あんちゃんの気まぐれ日記2

仕事で行った場所の紹介や今の気持ちを素直に書き込みます。○○○○と思っているのは、私だけでしょうか??

安倍晋三は「そうならないように万全を期している」」と嘯いた

2015年05月29日 | 政治
災害・事故の備え「不十分」 IAEAの東電事故報告書

2011年3月の東京電力福島第一原発事故について、国際原子力機関(IAEA)がまとめた報告書の内容が明らかになった。津波などの大きな自然災害や、過酷事故への備えが十分でなかったと厳しく指摘した。6月のIAEA理事会で議論したうえで、9月の総会で公表される。

 報告書は42カ国の専門家ら約180人が参加してまとめた。IAEAの天野之弥事務局長は冒頭で「大震災と一緒に原発事故が起こることへの備えが不十分だった。事故の要因のいくつかは日本特有のものではない。教訓を明らかにし、問い続けることが安全文化のカギになる」としている。

 福島第一原発を襲った津波は最高で15・5メートルに達したが、東電の事故前の想定は高さ5・7メートルだった。報告書は、地震や津波について十分な検討がなされていなかったと指摘。震災前、福島沖でマグニチュード8・3の地震が起きれば津波が高さ15メートル程度となると試算されていたにもかかわらず、東電は措置をとらず、当時の原子力安全・保安院もすぐには求めなかった、とした。


 2006年12月22日、安倍晋三首相が第165回国会で吉井英勝衆議院議員から、「原発の事故の可能性」について質問されたが、「原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところです。」と一蹴し、原子力の専門家でもある吉井議員の警告を無視してしまったのです。

IAEAの東電福島第一原発事故報告書によって、災害・事故の備えが「不十分」だったと指摘されたという事は、2011年3月11日の福島第一原発事故は、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期していれば防げた筈である。

過酷事故の責任は、万全を期さなかった東電と原子力安全・保安院と安倍晋三にある。

その反省もない安倍晋三は、『狂気』である。

コメント (1)
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