安倍首相、欧州・中東訪問を中止=豪雨対応優先
安倍晋三首相は9日、西日本を中心とする豪雨災害への対応を優先するため、11日から予定していた欧州・中東訪問を中止することを決めた。豪雨による死者・行方不明者が多数に上り、被害規模も拡大すると予想される中、国内を不在にすれば批判を招きかねないと判断した。
首相は9日夕の自民党役員会で、海外出張中止を報告し、「災害対応に全力を挙げる。人命第一、できることは何でもするという姿勢で対応していく」と述べた。菅義偉官房長官は同日午後の記者会見で、「(首相は)救命救助、復旧支援など災害対応に万全の対応を期す」と説明した。
首相は9日午後、首相官邸で自民党の二階俊博幹事長と会談した際、外遊中止について「やむを得ない」と伝えた。政府関係者によると、首相は11日にも被災地を視察する方向。9日に被災地を訪れた小此木八郎防災担当相から報告を受け、調整を進めた。
国会会期中に、観光気分で欧州・中東を訪問したいが為に口では「先手先手」と言いながら、非常災害対策本部の設置を遅らせ、助けられたかも知れない命を守れなかった事である。
安倍晋三首相は9日、西日本を中心とする豪雨災害への対応を優先するため、11日から予定していた欧州・中東訪問を中止することを決めた。豪雨による死者・行方不明者が多数に上り、被害規模も拡大すると予想される中、国内を不在にすれば批判を招きかねないと判断した。
首相は9日夕の自民党役員会で、海外出張中止を報告し、「災害対応に全力を挙げる。人命第一、できることは何でもするという姿勢で対応していく」と述べた。菅義偉官房長官は同日午後の記者会見で、「(首相は)救命救助、復旧支援など災害対応に万全の対応を期す」と説明した。
首相は9日午後、首相官邸で自民党の二階俊博幹事長と会談した際、外遊中止について「やむを得ない」と伝えた。政府関係者によると、首相は11日にも被災地を視察する方向。9日に被災地を訪れた小此木八郎防災担当相から報告を受け、調整を進めた。
国会会期中に、観光気分で欧州・中東を訪問したいが為に口では「先手先手」と言いながら、非常災害対策本部の設置を遅らせ、助けられたかも知れない命を守れなかった事である。