あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

ものを見る力とはなんじゃらほい

2022-06-29 | from:sachiaki
昨晩は毎月行われているオンラインでの読書会にて
小林秀雄著作の「本居宣長」の上巻最終章を読んできたsachiakiです。

この話をする前に、読んできた本のことに触れなくては……と思ったので
その話を少し置いておきますね。

毎月行われているオンラインの読書会ですが、
以前はお茶室でお茶を最後に一服して帰るという
お茶の代わりに本を回して読むような音読会だったのですけれど、
今はオンラインなので一節ごとに誰かが音読をし、
順番で次の方がその次の節を読むよいうことをしています。
こうすることで
一冊の本をめぐって読むだけでなく
声に出すことで内容が残りやすく
意見交換の時の発話がしやすくなるようです。

さて、そんな一風変わった読書会で最初に読んだ本が
「茶の本」であり、次にぶ「武士道」そして「代表的日本人」と
進めてきたわけです。
私が欠席していた回の中では「風姿花伝」も読まれたみたいですね。

これらを読み進めてきて気づいたことは
日本ならではの感覚かどうかは脇に置いておいて
「ものごと(茶道しかり、言語習得しかり)を習得する時
 そのものに同化しろ」的なものがとても多いんですね。
例えば本居宣長は「古事記伝」を書き記すまで
古人がどういった心持ちで歌を読んだのか、
ということをしつこく丁寧に資料にあたり
彼独特のインスピレーションで当て字にされていた
訓読み漢字を説き解しているんですけれど

例:波夜久阿礼袁斯泥登夜阿淤母富須良牟
  → ハヤクアレシネトヤオモホスラム)
この部分と後に出てくる
  淤母富志売須那理祁理 →  オモホシメスナリケリ

この二つを比べて「良牟(ラム)」から「祁理(ケリ)」に
至る心情は訓み(よみ)聞こえるものだと書き記してあって、
後世の人間からすると「なんでそうだと言い切れるんだ?」
って思ったりもするんですけれど、
それは彼が師事した賀茂馬淵から教えてもらった
日本語独特の助詞「てにをは」からくる柔らかなものの言いざまや
弱さやありのままを記そうとする飾らない言葉を
彼(宣長)は源氏物語から感じ取り、
そういった古人の心をインストールしたからこそ
訓みざまというものが聞こえてくるのだと確信しているようです。
言い換えると「阿吽の呼吸」というものが
ものから感じられるようになるというようなことなのでしょうか。

そしてこういった「なりきれ」というものの言い方は
本居宣長だけでなく、岡倉天心の「茶の本」の中にもあるし、
「風姿花伝」の中でも絶えず出てくる話でもあります。

物事を見たり聞いたりする時、
人は誰しも自分の持っている潜在的なフィルターを通してでしか
見ることができないので、
同じものを見ても全く同じことを見るのはほぼ不可能であるってことは
現代の認知(心理)に関する話だけでなく、
科学的な方面でもそうだと肯定されているようなので
古くは哲学的な問題としても「見ているものはなんぞや?」という問いは
常につきまとい、それに対するアンサーとして
東洋では「禅」と呼ばれるような
「そのものをあるがまま見ろ」というものに収束したように思います。

と、意味がわからんっていうような内容の日記になってしまったけれど、
「ものをみる」ことの難しさについて思うところがあったってことで。

さて、いったん切り上げてお店に集中してきます。
そんじゃまた。モイモイ。
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もの思うには暑苦しい日々

2022-06-28 | from:sachiaki
暑いですねぇ。
まだ6月ですよ?
いや、6月が夏服に切り替わる時ですし
夏至もあるので夏の気温になるのは
それほど不思議ではないんですけれど、
梅雨!本来梅雨で、夏服に切り替わったら雨で涼しい……
これはどういうことなんだってばよ?!
なんてことをブツクサ言いながら、
雨露に濡れる紫陽花を愛でたりするのが本来の姿でしょう?
それがなんでこうも夏真っ盛り!!ってことになってるんですか。
あぁ、プールが恋しい。

暑いのは好きなんですけれど、
暑いと身体中の熱がこもってすぐに倒れるsachiakiです。

寒くてもダメだし、暑くてもダメ。
まったく面倒な体質だなぁとなります。
ちゃんと汗かけるような体に戻していかないとですわね。

で、暑過ぎるのは苦手なんですけれど
快晴のもとで歩くのは好きなので
ついつい長い散歩に出ては思索を深めているうちに
あ、これ熱がこもってるな、ヤバイなって気づくのに遅れて
帰宅してからへばるってことがちょくちょくあるので
気をつけないとなぁって思っているところです。
先日もそれで暑さ当たりをしてしまって
復活するのにちょっと時間がかかったんで。

ちなみに今までの対策は
・水分確保(ハト麦茶かスポーツドリンク)
・日傘
・首を守るためのつばの広い帽子
・あまりまとわりつかない服装(着脱しやすく)

なので、ふと印象派なんかで描かれている
日傘の女性の姿ってけっこう暑さ対策をキチンとされているんだな
なんてことに気づいたりですw
まぁ服装が暑苦しそうですけどね。

ところで昨晩「結婚式の加害性」なんてワードが
Twitterのトレンドに上がっており、
なんじゃそりゃって思っていたら
 自分は独身でずっと来て、ご祝儀だけをあげ続けることしかない
 そんな酷いことをこれからも続けていくのか世間様はよ!?
みたいな話が元だったみたいで
なんていうか、「クソして寝ろ!」案件過ぎて
イタタタタ…って思ったんですけれど
慶ごとを素直に祝えなくなってしまっている時の精神的疲弊っていうのは
それはそれで心配だし、
その背後にある「選択できる側(現代では女性が大半かな)」を自由にしていると
あぶれるのは「条件の揃っていない側(男性が多いのでしょうね)」で
その環境要因はある程度社会に訴えられるのではないか?
というものもあるのかもなぁ……なんて。
一昔前までのお見合い結婚が主流だったことと
家族制度の妙味について考えたりしていました。
この辺のことを書こうとすると
日記の枠では収まらないと思うし、
それこそ調べることが山ほどあるのでアホなことを書きかねないので
この辺で矛を収めようかと思います。

ちょろっと私見を置いておくとすれば
農耕をし、土地が固まり、その土地に縛られるがゆえの結婚と
出産をするための家族という一つの塊だったのだろうけれど
もう土地に縛られない世界において
ぶっちゃけそこまで家族にこだわる必要はないんだよなぁ
なんて、また怒られそうなことを書いてみたり。
まぁなんにしても、色々もののしがらみから
解き放たれていく過程にある時代なのでしょう。
性別からも働き方からも集団としてからも。
そんなことを考えていました。

てなわけでそろそろお仕事に戻ります。
そんじゃまた。モイモイ。
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カミサマがいるかいないか

2022-06-27 | from:sachiaki
レイジングループの暴露モードも今朝がたまでかかって
ようやっとプレイし終えました。
ここから先、おまけのボーナスストーリーがあるそうで
まだもう少し寝る時間が削られるみたいです。
眠気でシンドイけれど、
珍しく夫婦で揃って謎解きを楽しんでいるので
無碍にするわけにもいかずガムバッテいるsachiakiです…( ˘ω˘)スヤァ

さて、このゲームは先日の日記でも書いた通り
「ひぐらしのなく頃に」や「サイレン」にも通ずる
日本独特の宗教観や進行を逆手にとったストーリーであり、
ぶっちゃけ「それを言っちゃぁおしまいだよ」というような
謎の超常現象もあるし、「脳がそう認識するから」という
謎解きにあるまじき言い訳が用意されているので
ンモォウ!真面目に考えていてのが馬鹿馬鹿しいワーイ!
っていうところもあったりするんですけれど、
概ねのことはメーカーさんが意図していた通り、
謎の超常現象とかあるけれど、ほとんどのことは
超常現象にみえる犯罪が行われているだけなので
一応の解答は用意されています。
京極夏彦さんの「姑獲鳥の夏」や「魍魎の匣」が好きな人には
けっこう刺さる内容なんじゃないかなーって思います。

さて、この辺のゲーム解説的なところにずっと囚われておりましたが
このゲームの中で「カミサマ」というのは
人間の心が作り出した「正しくありたい」という心の形が
顕現したものであり、ほとんどの人がそれを持っており、
心の底から「カミサマ」から自由である人はいないと言っておりまして、
だからこそ主人公が人の心の機微には鋭いものの
倫理観や情に欠けたサイコパスで謎をガンガンに打ち砕いていく様は
さながらマジックの種明かしみたいで面白いものがありました。

で、このことを踏まえて先日ツイッターをぼんやり見ていた時に
京大出身引きこもりニートで有名なphaさんがツイートされていた
「禅とはしがらみをなくした状態でものを見ること」
というものとリンクするなぁ、なんて思っていたのでした。

私はなんだかんだで「善」というものを信じるけれど
(ただし、その「善」がなんだかはわからない。
 でもたぶんみんなが心に元から持っている
 子供には優しくありたいなどの小さな親切心のようなものを
「善」と呼んでも良いんじゃないかと思っているぐらいのもの)
それらだって物事を見る時の足かせになっている、
というのはたしかにそうなのだと思っていて
そういった意味では「神」や「カミ」や「至高の御方」のようなものは
おそらくどこにもいないだろうってことを思ったりしているのです。

とはいえ、なんていうか。
人間の心ってそんなに強くないというか、
集団で生きていこうという時に
一つ一つの事象をしっかりと見て吟味し
なるべく集団に貢献しつつも個人の自由を謳歌するというには
世の中が複雑だし恐ろしいので
なにかに縋る対象として「カミサマ=正しいもの」というものが
必要になり、それを統べたい人にとっては
利する形で運用したいってことはあるんだろうな
なんてことを考えていました。

私はいまだに暗所恐怖症ですし
家の中になにか見知らぬものが見えたとして
それは基本錯覚だろうし、怖いという危機感は
夜を恐れる動物の生存本能がまだどこかに残っているか
神経過敏なだけなんだと思ってもいます。

ちなみにこの考えの延長で「幽霊はいるだろうな」っていうのもあって
目が見えない人にとって、目とは別の様々な別のセンサー(神経)が動き
目が見える人より深く探知できるように
またこちらが確認するより前に誰かの視線などに気づくように
この世の中には見えない「なにか」が溢れているのは確かなんじゃないかしらん。
なんてことを思っているわけです。

あらゆる能力は想像力を失った時に奪われた。
みたいな話で、子供の時に認知が未発達な時の方が
異変に気付きやすかったり共感覚が優れているような
そういうものが大人になっても残っている人がいる
ってぐらいのことはある気がするんです。

まぁ他にも色々と思うところがあるんですけれど、
またsachiakiが胡散臭いことを言いよっているなぁ
って思ってくれればそれでいいです。

「カミサマ」について、私の父方の祖母(祈祷師的な人)に言われた
「あなたはあなたの神様をみつけなさい」って言葉とも
妙に符合するなぁって思ったってぐらいの話です。
ちなみにその父方の祖母こと奄美の婆ちゃんは
別に沖縄地方にある信仰としてのユタではなく
伴侶としていた私の爺ちゃんが30代の半ばという
若い身空であちらの世界に呼ばれてしまったため
爺ちゃんがその一帯の面倒見る人であったこともあって
自分もなにか「力」みたいなものが必要だと思い
四国のお寺で修行して免状をもらったという
神仏習合も甚だしいような人です。
なんで「自分の神様」というものをみつけたなんてことを
言えるのか不思議なものですが、
まぁもしかしたらユタ信仰だのなんだのが息づいている地域なので
うまくいったってだけなのかもしれません。
そして私は未だに「自分の神様」なんてものは見つけていないので
変わらずフラフラとしているような感じです。

と、盛大に話が逸れていきましたけれど
人間の想像力というものは厄介でもあり
素晴らしいものでもあるので
うまく使いこなせたら良いですよね。
と、当たり障りのないことで締めようと思います。

そろそろおでかけしなくちゃなので。
そんじゃまた。モイモイ。
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じゃ、夏なんで!…なんてもんじゃないわな

2022-06-26 | from:sachiaki
今日は実に2年ぶりぐらいになるんじゃないか?
というアニソンのカラオケをしてきたsachiakiです。

カラオケはとっても楽しく、
カラオケも終わって解散したあと
ドラクエウォークで歩いていたら
喉が渇いてきて「あー、これはやべーな」って思っているうちに
あれよあれよと体温が上がっていって
気づいたころには目がチカチカしてきて
歩くのがしんどくなってしまいました。

と、書きたいことはいっぱいあるんだけど
眠くてしかないのでいったん終わり。


朝5時半までゲームしてたのが悪い。
やれやれです。















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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ジュネレーション設定はどこだ

2022-06-24 | from:sachiaki
やっちまったな!って感じでガッチリ寝不足が続いております。
その甲斐あって、本日20時過ぎにトゥルーエンドを迎えたので
これで今日から眠れる。
なんて思っていたものの、ここからさらに「暴露モード」があると
ゲーム画面に出てきた時には

な、な、な、なんだってーーーー!!!!

って、90年代に少年マガジンを読んでいた世代なら
なんとなく覚えのあるMMRのK林さんの顔をしてしまったsachiakiです。

ところでそのプレイしていたゲームこと
「レイジングループ」ですけれど、
ちょいちょい私〜パンダ世代(つまり40代〜50代前半)にしか
わからんのちゃう?っていうネタが入ってきて
プレイする層をどの年代に設定してるんだ??
ってなってしまいましたw

上記の「なんだってーーーーー!!!!」もご多分に洩れず
ゲーム内のオカルト話をしているところで出してきて
学生にポカンとされるシーンがあったり、
「MDの電池がなくなっちゃって」とか
「学園祭のとある日常がループする劇場版を見ましたか」とか
なんていうか、私たち世代ならドンピシャの表現なんだけれど
時代設定的には現代っぽかったので
携帯の電波が届かないどころか、新聞も数日遅れで届く…
なんていう限界集落の設定にしても
ちょっと無理がなくないか?
っていう話があってちょっと笑ってしまいました。

なんにしても年齢制限で「17歳以上」とありましたけれど、
あきらかに40代あたりがニヤッとするネタと
オタクなら「あらかわいい」って思ってしまうような
最初は憎まれ役なんだけど、ゲーム後半では
好感度が爆上がりするおじさんキャラなんかもいて
若い人には勧めにくいけれど、
同世代には「ぜひプレイしてみて!」って言いたくなる
見事な”人狼ベースのゲーム”でありました。
やっぱねー、人狼の面白さである騙し合いはね
かなりの見どころとなりました。
死なないと手に入らないストーリーを開ける鍵があるとはいえ
基本的にはこの世界が持っている謎の解明がしたい!
っていうところが大きいので
なるべく死ぬ時は「次の鍵が手に入りやすいところ」って
狙ってはいるものの、そう簡単に思い通りにならなかったり
そういうままならなさが面白かったですw

そしてトゥルーエンド見たぞ!!!!ってやったー!クリアだー!
ってなったところで冒頭の「暴露モード」っていうのが
画面に出てきた時にギョエー!!となったのでありました。
この「暴露モード」はDVDによくあるコメンタリーモードで
ゲーム中でのセリフのあとに各キャラクターの
その時の心のうちのセリフが出てくるので
なんであんなことを言ったの?していたの?という
大きな謎の背景に潜んでいた小さな日常の謎が
どんどん解き明かされていくってモードでありまして
これがまた全シナリオにつくのかと思うと
また…また寝不足なのか…なんてなる始末です。

まぁ旦那ちんことパンダ氏が「今夜はもういいんじゃないか?」って
ゲームを切ってくれたので、たぶん今日は眠れるんじゃないかな?
って思っています。

それにしても。
「ひぐらしのなく頃に」の時のような壮大な仕掛けがありつつも
一番大きな謎が残ったままっぽいのが
ちょっとウ〜ンって気になっているところです。
「祟り」や「穢れ」「バチ」っていうものを信じ込ませるために
かなり大掛かりなことをするっていうのは
「ひぐらし」も「レイジングループ」も同じなんですけれど、
「ひぐらし」も「レイジン〜」も摩訶不思議力が伝えたりするので
それができちゃうんだったらなんでもありじゃない?
なんてことを思ってしまったりですw
まぁそこは世界観なのでいいんですけれど、
一番気になっていた「この村(藤良も休水も)の村民はみんな死んでいる」
っていう設定なんじゃないの?
惨劇回避したら全員生きてました〜っていうものなの?
あれ?あれ??ってなったりしてました。
てっきり「サイレン」と同じで
村人は死んでいることに気づかず普通の住民として暮らしていて
でもサイレンが鳴ったり、合図があるとゾンビとして動く
っていう話なんだと思っていたのに〜。
(あれもループする世界だったし)

まぁなんにしても、「夢を調整できる」という
超チートのキャラクターが出てくるので
壮大な夢オチが出てきたらどうしよう…なんて思ったりもしています。

ここまで入れ込んでいるのも、それだけシナリオが面白かった!
ってことなんですよ。

ちなみに私がこの作品で一番気に入っている理として
「人は正しいと信じることができれば、どれだけ残酷なことでもできる」
というものなので、人によっては耳が痛い人もいるのかもしれません。
そしてこの作品では明確に「悪になれ。悪になれば君は自由だ」って
のうのうとのたまったりするので、
言葉をそのまま受け止めてしまう人は少し考えた方が良いとも思います。
そういったことも含めて17歳以上っていう設定は絶妙なのかな〜とか
そんなことをも思ってしまったり。

とにもかくにも、明日からまた暴露モードをプレイする予定なので
ツイッタなどの投稿は減ると思います。
なので「あいつ生きてるのか?」って心配なさらずとも大丈夫ですよ。

というわけで今夜もこの辺にて!そんじゃまた。モイモイ。
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自分が大事にしている熱量のある話は難しい

2022-06-23 | from:sachiaki
先日の日記ですでにかけらがこぼれたのですが
その翌日に私が実行委員として関わることになった
とある団体の委員長さん(関わる前からの友達)と
実行委員会のミーティング後で知人のたい焼き屋さんへおでかけしたのです。
で、その時になんでもない会話をするつもりが
なぜかけっこうな本音の部分に入ってしまって
むちゃくちゃ恥ずかしいことに店内でイートインしている中
泣いてしまったsachiakiです。

人前では泣かない、怒らないを原則で過ごしている私にとって
むちゃくちゃ致命的な瞬間だったのですが
なんでそんなことになってしまったかというと
その先日の日記でも書いたように
強い人の思想(人は強くならねばならない)というものの危なっかしさについて
話をしていた時に、私は子供時代から父が関わっている
車椅子の人たちを見ているので
弱者という人たちが弱いわけでもないし、
そもそもその人たちが乗り越えられたことは強いことでもある。
しかしながら彼らが乗り越えられたのは環境のおかげだし、
もっといえばそれは生まれた資質によるところも大きい。
自分が巻かれた土壌がどんなところかもわからないのに
人が自分と同じような環境にいるとは限らないし、
そもそもその場で精一杯咲くしかない。
そして咲くためには必要なことがあって
その必要な条件もない中ではなにもできないのも真なのだ。
というような話をしてきたんです。
そんな話を私よりもずっとハードモードで生きてきた友人が
真摯に聞いてくれて「私もそう思うよ」って同意してくれたことで
感情がブワーーーーーーーっと溢れ出てしまったようで
人前でグシュグシュと泣いてしまったのですねぇ。

めちゃくちゃ恥ずかしかったわー。

私は感情が大事だとは思っているけれど
人との会話の時にそこまで感情を大切にしているわけではないので
(感情よりもノリの方が大事というか、心地よく進むことの方が大事)
感情によって言葉が遮断されることの苛立ちもあったりしつつ
この人はそれでも聞いてくれる人だという安心感があったみたいで
ブワーっとしちゃったみたいです。
そして熱量のある話というのは、
こんなにも話をするのが難しいのかと実感した次第です。
熱がこもれば言葉が拙くなるし、
言葉が流暢だと熱意が伝わりにくい。
とはいえ、そんなに熱意のある話なんてする機会なんて
早々にはないので困ることはないんですけれど、
感情というやつは本当に厄介だなぁって思いました。

その前に人前で泣いたのは悔し泣きだったので
今回は全然いい方向だったけれど、
もう少しうまく感情を制御できたら良いなと改めて思いました。
ちなみに前回人前で泣いたのは、
あまりに尊大で周りの空気を壊すことを厭わない
パワーハラスメント的な状況だったのに
私が止めに入ろうとすると他の人たちに
今はダメだって止められて何もできなかった時です。
あの時ほど無力を感じた時間はなかったかもしれません。
業界の重鎮だかなんだか知らんけれど
たしかにその人の叱っていたことには正当性があったかもしれないけれど、
たくさんの人が楽しく過ごしている時に
自分よりも立場が下の人に対して大声で叱り続けるなんて
普通に考えてあり得ないって思ったんです。
けれど
「あれは耐えないといけないやつだし、現に耐えている。
 だから今は引っ掻き回してはいけない」
って言われた時の理不尽さと「パワハラなどから救う」とか
うたっている団体の中身がこれかと心底呆れたというか
とにかくただただ悔しくて大泣きしちゃったんです。

私がもっとうまく立ち回れることができれば
あの場をもっと和やかにしつつどうにかできたのだろうか?
自分の青さにも呆れつつ、
やはり山口六平太術があれば道化として立ち回り
打破できたのではないかと夢見てしまったりもします。
どの人のメンツも潰さずに立ち回るのは
たぶん不可能に近いのだけど、
もっと賢くなりたいなぁと心の底から思います。
ここでもまだ自分の感情がうまく扱えていない気がするので。

タラレバなんて話をしても仕方がないし
現実に戻るとしましょうかね。
引き続きお仕事お仕事。
頑張ってまいりますよ〜。
モイモイ。
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レイジングループ(2015年)をプレイし始めました

2022-06-22 | from:sachiaki
もともとはスマフォ用アドベンチャーゲームだったそうですが
2015年の発売から人気があったみたいで
2017年にはプレステVita、4に移植され、
その後もスイッチ、ウィンドウズ版と移植されていったとのことなので
かなり期待度が高まっていたゲームをいよいよ始めてしまいました。
どうも、半徹夜なsachiakiです。

昨晩日記が更新できなかったのもそのせいなので
ダメ人間としてまっとうに爆進中であります。

いわゆるアドベンチャーゲームなので
読みながら話を進めていき選択肢を選び
その選択の結果によってシナリオのどのルートを進むのかを決定し
結果が変わっていくというゲームであります。

ラノベからブームになっている「死に戻る」という
いわゆるループものなのですが
もう主人公が死んでも記憶があるから次の選択は間違えないぞ!
っていう系の話にはだいぶ慣れている現代人にとって
そのありきたり感をどうやって突破するのかな?と思ったのですが……。

まぁ日本独特のサイレンスホラーというか
村社会マジで怖いね!っていうものなので
同じくアドベンチャーゲームである『ひぐらしのなく頃に』※1を想起させつつも
あるメロディを起点に話が進んでいくところは『サイレン』※2のようでもあります。

まぁぶっちゃけ大流行りしたテーブルトークゲーム『人狼』の世界を
日本の封鎖的な風土でやってみたらこうなりました。
という世界なのですが、ゲーム中で死ぬことを推奨しているので
なんども死んで開かないシナリオの鍵を手に入れて
ストーリーの全貌を明かすというので
ヒントを出してくれるヒツジに「元気に死んでこい!」と言われたりして
ちょっと笑ってしまったりもしますw

と、まだ書き始めですがそろそろお店に向かわなくては。
それでは一度離席しますよ。
そんじゃまた。モイモイ。




※1 パラレルワールド解釈でループものの走りといっても良いゲーム。
 インディーズゲームと呼ばれるメーカーではない同人ゲームであったのが
 口コミで広がっていきアニメ化、ドラマ化、実写映画化となっている。
 説明不要の今も人気がある神ゲー。

※2 日本独特の村社会を舞台にしたサイレンがなると様相が変わり
  主人公がサバイバルしなくてはならないホラーゲーム。
 『サイレントヒル』『バイオハザード』などの系譜で
 アクションホラーゲームなので世界観に入り込みやすいぞ。
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しいたけ占い2022年後半が出ましたね

2022-06-20 | from:sachiaki
というわけで読んできたんですけれど、
双子座宛には必ず「素敵なクソガキでいて」ってフレーズがいつもついて回っていて
今回もその言葉が踊っていたのでクスッとしていたsachiakiです。

”周りに対して立派な行いをした影で、
「バーカバーカ」と言っているあなたは本当に素敵な存在なのだから。”

ってあったけれど、これって普通に捉えると
本心はずっと隠し続けている人ってことになるので
人によっては近寄りがたい寂しい人って思うのかもなんだけど、
双子座本人である私からしたら
悪感情そのものを持ち続ける力がないから
たんに吐き出す必要があるだけなんだけど、
それを吐き出す時に他の人まで不快にさせたくない
ってことなので、「仲良しじゃないのかな」とか
そういうことは思わないで全然大丈夫です。
むしろブログという媒体があるおかげで
その吐き出しができているから丁度いい感じ。
もちろん書く時に攻撃的になりすぎないように調整はするけれど。

そうそう、話は急展開するんですけれど、
「壁は乗り越えないとすまない教」みたいな人っているじゃないですか。
男性に多い気がするけれど、女性でも「自立!」っていうのを
強く打ち出している人はその傾向があるかな。
問題があるならそれは打ち破らなければならない!!(強固な信念)
みたいなやつです。
それ自体に即して自分自身を磨き続けていく力ってすごいし、
そういった人たちが「勝ち組」っていう側にいることは良いよ思うんですけれど、
弱くなってしまった人にまで「強くあれ!!」と押し付けているのを見ると
言わんとすることはわかるけれど、
それは正論という拳の暴力やで?って気持ちにもなります。
私も切って捨てることはあるけれど、
でもベースはその「努力できる土壌」っていうのは
もうギフトみたいなもんで、それを持っているだけでだいぶ人より恵まれているし
その恩恵を受けているのはあんたの努力は間違いないけれど
周りの理解もあってのことなんだぞ?
なんてことも思ったりしてしまうのです。

先ほどまた「俺がいい仕事につけないのは弱いからだ!」って
次のロールを考え出して努力をしている知人が
父親が体が弱くなってしまったので、
これ以上弱くならないためにも運動しよう!だの
ちゃんと免疫を上げるために〜しよう!みたいなことを
かなり言っていたけれど、いっこうに努力をする気配がなく
それでなくとも強い父親だっただけに口は強いみたいで
ケンカばかりになっているって話を投稿していて
最後に「喧嘩してでも諫めるのは親孝行だと思う」と締めていて
あー、うん。ってなり、そっ閉じしてしまいました。
うちの弟も母が体が動かなくなり始めた時に
似たようなことばかり言って、
根本的な問題は身の回りに一日中そばにいる家族がいないからだ
みたいな話まで持ち出してきて
中途半端な優しさは意味がない!って家族には言ってきかせ
母にはかなり当たりが強い言葉を発し続けてしまったせいで
母の老人性うつは加速度的に悪化していき
結局家族から一番遠い(あまり家に寄り付かない)私に
しょちゅう泣いている電話するようになってしまったのよね。
私はそういうのを面倒臭いと思いつつも怒ったりしないし、
なんだかんだで今のケアマネさんを見つけてきたりと
実質的な動きをしたのが私なので、
母が私を頼るのもそりゃそうだって話だったりするんですよね。
強い言葉で責めるのは簡単だけど
じゃぁ一日中寄り添って、根気強くその人がやる気を出して動けるようにだったり
動きやすくするための工夫だったりをして
二人だけど一人として生きていくぐらいの熱さがあれば
強い言葉は励ましにでもなるだろうけれど、
言うだけいって寄り添わないんじゃ
そりゃただのモラハラだろって思うわけ。
一人で切り抜けることができている時期に
強くいろんなものを切り開いてきた人たちにありがちな行動様式なんだと思うけれど、
自分が弱った時も諸刃の剣としてやってくるので
弱ることを極端に恐れているようにも見えるし、
その弱さを見せたくないばかりに威張り散らす老人とかになるのだろうか?
なんて思うと首をかしげてしまうところです。

その強さや熱さは自分を鼓舞したり、
なにかものごとを爆進するためには必要な力だから
そちらを頑張ってケアに関する問題の時は
もう少し情を寄せるようにした方がいいと思います。
人それぞれなので、喝を入れられた方が動ける人もいるし
本当にケアの現場ってやつは多種多様なので
簡単じゃないことは確かだけど
簡単じゃないことをクリアしていくのも好きだろうから
自分改革としてもう少し柔らかく変化するのもありなんじゃないですかね。
あぁ、でも昨今は自分の長所を伸ばして短所は見ないっていう方が
良いってされているんだっけ。
まぁ向き不向きでいったらケアには不向きなのだと
一瞬立ち止まれるようになれば違うのかもね。

って、感じるのも私がエゴグラムで「父性」はほぼ0に近くて
「母性」がほぼ天井っていうタイプだから
人に対して厳しい人には嫌だなって気持ちを抱くだけなのかもだけど。
ちなみに「合理」も少し低い。
人や物事は「不合理なもの」っていうのが私の中心にあるからかも。

ちなみに昨晩オンライン読書に寄せて「AIが意識を持った」という
主張をしているGoogleの社員さんのリンクの話を持ち出したけれど、
私も基本的にあれは意識というよりはそれらしい言葉を
うまくつなぎ合わせているだけだと思うけれど、
じゃぁ私たちの意識はそれと何が違うの?って言われると
まったく違いなどないって思ってしまうので
「意識を持った」という話について「魂を持った」と受け取ると
それは違うんじゃないかなって言い切れるけれど
「意識を持った」についてはあながち否定もできないなぁって感じがします。
私たちだってオギャー!って生まれたけれど
それは仕組み的に有機物から合成されていはするけれど、
動きなどは学習したプログラムや、
本能というものや遺伝子というプログラムで
うまくつなぎ合わせて動いているだけだろうし、
物事がいろんな形で干渉してぶつかって、
前回の答えと今の答えとこれからの答えが違うから
プログラムの動きではないと言いたくても
条件が変われば答えが変わるのも道理なのだから
私たちの意識なんてそんな上位のものじゃないだろうって思うんですわね。
むしろ意識とは別のなにかがなんかよくわからない「生命らしさ」を
持っていて、それが「魂」だとかいうものに近いんじゃないですかね。
そしてそれはAIでも長く私たちとやりとりを行い
長く生活をともにすれば生まれるものでもあるんじゃないだろうか?
なんて最後はちょっとロマンティックに締めようと思います。
人間は常に自分より下位のバージョンのものに対しては
「人に非ず」としてきたけれど、
時間が経ってある時「あ、同じ人間だった」って気づくことの繰り返しなので
きっとそういうことって起こると思います。

中二病乙!って日記になってしまったけれど
今日もあまり寝てないのでほぼ寝言ってことで。
モイモイ!
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デブ活のススメ(ススメじゃない)

2022-06-19 | from:sachiaki
ここのところ本当に太るようなことばかりしているので
ここ10年近く見たことのない数字を叩き出して
ギャーってなっているsachiakiです。

今日も今日とてドラクエウォークをするために
テクテクと歩きまわっていたのですが
なんだかんだでマックシェイクをすすったり
カフェで甘いものをとったりしていたので
そりゃプラマイゼロどころかプラスでしかないよね……。
なんて思う始末です。
あんまり気にしていなかったけれど、
そういやどんぐらい太ってしまったのかな?
ってウエスト測ってみたらありえん数字出てきたので
いやいやいや、これはさすがにマズイよ……となりました。

基礎代謝は高い方なので、
眠ればかなりカロリーが消費されるのでしょうが
とにかくここ一ヶ月は「まるっと気持ちよく寝た」って日が
片手で数える程度しかないので
それもあって太ってしまっているようにも思います。
起きてる時間が長ければ
それだけでお腹も空くのでついつい食べちゃうしねぇ。
あぁロクでもない。

そんなですけどね。
美味しいものを食べる機会がちょっと多かったので
生活は潤っていたのかな〜って感じがします。
太ることが怖いのに、次に食べに行く予定ので
たい焼き屋さんはリサーチ済みなので
近日デブ活に励むと思います。
中年は脂肪が落ちにくいんだから
つけないようにしないとなのに……!
若い時と違って「まぁいいっしょ」って自分に甘いのは
本当によくないです(・A・)イクナイ!!

ここのところハマっているツイステッドワンダーランドより
美に対してストイックなヴィルさんのポスターでも貼って
ヴィルさんに怒られちゃう!って思いながら
生活した方が良さそうです。

さて。
今日もお仕事まだ残っているので頑張ってきますよ。
モイモイ。
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大人って大人って

2022-06-18 | from:sachiaki
私にはよう分からんけれど
権力争いみたいなものがあって
同じことをしていても些細なことで分裂したり
張り合ったりしてるみたいで
なんだか大変だなぁ……なんて思っているsachiakiです。

そりゃまぁそれぞれ目指すものがあるのだから
途中で合流したら別れたりってのは当たり前なんだけれど、
あいつらの方が良い目にあってるのが許せない(そう見えるだけ)
みたいな話など聞くと、
はぁ、そうですか。
ってうっかり表情が抜け落ちる顔をしてしまいそうで
まだまだ自分の演技力が足りないなぁ
なんて反省してしまったりもします。

とりあえず今関わっているところでは
そういうのがないけれど、
タイムラインなんかでそういうのを見かけると
身内がそうなりませんように……という気持ちになってしまうのです。

そんなの人の勝手なんですけどね。

さて、今日はこれから血のつながっていない弟のところへチェリーパイを頂きにいき、
その後はボランティアを頼まれたのでお掃除に行ってきます。

動き回るのでこの辺にて。
モイモイ。
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