あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

昨日は寝ちゃった(;´∀`)

2011-11-02 | from:sachiaki
てなこったで、改めましてこんばんは。sachiakiです。
なんか昨日は寒気がぜんぜん収まらなくって
これはイカンなー…と23時過ぎにサクッと寝てしまった次第でありますよ。

で、今夜はうっかり文学フリマで買ってきた本がおもしろくって
風呂で1時間も過ごしてしまったので変な時間になってしまいました。
読んでいた本→「古事談」の寄せ集め等を収録した「日本いろもの古典」なりにけりw

いやー、いいっすわ。
夢中になって江戸時代や奈良時代などの貴人たちの下々な話などを読んで、
んなわけあるか~い!と突っ込んだり、まぁお下品。なんて蔑んだりできて、
さながら東スポで喜ぶ下卑た人間そのものになれちゃうもんねw
普段はそういったものを「マスゴミがw」なんて言ってるくせにねw
まー、人間なんてやっぱ低俗なものでございますよwww

と、自分をごまかしてみてみたところで土曜日の芝居の話。

見に行ってきたのは「ラフカット2011」という30分の短編お芝居を
4つで構成する詰め合わせのお得なお芝居イベント。
これがまたそれぞれ脚本が書き下ろされ、
演じる人たちも1編ごとにオーディションで選ばれた役者さんで
なんていうか、全員やる気に満ちていてエネルギッシュ。
脚本なんか、歴代の人たち見てもすごい人ばっかりでビックリした(´∀`;)
(松尾スズキさんとか、入江雅人さんとか、中島かずきさんとか…)

で、今回はこのイベントを主催している堤泰之さんの脚本の芝居がすごくてねーwwww

1話目「夢か、現うつつか」はいわゆる考える系の重ためのストーリーで、
最初に就職活動の集団面接から始まり、主人公がなぜ「出る杭は打たれる」という
言葉に感銘を受けたのか?という命題を持ちかけ、
彼の幼稚園時代から小学校低学年・小学校高学年時代、中学校時代を次々と見せられ
最後に29才の同窓会のところへと話は転んでいきます。
幼稚園の頃は「地球防衛軍になりたい」だった彼も
だんだんと現実が見えるようになり「地球防衛軍を演じる俳優になりたい」という
具体的な夢へと固まってきて、今度は夢と現実の狭間で悩むという
この「ラフカット」という舞台で演じるには等身大過ぎる
とてもリアルな演目で、すっかり魅了されてしまいました。

1話目で重たい芝居が続くのかな?
それなら気合い入れ直すかな?なんて思っていたら
2話目(ラフからのセカンドショット)はいきなりテンションの違うストーリーで
劇中劇が入ったりと、見せ方もドラマチックに。
1話目に引き続き「芝居」がテーマなんだけど
劇団の内部のドロドロ部分や、一個の公演が完了する為の役者の決意など
熱いものなども感じさせ、最終的に落とすという起承転結型で
先ほどの重たい頭の中がリセットされちゃいましたw

まさか公演を成功させるために座長がいない間に役者たちが大葛藤しているってのに
座長が戻ってきてのヒトコトが「この公演は中止だ」なんてねーwww
その前に芝居の練習風景で「あ!空振り」っていう台詞が
このオチへの伏線だったとはwww思わず膝を叩いてしまいましたぞw

で、休憩を挟んで3話目。
さすがに疲れてきたなー…ってところで
お笑いNON STYLEのいしだあきらさんが脚本の「DEAD OR DEAD~さあ、生きるんだ~」。
完全にコントでしたw
もちろん芝居なのでそこは役者さんたちの力の入った演技があるのですが
笑わせるぞ~笑わせるぞ~という別の気合いも感じ、
終始ニヤニヤしながら観劇できました。

問題はこの次、ラストの「テオリ」。
テオリは「手折り」と漢字を当てると分かりやすいんですけど、
ようは劇団のDMなどを次々と折り込んでいく
プリセット行程のことをそう呼ぶようで、
とある劇団の公演裏手で小さくなって別の劇団が自分たちのフライヤーを
手折り作業に来たものの、その劇団があまりに突拍子もないタイトルや
役者名をつけることに圧倒され、いつの間にか引き込まれてしまう…
という、文字にするにはいささか問題のある強引なお芝居で…

ていうか、今冷静になった頭でこの4話を思い出しても
完全に理解の範疇外にいることは間違いありません
なのに謎の感動をもたらされたのは、
ひとえに強引なストーリーもさることながら
演者がいかに脚本家に心酔しているか、また心酔しているからこそ
全力でその話に入り込めるという錯覚、幻を追体験させてもらったからなんだろうなとw

だいたいなんで役者の芸名が「吉原炎上」やら「ねぶた祭り」なのか、
また話とはまったく無関係と思われる、ただ芸名に合わせただけの衣装を着て
一つのストーリーを芝居しているってのに違和感がないのか。
さらにいえば、賽の河原を表現するのに、なぜ人のふんどしを
わざわざ解いて揺することによって川を表現したのか、
また役者さんなのにも関わらず、俳優さんたちがモッチリしていたのか…

まったく皆目検討もつかないまま終わってしまいましたw
そして謎の感動(大事なことなので二度言いますよw)。
さすがこの公演の総括者である堤泰之さんの脚本だったなーとwwww

まー、とにもかくにも。
4話全てがまったく違うストーリーで
どれもダレることなく観劇できたのは素晴らしいことだなと。
それだけは確かだったなと。
そう思い込むことにして筆を置こうと思います。


追伸:堤泰之さん、調べてみたら大好きだった
   「お茶とウンナン」の構成作家さんだったよw
   あの客を置いていく強引さはあの頃から秀逸だったけど
   そうかそうか、あの番組に関わってた人だったのかーと
   妙に納得してしまいましたw また来年も見に行きたい。

それでは長くなってしまいましたがこの辺にて。
おやすみなさい☆モイ!
コメント (2)
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