poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

相棒の生還

2011-03-08 22:34:41 | あれこれ
考えてみれば、使い始めてちょうど10年が過ぎていました。
いつダメになるかとカウントダウンするような思いで、だましだまし使うようになってすでに2~3年。
ある日、とうとう右側のつま先近くのステッチが10cm程度ほつれていることに気がつきました。
つま先が今にもパックリと口を開けてしまいそうな状態…外出先でのことでした。

さて、どうしたものか。。。
柔らかな革が足によくなじんでいたし、今、この長さのブーツを探すのは難しく、しかもツンと上向きになったアヒルのくちばしのような形状も気に入っていました。
でも、ごくごく普通の値段のブーツで、靴底を中心に相当に傷みがあり、全体にくたびれた状態です。
それを修理に出す価値があるかどうか…しばらく迷いました。

結局、ダメもとで相談してから決めればいいやと、思い切って修理屋さんに持ち込んでみました。

修理期間は、年末年始をはさんで3週間。
なかなか受け取りに行くことができず、ようやく3週間ほど前に見違えるような姿で戻ってきたのです。



靴底がすっかり新しいものになり、つま先もきれいに塗り直してあります。
やったあ~!
新品同様とは言えないまでも、あと数年ははけそうです。
簡単に捨ててしまわなくてよかった!!

靴の修理をお願いした先は、UNION WORKS AOYAMA
さすがの職人技、クラフトマンシップです。
プロの腕とはこういうものなのだ…と、再確認した次第。

コメント
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