知事にも町長にも県議会にも町議会にも責任がある

伊方原発再稼働、愛媛県議会が同意　決議案を可決

愛媛県議会は９日、四国電力伊方原発３号機（愛媛県伊方町）の再稼働を認める決議案を本会議で可決した。また、県内の経済団体などから出された早期再稼働を求める請願４件も賛成多数で採択。再稼働に同意する姿勢を明確にした。

　今回の決議では、３号機の再稼働について「必要性が認められるものと判断する」と明記。一方、中村時広知事に対し、「将来的に原子力に依存しない経済・社会構造の確立を目指すよう国に要請すること」なども求めた。決議案を提案した議員の所属する自民、公明などの賛成多数で可決した。

　伊方原発３号機の再稼働には、四電と安全協定を結ぶ愛媛県と伊方町の同意が必要とされる。中村知事は６日、安倍晋三首相が原発事故時について「国民の生命、身体や財産を守ることは政府の重大な責務であり、責任を持って対処する」と発言したことを評価。県議会も容認姿勢を示したことで、知事の判断環境は整いつつある。

　伊方町議会はすでに再稼働に「同意」しており、山下和彦町長も近く意思を表明する見通し。



　もし、原発事故が起こっても全て国が責任を持って対処するから、原発再稼働に同意する？

県民・町民の生命、身体や財産を守れないのに、自分たちには責任はないと思っている？

事故が起きたら、再稼働に同意した知事にも町長にも県議会にも町議会にも責任があるのだ。