<島根原発>1号機を廃止 廃炉作業に30~40年 /島根(毎日新聞) - goo ニュース
中国電力島根原発1号機(松江市)は30日いっぱいで廃止される。営業運転の開始から41年を経て商業炉としての役割を終え、今後は30~40年とされる廃炉作業が始まる。
中国電は3月に廃炉方針を決定。県と松江市に報告した上で電気事業法に基づき4月30日での廃止を国に届け出た。島根原子力本部の桑谷正雄広報部長は「建設計画から半世紀、ご理解、ご協力賜った皆様に深く感謝する」とのコメントを発表した。
中国電は今後、廃炉に向けたスケジュールなどを盛り込んだ廃止措置計画を策定する。ただ、廃炉作業で取り出される使用済み核燃料や低レベル放射性廃棄物の搬出先は決まっていない。松浦正敬・松江市長は30日、報道陣の取材に「(使用済み核燃料は)原則はここから搬出する。2号機への仮置きは認めない。(低レベル放射性廃棄物は)国が処理の仕方や考え方を示すべきだ」と述べた。
一方、市民グループ「島根原発増設反対運動」は30日、JR松江駅前で脱原発を求めるチラシを配布した。代表の芦原康江・松江市議は「次の原発事故は島根かもしれない。自然豊かな町を守るためには、1号機だけでなく2、3号機も廃炉にしなければならない」と訴えた。【曽根田和久】
島根原発1号機の廃炉について解説する「なるほドリ」を後日掲載します。
政府は、原発再稼働に躍起になっているが、もしも次から次へと再稼働が出来たとしても、数年で何処の原発も「使用済み核燃料プール」が満杯になり、次から次へと運転を停止せざるを得ないのが明白な事実である。
そして、次から次へと古い原発が廃炉になっていくのだが、低レベル放射性廃棄物の処分先が決まらなければ、敷地内で保管するしかない。
廃炉作業が、30~40年で順調に終了しても「核のゴミ」が増えるばかりであり、地下50~100メートルに埋設して約300年以上の管理が必要になるのだ。
早急に「使用済み核燃料プール」の耐震補強をしなければ・・・
中国電力島根原発1号機(松江市)は30日いっぱいで廃止される。営業運転の開始から41年を経て商業炉としての役割を終え、今後は30~40年とされる廃炉作業が始まる。
中国電は3月に廃炉方針を決定。県と松江市に報告した上で電気事業法に基づき4月30日での廃止を国に届け出た。島根原子力本部の桑谷正雄広報部長は「建設計画から半世紀、ご理解、ご協力賜った皆様に深く感謝する」とのコメントを発表した。
中国電は今後、廃炉に向けたスケジュールなどを盛り込んだ廃止措置計画を策定する。ただ、廃炉作業で取り出される使用済み核燃料や低レベル放射性廃棄物の搬出先は決まっていない。松浦正敬・松江市長は30日、報道陣の取材に「(使用済み核燃料は)原則はここから搬出する。2号機への仮置きは認めない。(低レベル放射性廃棄物は)国が処理の仕方や考え方を示すべきだ」と述べた。
一方、市民グループ「島根原発増設反対運動」は30日、JR松江駅前で脱原発を求めるチラシを配布した。代表の芦原康江・松江市議は「次の原発事故は島根かもしれない。自然豊かな町を守るためには、1号機だけでなく2、3号機も廃炉にしなければならない」と訴えた。【曽根田和久】
島根原発1号機の廃炉について解説する「なるほドリ」を後日掲載します。
政府は、原発再稼働に躍起になっているが、もしも次から次へと再稼働が出来たとしても、数年で何処の原発も「使用済み核燃料プール」が満杯になり、次から次へと運転を停止せざるを得ないのが明白な事実である。
そして、次から次へと古い原発が廃炉になっていくのだが、低レベル放射性廃棄物の処分先が決まらなければ、敷地内で保管するしかない。
廃炉作業が、30~40年で順調に終了しても「核のゴミ」が増えるばかりであり、地下50~100メートルに埋設して約300年以上の管理が必要になるのだ。
早急に「使用済み核燃料プール」の耐震補強をしなければ・・・