poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

心は...ki・yo・sa・to

2006-09-03 14:40:07 | 野外教室
9月初旬、時には暖炉に火が入るくらい朝夕が涼しい清里でも、昼間はめっぽう暑くて、汗だくになってしまいます。
重いリュックを背負って炎天下の猛烈な暑さと強烈な日差しの中で植物採集をしながら歩く私たちって、実はとても自虐的なのかも…と思うほど。
それを13年も続けているのですから。。。

野の草花を自分で採集して、水揚げして、思い思いの場所に活ける…普段の生活ではまずできないこと!
清里の野外教室の最後は、それぞれが自分で集めた花材をすべて動員して、宿舎にある和弓の的を飾ります。
参加者が5人いれば、植物で埋められた的が5つ並ぶわけです。
それを私たちはコラボレーションと称して、楽しみの一つにしています。

使った草たちは、持ち帰って飾ることもできるのですが、私の場合、そのケアをする余裕がないので、“今年も存分に遊ばせてもらってありがとう! また来年もよろしくね!”と言って、自然に帰します。
的に飾った植物を撤去しているときに、手にしたお花がブーケになっていました。


 あずまやの木陰で…05年

話は戻って、初日の炎天下の強行軍の途中、野辺山の宇宙電波観測所のあたりでお昼になります。
お弁当を食べた後、早速“最初の即興作品を制作せよ!”との指令・・・
まったり気分にムチ打って作ったものです。
赤く色づいているのはリンゴの原種?だというヒメリンゴ。
グリーンのしっかりした実は、オニグルミです。

お花は持ち帰らなかったけれど、りんごはホワイトリカーに漬け、胡桃は染色に使いました。
このほかにも、サルナシ、クマヤナギ etc. も果実酒にしておいたのよ・・・www
今年はそれを持参して、夜のお楽しみにしようと思っています。
師匠をはじめみんなが持ち寄る果実酒等々も、野外教室の楽しいことの一つとして定着してきました。
コメント (7)
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