、それともナチュラルな茶系ミックスの糸で作ってもよさそう!
久々のかぎ針編みも、却って新鮮に感じられました。

次は何を編もうかな~♪
春間近なのに、まだまだやめられそうにもない毛糸編み。
いよいよ “病膏肓に入って” おります。


ちなみに、手袋に使った糸はイギリス・ペイトンズ社のパープルヘザー4プライ。
廃盤になって久しく、ダメモトで同社のHPを覗いてみました。
当たり前だけど、完全に別世界です。
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毛糸三昧

2012-01-11 01:03:44 | works
で~きた、できたっ!!!
ねじねじデニッシュパンみたいな毛糸編みは、幅12cm×長さ180cmのマフラーさっ!

年末に入手していた三國万里子さんの 『きょうの編み物』を眺めているうちに、
どうしても編みたくなってしまったのです。

だがしかし、手元にある糸で編むしかないわけで、
キョロキョロ見回したら、あった~!

小さなマフラーを編むために中細のアンゴラ混の毛糸を買って以来、1年あまりが過ぎていました。
それを4本取りにして10mmの針で編んだのがこれ!

こんなに太い針で編むのはずいぶん久しぶりのことでした。
細い4本の糸を引きそろえながら編み進むのは結構な重労働だということを
編み始めてから思い出したくらいです。

上腕部に軽い筋肉痛が残ってしまったけれど、そんなことはなんでもないさ!
早速、チャコールグレイのコートや茶色のロングコート〈1/14加筆〉に合わせ、首にぐるぐる巻いて使っています。
(なんだか、ヘビつかいにでもなったような気もするんだけど。。。)

200g弱という軽さもうれしいし、アンゴラのぬめり感は肌にやさしく、
ふんわりと首回りが温まる快適さ・・・なんてね。
何回か使った今は、ふわふわと起毛しています〈1/14加筆〉
(三國さんの作品は、カシミア&メリノウールの糸を使用。)




こちらは、Kaiapua によると “縄編みサンプル集” 的キャップ 。
上記の編み物本でも “5種類のケーブルをサンプラーのように並べたキャップ” と
紹介されているものです。
細編みの紫紺色ベレーに憧れて作ってはみたものの、今ひとつ気に入らなかったのをほどいて
一気に編み上げました。




そして、こちらは書店でチラ見したものを適当にアレンジしたミニ・マフラー。
本で見たのはとじつけてかぶるタイプだったのですが、着脱を考えてボタン留めにしました。
数年前に編んだセーターのあまり糸。幅15cm×長さ65cmです。


今年の毛糸遊びはまだまだ終わるところを知らず……
そんな気配でございます。
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どうやら年の瀬らしい。

2011-12-29 12:36:35 | works
このところなかなか更新できないまま
今日から年末年始のお休みが始まりました。

1年の半分、特に11月から年明けにかけてが猛烈に忙しい部署から脱出したのは去年の春。
現在は、年間を通して忙しさの度合いがほとんど変わらない環境だというのにねぇ。

今年は大晦日あたりからKenchenが合流し、3年ぶりに3人で新年を迎えることになりました。
とはいえ、あまりお正月らしいことはせず
それぞれが日頃の疲れを癒すことを第一義とするのがわが家流。
〈単なる怠け者の戯言ですね。。。〉
というわけで、お正月準備といってもさほどのことはありません。
今日は一人なので、何はさておき、思いっきり気ままに過ごしています。

それで、長らくのご無沙汰を埋めるべく、こんなものをお見せしたいと思います。
今年いちばん重宝している手編みのストールです。
この形に至るまでに、実は10年もかかってしまいました。

カシミアでなにかを作りたい、それにはまず材料調達!…と思い立ち
吟味に吟味を重ねて手に入れたのは、nepalという名の糸。
カシミア100%ではなかったけれど、なにより、
かすかに黄色みを帯びたベージュ、微妙なトーンの茶色が混ざったカーキ系の色が決めてでした。
〈その色をうまく再現できなかったのは、にわか手抜き写真のせい…ということにしておきます。〉
それを寝かすこと数年。
まず最初に取りかかったのは、縄編みの入りの大きな三角形と
ガーター編みの四角形を接ぎ合わせて作るベストでした。
仕上げられないまま放置している間に、ムシ食いが数カ所!!!
それをほどいて編み直しにチャレンジすることにしました。
2年越しで編み方向の違う長~い長方形を接ぎ合わせてストールにしてみたのですが
バランスが今ひとつなものに仕上がってしまいました。
それが去年の今ごろです。
再びほどいて編み直し、今年の春先にようやく完成したのがこの作品です。

サイズは55cm×150cm。
セーターやコートの上にはおり、後ろでコードを結ぶと
肩から上腕部、背中にかけてとても温かくなります。
しかも、250g弱という軽さなのでとっても快適

さぁて、陽射しがあるうちに買い出しに行ってきます!
ご無沙汰の罪滅ぼしに、年内にもう1回くらいは投稿したいな!
…と、ここで自分を追い込んでしまおう
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雨の週末はシェルターで

2011-05-29 23:47:46 | works
早々にスタートしてしまった今年の梅雨。
入梅と同時に大雨の週末になってしまいました。

この土日のどちらかに、李朝喫茶 “李白”(経堂)で開催中の野の花展に行こうと思っていたのですが、
雨足の激しさにたじろぎ、今回は見送ることにしました。

連休前からどういうわけか多忙で、体力だけには自信があった…はずなのに、
入浴中にうとうと。。。
湯船に顔が沈んでハッとするのが、まるでここ何週間かの日課のようになっていたのでした。
自分では意識しないところで周囲に気を使ってもいるのでしょうし、
メンタルな疲れも感じ始めていました。

そんな時は、のんびり気ままに過ごして心身を休ませるのが一番。
誰にも会わず、電話にも出ない(ほとんどかかってくることもないのですがね)。。。
合間合間に雑誌のバックナンバーに目を通したり、おやつを食べてお茶を飲んだり…と、寄り道してばかりの気まぐれな過ごし方をした2日間です。
 イバッテ言エルヨウナコトデハナイケレド。。。

まず着手したのは、2年越しの作業となったひも付きストールでした。
少々特殊な編み方を採用したので、端糸の始末が30ヵ所くらい。
それを根気よくやっつけたあと、共糸をコード編み(マクラメ編み)にしたひもをしかるべき位置に留めつけてできあがり

そして今は、チクチクヌイヌイの作業中。
濃紺のガーゼ生地に亜麻色の糸でステッチを入れていきます。
素材のデリケートさに辟易しつつも、
不器用さがかえってそれなりの味(ということにしておこう)になりそうな気配。
完成は次の週末以降になりそうですが、しばらくぶりの作業を楽しもうと思っています。

画像は、今回も5年以上も前の作品
背景に映っているのが、ひも付きストールの一部です。
こちらの方は、夏を無事越えられたらご紹介…ということにしたいと思います。
  写真も間に合わせの iPhone 版。ちゃんとしたものに差し替えなくてはと思いつつ。。。
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ゴシゴシとチクチクヌイヌイ

2011-05-19 00:04:02 | works
片づけものをしていたら、こんなものがひょっこり出てきました。
5年も前のフェルト作品です。

ナチュラルな亜麻色の原毛をひたすらゴシゴシこすってフェルト化したものに
縒りの甘い麻糸(3色)でチクチク縫い取り模様を入れていく作業…
その時の感覚が瞬時によみがえってきました。

設計図なんてありはしない。
ただ心の赴くまま、手が動くまま、糸と針で真剣に遊んだ…
そんな楽しい感覚です。

「やりた~い」と「やる」はまったく別のものであることは百も承知。
ダカラコウシテアガイテイルノサ~
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