あんちゃんの気まぐれ日記2

仕事で行った場所の紹介や今の気持ちを素直に書き込みます。○○○○と思っているのは、私だけでしょうか??

何時ものことで任命責任は言及せず

2017年04月25日 | 政治
安倍政権に相次ぐ緩み=早期収拾もボディーブロー

今村雅弘復興相は25日、東日本大震災に関する自身の発言で辞任に追い込まれた。中川俊直衆院議員が女性問題で経済産業政務官を辞任し、自民党を離党したばかりで、政権の緩みとも言える事態が続発した形だ。安倍晋三首相は直ちに収拾を図ったが、相次ぐ失態はボディーブローのように政権の体力を奪いかねない。

 今村氏の失言は、自身が所属する自民党二階派パーティーでの講演で飛び出した。首相は官邸で執務中で、パーティー出席のため官邸を出発したころには既に報道されていた。会場に到着した首相はあいさつで「総理大臣として、冒頭におわびをさせていただきたい」と切りだした。

 今村氏は今月4日にも、東京電力福島第1原発事故に伴う自主避難者の対応に関し「本人の責任」などと発言。記者に暴言をはくなどその言動を不安視されていた。東日本大震災の被災者を軽んじるような今回の発言に、与党内からは「首相が怒っている。菅義偉官房長官に至っては政権発足以来の怒りだ」と、辞任を当然視する声が相次いだ。

 官邸の動きは素早かった。パーティーから程なく、今村氏辞任を伝えるニュースが流れると、首相周辺は「この問題を引き延ばすことはできない」と述べた。

 政府が早期幕引きを図ったのは、政権への影響を最小限に抑えるためだ。野党側は首相の任命責任を追及するなど攻勢を強める構えで、26日の国会日程にも影響が出始めている。27日には首相の訪ロが控えているとの事情もあった。

 短命に終わった第1次政権は1年間で4人の閣僚が不祥事で辞任した。第2次政権以降、閣僚の辞任は5人目。民進党幹部は25日夜、「第1次政権の時に似てきた。あの時も小さな閣僚の不祥事から始まった」と指摘した。


 閣僚の不祥事対応は、不適切な発言だったと謝罪するだけで、自身の任命責任は全く言及せずに幕引きを計る。

 残念ながら、これで終わりになってしまう。

 
コメント (1)
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