岐阜の画廊 文錦堂

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「MINO展 2014」に備えて・・・。

2014-01-30 09:16:19 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、ポカポカ陽気だった昨日とはうって変わり、朝から冷たいが降りしきるあいにくの天気となっています。

さて、来週末に開催する予定の「MINO展 2014」 【 2月 8日(土)~16日()】、文錦堂企画展の中でも特に人気を集める企画展で毎年多くのお客様で賑わいます。
今年は新たに隠崎先生が参加されたこともあってか、例年以上に多数のお問い合わせを頂戴しております。
「MINO展」に対するお客様方の“期待感”をヒシヒシと感じるとともに、改めて反響の大きさに驚いています・・・。

ということで、今日は「MINO展 2014」開催を控え、お客様をおもてなしする為の呈茶用の茶碗を入れ替えました!! 
「MINO展」に合わせて志野・織部・黄瀬戸を揃えてみました。 皆さんのお好みのお茶碗は???




手前左から、原 憲司「黄瀬戸胴紐茶碗」 / 山田 和「赫釉織部茶碗」 奥左から、池田 省吾「織部茶碗」/鈴木 徹 「緑釉茶碗」/加藤 高宏「茜志野茶碗」

皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

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「炎芸術 №117 2014春」/阿部出版

2014-01-29 13:35:24 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は青空が広がり、上着を必要としないほどポカポカ陽気に包まれています。

さて、先ほど阿部出版さんより2月1日(土)付で発刊されます「炎芸術№117」が一足早く到着致しましたので、少しご紹介致します。

今回の特集は「人間国宝の陶芸」と題し、陶芸部門の歴代の「人間国宝」を全て集め、併せて「人間国宝」認定の内容と制度の変換を紹介するものです。
日本陶芸界の発展に大きく貢献し、華やかに彩ってきた大家たちの足跡を、この機会に改めてご覧になられてはいかがでしょうか。

 「炎芸術 №117 2014春」(阿部出版)/¥2,000-


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優雅なひととき・・・。

2014-01-28 11:45:40 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、澄んだ青空が広がる穏やかな1日となっています。

さて、休み明けとなりました画廊内では、甘く高貴な香りに包まれています。
その匂いの正体!?はというと、パステルイエローの可憐な花を咲かせた蝋梅(ろうばい)なんです。

「花言葉」は、ゆかしさ、慈しみ。

上品な香りは、鎮静、精神安定、空気清浄などアロマセラピーとしての効果があり、加えて蝋梅には火傷、解熱、せきを鎮める薬効もあるそうです。

是非一度、皆様のご自宅でも活けてみてはいかがでしょうか。 優雅なひとときを楽しめますよ・・・。



古谷 道生先生の素朴で自然な風合いを醸し出した「信楽蹲掛花入」に、蝋梅が良く映えます。



 古谷 道生 作 「信楽蹲掛花入」H11.8×D10.5cm ¥47,250-

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伝統ある美濃の地にまた一人“注目”の新人が・・・。

2014-01-27 17:16:49 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、風が強く寒い1日となりました。

さて、今日は休廊日ということで朝から名古屋へと出かけてきました。
目的はと言うと、ジェイアール名古屋タカシマヤ10階美術画廊において、「第20回 美濃陶芸 庄六賞茶碗展」 【~28日(火)】を視察する為です。
せっかくの休日だというのに、またしても仕事関連となってしまいました。 トホホ・・・。

チョコレートの甘い香りを漂わせ、女性・女性・女性で埋め尽くされたバレンタインデー商戦真っ只中の特設会場を横目に画廊へ向かうと、喧騒の中でまるでそこだけ別世界のように、くつろげて落ち着ける空間が広がっていました。



公募の範囲を県内から全国に広げられ大変“注目”された今展でしたが、入賞8点、入選作128点、美濃陶芸協会員作品14点、合計150点もの茶碗が展示された壮観な会場となっていました。



そして栄えある大賞「庄六賞」受賞作品は、今展初出品で見事栄冠を射止めた弱冠28歳の浜田 敦士さんによる「引出黒茶碗」でした。
「窯から茶碗を引き出す瞬間の緊張感が、一発勝負の剣道に通じるものがある。」とのことですが、独創性に溢れ緊張感を醸し出した作品は会場内でも一際存在感を放っていました・・・。
伝統ある美濃の地にまた一人期待の若手が誕生しました。 今後の浜田さんの活躍に“注目”です!!



※ 庄六賞・・・美濃陶芸協会(会長 林 恭助)が主催し、美濃焼の発展に貢献し多治見市名誉市民に選ばれた故 加藤庄六氏の名を冠した「茶碗」による公募展。

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魅惑の“赤”/週末特別企画(2)

2014-01-26 10:01:13 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は、昨晩から降り続いた雨も止み、青空が広がる穏やかな日曜日を迎えています。 

さて、昨日に引き続き今日も本年度第一弾の「週末特別企画」として、魅力溢れる「酒器」をご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、岐阜県可児市久々利大萱で作陶活動を続ける樋口 雅之さんの新作による「酒呑」です。

伝統的な穴窯で生み出される樋口さんの志野作品は、多種多彩な表情が引きだされています!!

近年の活躍は目覚ましいものが有り、次代の美濃焼を担う樋口さんの今後の作品にますます“注目”です・・・。

ご紹介致しました作品は、本日18:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂きます。 



   樋口 雅之 作 「鼠志野酒呑」H 4.7×D 5.2cm (売約済



   樋口 雅之 作 「鼠志野酒呑」H 4.4×D 5.4cm (売約済



   樋口 雅之 作 「鼠志野酒呑」H 5.0×D 5.0cm (売約済

「鼠」というよりも「赤」が強く発色した器肌に掻き落としによる草花文様が白く鮮明に浮かび上がり、小ぶりな器形と相まって上品な雰囲気を醸し出しています。
古来より多くの美濃焼の優品がつくられた大萱の地。 その血脈は、樋口さんにも脈々と受け継がれています・・・。

樋口 雅之(ひぐち まさゆき)

1967年 岐阜県多治見市生まれ  1986年 多治見工業高校窯業科卒 1990年 名古屋芸術大学彫刻科卒業後、 人間国宝 山本陶秀氏の内弟子として5年間学ぶ 
1994年 東海伝統工芸展入選 1999年 日本伝統工芸展入選 2000年 現代茶陶展入選 2004年 岐阜県現代陶芸美術館ミノセラミックナウ2004 出品
2010年 第4回現代茶陶展入選 穴窯を築窯 他、ギャラリー・百貨店等個展多数
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