岐阜の画廊 文錦堂

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週末特別企画(2)/観音土の魅力

2015-03-29 16:06:54 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、本番の陽気だった昨日までとはうって変わり、どんよりと曇り空に覆われ、時折小雨が降る生憎の天気となりました。

さて、今日も昨日に引き続き「週末特別企画」と題して、新たに入荷してきた作品をご紹介したいと思います。
今日、ご紹介する作品は、備前焼作家 中村 真 先生の新作です。

備前最高の土と評される「観音土」の魅力を最大限に生かした亡父 六郎先生譲りの作風で、酒器党から絶大な支持を受ける真先生の酒器。
生焼けに見えながらも、しっかりと焼き締められた土肌は、ひとたび酒を含ませると、妖艶なまでにみるみる赤味を増し、その表情を変化させていきます。
是非、この機会に真先生の作品で“観音土の魅力”を是非味わってみてはいかがでしょうか・・・。

先ずは、一窯で何点も取れない希少な「窯変」作品から。 酒器党垂涎の中村家の「窯変」、故 六郎先生から真先生へとしっかりと受け継がれています。



   中村 真 作 「備前窯変徳利」 H10.0×D12.0cm (売約済

最近、特に需要が多い1合徳利も。 独特の大きく波打つ口縁部や中村家伝統の蕪形など、小ぶりながらも見所満載に仕上がっています。



   中村 真 作 「備前徳利」 H 8.6×D 9.9cm (売約済

続いて、呑むたびについつい撫で回したくなる様な「ぐい呑」も。 



   中村 真 作 「備前酒呑」 H 5.2×D 7.6cm (売約済



   中村 真 作 「備前酒呑」 H 4.8×D 7.5cm (売約済



   中村 真 作 「備前馬上杯」 H 6.5×D 5.8cm ¥15,120-
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週末特別企画/古谷 和也 作品

2015-03-28 12:16:50 | 工芸
皆様、こんにちは。 
週末最初の土曜日、いかがお過ごしでしょうか。

今日も岐阜は、本番を感じさせる暖かな1日となっています。
ここ数日の陽気での開花も進み、今週末は絶好のお花見日和となりそうですね。(^^)

さて、今日も「週末特別企画」と題して、新たに入荷してきた作品をご紹介したいと思います。
今日ご紹介する作品は、次代の“信楽”の担い手としてその将来を嘱望される古谷 和也さんによる新作です。
昨年開催した個展でも大成功を収めるなど、文錦堂でもお馴染みの和也さんですが、今年一発目の2月に焚かれた窯も出来が良かったようです。
昨日ご紹介した、4月1日付発刊予定の別冊 炎芸術~見て・買って楽しみたい~ 陶磁器の逸品 」(阿部出版)に掲載された作品も交えてお楽しみください。

ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂いております。

先ずは、荒々しいまでに焔の洗礼を浴びたであろう「蹲」の逸品から。 やはり信楽といえば「蹲」、床の間に飾っても流石の存在感です・・・。





   古谷 和也 作 「信楽蹲」 H20.8×D22.0cm・・・・・(売約済

続いては、別冊 炎芸術~見て・買って楽しみたい~ 陶磁器の逸品 」(阿部出版)掲載作品からも。
和也さん独特の緋色とビードロが見事に融合し、色鮮やかにハーモニーを奏でる趣がいかんなく発揮された作品は、多くの愛陶家を魅了します。





   古谷 和也 作 「信楽茶碗」 H 8.0×D11.6cm・・・・・(売約済



   古谷 和也 作 「伊賀片口」 H 9.0×D12.0cm・・・・・(売約済



   古谷 和也 作 「伊賀割高台ぐい呑」 H 5.0×D 7.8cm・・・・・(売約済

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新刊案内!!/別冊 炎芸術 「陶磁器の逸品」

2015-03-27 17:33:11 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、本番と思わせるポカポカ陽気の1日となりました。

さて、阿部出版さんより 別冊 炎芸術「 ~見て・買って楽しみたい~ 陶磁器の逸品 」が、いよいよ4月1日付で刊行されます。
本日、文錦堂に一足早く届きましたので取急ぎご紹介させて頂きます。
コレクションされるうえでのバイブルとして、ご活用されてみてはいかがでしょうか・・・。



別冊 炎芸術 「 ~見て・買って楽しみたい~ 陶磁器の逸品 」/ ¥3,000-(税別)

巻頭企画の「 今が旬。陶芸家30人の逸品 」では、文錦堂でもお馴染みの池田 省吾先生、矢野 直人先生、山口 真人先生達も選ばれていますよ!!








現代日本陶芸界の精鋭たちや物故巨匠作家による珠玉の逸品が一堂に紹介されており、見応え十分の内容となっています。
文錦堂でも数冊ですが取り揃えていますので、お気軽にお申し付けください。 消費税分はサービスさせて頂きますよ!!
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次回展DMのご案内!!

2015-03-23 09:33:10 | 工芸
皆様、おはようございます。

今朝の岐阜は青空が広がっていますが、風が吹き荒れて肌寒い朝を迎えています。

さて、先の「-楽・鬼ヶ島井戸ー 大前 悟 陶展」が無事に終わりホッとするのも束の間、次回展のDMが出来上ってきました!!
今週中には皆様のお手元へ発送させて頂きますが、一足早くご紹介させて頂きます。
次回展は当代きっての人気者 池田 省吾さんの“初”となる「急須展」ということで、またまた話題の多い展覧会となりそうです・・・。



-種子島無比ー 池田 省吾 急須展」 / 平成27年 4月 4日(土)~ 12日(

吊り柿や松などの古典的な文様に、ユーモラスたっぷりに描かれた現代的な文様を見事に融合させた独自の作風で、陶芸界に新風を吹き込んだ種子島在住の人気陶芸家 池田 省吾さんの“初”となる「急須展」です。
今展では、彩色や図柄、造形など、省吾さんの芸術的センスが凝縮された大・中・小様々な急須約30点が発表されます。
見る者を楽しませ、毎日でも使用してみたくなる省吾さんの「急須」群を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

岐阜の春の風物詩でもある「岐阜まつり」「道三まつり」も開催されていますので、是非、この機会に岐阜まで足をお運び下さい!!



「岐阜まつり」「道三まつり」 / 平成27年 4月 4日(土)・5日(

岐阜市では、毎年4月第一土曜日と翌日に伊奈波神社の例祭「岐阜まつり」と、岐阜市の町づくりの基礎を築いた戦国の風雲児 斎藤 道三の偉業をたたえようと始まった「道三まつり」が行なわれています。
土曜日の夜には、市の重要有形民俗文化財に指定された4台の山車と神輿が練り込む活気溢れる岐阜まつり・宵宮も開催されます。
山車には多くの提灯がつけられ、その提灯を前後左右に揺らしながら進む幽玄の姿と、迫力ある担ぎ手の掛け声と共に進む神輿の躍動感あふれる姿とが楽しめます。
鳥居前広場に山車が曳き揃えられると見頃を迎える境内の桜の下で人形からくりの上演があり、クライマックスには花火が上がるなど見どころ一杯ですよ。
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週末特別企画!!

2015-03-22 13:45:35 | 工芸
皆様、こんにちは。 
週末の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。

今日の岐阜は、本番を感じさせる暖かな1日となっています。

さて、各地よりの開花が聞こえてくるなど、いよいよ待ちに待った春の訪れを実感させてくれる季節となりました。
昨日ご招待を受けて伺った花会でも、活けてあった桜の木が見事なまでに満開となっていました!!

 山口 真人さんの「織部大壺」に、幹ごと豪快に活けられた桜。

今日は、久々に「週末特別企画」と題して、新たに入荷してきた作品をご紹介したいと思います。

今日ご紹介する作品は、先の「酒器展 2015」にもご出展頂いた山口 真人さんの新作酒器です。

近年、「紅志野」「黄瀬戸」「織部」・・・など、意欲作を次々に発表し目覚ましいご活躍をみせる西山窯 六代目の山口さん。 
次代の“瀬戸”を担う若手陶芸家たちの中心的な存在として、今後のさらなる活躍が期待されています。
今回は、「織部」による酒器揃いを。 窯の中で吊るし掛けて焼成をし数種類の釉薬を見事に融合させた作風は、神秘的な景色を見せてくれます。
涼しげな趣は、これから暑さを迎えるにあたって冷酒にピッタリですネ・・・。

ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂いております。



先ずは、「片口」から。



   山口 真人 作 「織部片口」 H 7.8×D13.0cm・・・・・¥21.600-

続いて、ユーモラスたっぷりに「でべそ」と銘名された「ぐい呑」も。



   山口 真人 作 「織部割高台ぐい呑」 H 6.0×D 7.2cm・・・・・(売約済

 下腹部に生じた釉タレのあまりの突起ぶりから銘名されました。(笑)
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