日記だいぶサボってました。
とくにサボる理由もなかったのですけれど、
日記を書こうとすると善哉と遊んでしまったりして
まったくキーボードを打つ時間を持とうとしませんでしたよw
昨日の善哉は少し大きな地震があったので、そのせいで怯えてしまい
構ってみてもフシュフシュッて怒りっぱなしでした。
とりあえず昨日思ったことは、逃げ道確保するのと同時に
善哉をどうやって運ぶかでオロオロしてしまったので
さっさと小動物用のキャリーバッグを買いに行こう!です。
病気になったり、怪我した時にあれば良いからまだいらないだろう。
って思っていたけれど、よく考えてみたら、
そういうイザッて時が分からないからさっさと買っておいた方が良いんですよね。
と、ついつい善哉のことばかりになりそうになった。
地震ひさびさに怖かったsachiakiです。
震え止まらないの久しぶりだったよ。やっぱトラウマっぽくなってんだねぇ。
みなさんお変わりはございませんか?
そんな地震があった後で行ったせいか、
必要以上にドップリと「死の体験旅行」ではハマってしまいましたよ。
ちなみにそのツアーはなんぞや?というと、
池袋の隣駅になる椎名町の北口を出て目の前にある金剛院というお寺さんにて行われている
お説法ワークショップっていうんですかね?なんかそんなの。
人の顔を見ないように、窓や壁に向かって一人ずつ席に座り、
4つのカラーで各5枚の紙にそれそれ好きなものを書いていき、
1枚ずつ捨てて行く事で「死」を考えるっていうものなんだけど、
これがねー、たかが紙に書いたもんじゃんって思うところなんだけど、
お寺であること、ストーリーをじっくり聞きながら指示に従って捨てていくこと、
捨てるカードの枚数がだんだん変化していくこと、と絶妙な構成になっていて
最後の1枚を捨てるのが本当に辛くて辛くて思わず泣いてしまいましたよ。
会場でもけっこう男性の参加者も多かったのに至る所ですすり泣きが聞こえました。
4つカラーにはそれぞれ意味があって、
白は物質(本とか、お金とか、車とかそういうのね)。
ピンクは行動や目標、水色は自然とか土地にまつわる思い出、
そして黄色には人。
と5つ選んでそれぞれに書き込んでいきます。
5つ思いつかない人は書かなくても良いけれど、
捨てる時はまず空欄の紙から捨てて下さいとのことでした。
ストーリーは自分が末期ガンに侵されているって話なんだけど
病院に行くところから始まり、検査、精密検査、入院…と展開されていき
それぞれのターニングポイントで紙を捨てるんですわ。
好きなことしか書いてない紙ですからね。
最初は割とポンポン捨てられるんだけど、もう最後の方になると
手放すのも辛いし、それを選ぶために色んなことを考えるんです。
自分が物質に対して欲がないことは改めて分かったけれど
人よりも思い出を大事にしていることとか、
最初からこの紙だけは捨てないって決めていたものを最後まで捨てなかったりして
揺らぐ事なくアホみたいに一貫しているところとか
自分の性格を改めて知るきっかけになって面白かったですよ。
気になったのなら、体験されるのも一興かもしれません。
ここでイベントの詳細がありますよ。>
寺子屋ブッダ
ワークショップの最後に一人一人最後まで残した紙の内容を聞いていくんだけど、
女性は「母」と答える人が多く、男性は「息子or娘」って人が多かったです。
また、人ではなく「カトレア」とか「星」とか「自尊心」と言った人が女性の中にいたのに関わらず
男性からはそういった抽象的なものが出てこなかったのも面白かったですね。
そして「父親」と答える人が誰もいないw
父親ってそんなもんなのかもしれませんね。切ない。
ちなみに最後の最後まで1枚を選びきれず複数枚になってもいいし、
選ぶのが辛くなったらそこで辞めても良いとも言われました。
そのくらいけっこう精神的にくるシンドイものでした。
紙を全部捨てた後、目を開けて下さい(捨てる時は目を開けて選ぶことができるけれど
それ以外はずっと目を閉じてストーリーを聞くっていうものなのです)と言われて
「あなたは現在生きています。今手放したものは全て失っていません」と言われた時のホッとした気持ち。
生まれ変わるというと言い過ぎですけれど、
紙に書いていったものたちが書いた時よりも愛しいものに感じたのにも相違なく
けっこう面白い体験をしたなーって思いました。
最近大事なことが見えなくなっている人とかにはオススメかもしれません。
今日はパンダのためにキャツの好きな豚汁でも用意してやるかってくらいにはなりましたよw
あと最近の日本の宗教は宗派や教を超えて色んなことをするから面白いですね。
もともと明治までは神仏習合のお国柄だし、
こういうなんでも飲み込めるところが良いところだとも思うかな。
もっとこうやって色んなことを丸く納めていけたら良いのにね。
てことで、私は締め切りを丸く納めるべく
ちょいとお仕事に戻って参りますよ!
そんじゃーね☆モイモイ