岐阜の画廊 文錦堂

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DM掲載作品紹介(1)/「NEW Generation 2016展」より

2016-06-09 19:14:19 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、小雨が舞っていましたが、午後には晴れて太陽が照りつける暑い1日となりました。
さて、今週末から本年度文錦堂企画展第六弾!!となる「NEW Generation 2016展」 【 6月11日(土)~19日()】が開催されます。
30~40代の新進気鋭の作家たちによる熱い “競演” で毎年人気のグループ展ですが、今年も魅力的なメンバーが揃いました!!
この展覧会を足掛かりに、更に大きく羽ばたこうとする出展作家たちの気概が感じる出展作品を目前にして、今から興奮を隠しきれないほどです。
次代を担うスター候補生6名による茶器を中心に酒器も含めた熱い競演を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

それでは、開催を前にDM掲載作品をご紹介させて頂きます。

先ずは、昨年に引き続いての出展となった西岡 悠(1977年生)さんの作品から。
一昨年、瀬戸の鈴木 五郎 氏の下から独立し「黄瀬戸」という大きな壁に挑戦している西岡さんですが、今回も展覧会間際まで幾度も窯を焚いたそうです。
その妥協を許さないストイックなまでの作陶姿勢は、今後の彼の将来に大きな“期待”を抱かせます。



   西岡 悠 作 「黄瀬戸輪花鉢」H 6.6×D15.6cm・・・・・¥34,560-

続いても、昨年に引き続きの出展となった笠間期待の澤田 勇人(1978年生)さんの作品です。
若くして日本工芸会正会員となった澤田さんですが、象嵌技法を用いたモダンな作品で第5回菊地ビエンナーレで奨励賞を受賞されるなど大注目の作家です。
来年は個展を予定している為、「NEW Generation 展」への出展は今年が最後となります。



   澤田 勇人 作 「赫跡茶碗」H10.2×D13.8cm・・・・・(売約済

最後は、伊賀焼の復興に尽力した故 谷本 光生を祖父に、父に谷本 景 氏を持つ谷本家三代目 谷本 貴(1978年生)さんです。
今回初参加となるの貴さんですが、恵まれた環境のもとで培ったセンスは他の作家も一目置くほどです。
次代の伊賀焼の担い手として、今後の活躍が期待されています。



   谷本 貴 作 「伊賀蹲」H18.6×D16.2cm・・・・・¥75,600-

明日は、80年代生まれの中川 恭平さん、古谷 宜幸さん、吉村 茉莉さんをご紹介致します。
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