石田菊香さんのピアノ・リサイタルが催されたのは一昨昨日のこと。
定時に仕事を終え、一目散にサントリーホールを目指しました。
デビュー30周年にあたる今年のテーマは、“嵐 -テンペスト-”
“人生に遭遇する様々な嵐を主軸に緊張と解放のドラマを5つの幻想的世界で描き出す” という構成です。
●ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第17番二短調 op.3ー2「テンペスト」
●ドビュッシー:
ピアノのために
●ラフマニノフ:
幻想的小品集 op.3より
●ショパン:
スケルツォ第1番ロ短調 op.20 他
●リスト:
ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
1年前の記事に書いたように、
菊香さんのリサイタルには、Bocco にとって自分を確かめにいくような意味もあります。
すがるような思いで演奏を聴いていたあの頃…。
当然のことですが、あの時の感動と同じものは現在の Bocco にはありません。
しかし、今この時こその感慨が存在します。
期待を裏切らない…どころか期待以上の菊香サウンド。
ふと “この人は呼吸が止まるその瞬間まで、命ある限りピアニストであり続けるのだろう…” と思いました。
岡山と東京でそれぞれ一年に一回のリサイタルを30年間続けるなど、とても片手間でできることではありません。
何より、続けるという意志をもち続けることが、並大抵のことではないのですから。。。
おそらく、菊香さん自身の中からわき上がってくる何か、あるいは目に見えない何ものかに導かれて、ピアニストとしての人生を紡ぎ、積み重ねてこられたのでしょう。
つまり、一人ひとりそれぞれに、何かを背負い、何かを抱え、何かを求めて一生を過ごすということ?
リサイタルのテーマに呼応してしまったのでしょうか?
今年の定点観測では、期せずして人生を思うこととなりました。
::::::::::::
というわけで、今回のテ・ン・ジョ・ウは、アークヒルズのカラヤン広場を被う屋根。
雨天の夕方にしては、明るいですね。
←クリックしてください
居合わせた友人お勧めのアングルはこちら。
植物の緑で画面がいきいきとします。
でも、Boccoらしいのは、やっぱり冒頭のベタな画像の方。
…そんな気がしてメインにするのはやめました。
定時に仕事を終え、一目散にサントリーホールを目指しました。
デビュー30周年にあたる今年のテーマは、“嵐 -テンペスト-”
“人生に遭遇する様々な嵐を主軸に緊張と解放のドラマを5つの幻想的世界で描き出す” という構成です。
●ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第17番二短調 op.3ー2「テンペスト」
●ドビュッシー:
ピアノのために
●ラフマニノフ:
幻想的小品集 op.3より
●ショパン:
スケルツォ第1番ロ短調 op.20 他
●リスト:
ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」
1年前の記事に書いたように、
菊香さんのリサイタルには、Bocco にとって自分を確かめにいくような意味もあります。
すがるような思いで演奏を聴いていたあの頃…。
当然のことですが、あの時の感動と同じものは現在の Bocco にはありません。
しかし、今この時こその感慨が存在します。
期待を裏切らない…どころか期待以上の菊香サウンド。
ふと “この人は呼吸が止まるその瞬間まで、命ある限りピアニストであり続けるのだろう…” と思いました。
岡山と東京でそれぞれ一年に一回のリサイタルを30年間続けるなど、とても片手間でできることではありません。
何より、続けるという意志をもち続けることが、並大抵のことではないのですから。。。
おそらく、菊香さん自身の中からわき上がってくる何か、あるいは目に見えない何ものかに導かれて、ピアニストとしての人生を紡ぎ、積み重ねてこられたのでしょう。
つまり、一人ひとりそれぞれに、何かを背負い、何かを抱え、何かを求めて一生を過ごすということ?
リサイタルのテーマに呼応してしまったのでしょうか?
今年の定点観測では、期せずして人生を思うこととなりました。
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というわけで、今回のテ・ン・ジョ・ウは、アークヒルズのカラヤン広場を被う屋根。
雨天の夕方にしては、明るいですね。
←クリックしてください
居合わせた友人お勧めのアングルはこちら。
植物の緑で画面がいきいきとします。
でも、Boccoらしいのは、やっぱり冒頭のベタな画像の方。
…そんな気がしてメインにするのはやめました。
ある意味、驚きのリサイタルでした!
菊香さんの演奏を初めてお聞きになった方は、強烈な印象に驚かれるようです。
プロと素人の境目がどこにあるのか、私にはよくわかりませんが、記事にも書いたとおり、菊香さんは一生涯ピアニストなのであり、表現者であり続ける方なのだと思います。
菊香さんが演奏を続けられる限り、私も会場へ足を運びたい…というより、受け止められる自分でありたいと念じています。
やはりそうでしょうね・・・
私は、とあるサイトで宣伝されているのを見てコンサートに行ったんですが、Bocco様のお言葉を借りると、まさに「期待不調和」なものでしたから・・・。
クラシックは、まずは譜面どおりに弾くことが基本です。ピアニストはピアノを弾いていればみなピアニストですから何とでも言えますね・・・。いまだにキツネにつままれた感じです。