皆様、おはようございます。
昨日・今日と岐阜は、30度を越す真夏日となっています。(
汗)
さて、今年も大盛況のうちに無事最終日を迎えることが出来た先の
「NEW Generation展 2017」。
今年は3名の新顔が新たに加わったことにより、昨年にも増して6者6様の個性がぶつかり合った見応えのある展覧会となりました。
来年はどんな熱き “競演” が見られるのか今から楽しみでなりません。
それでは、
「私の一押し作品」と題して、
「NEW Generation展 2017」から会期中ご紹介出来なかった逸品をご紹介致します。
今日ご紹介する方は、昨年に引き続きご出展頂きました
古谷 宣幸さんです。
亡父 古谷 道生 先生や兄 和也さんが手掛ける信楽焼とは一線を画し、学生時代から難易度の高い
「天目」に取り組む宣幸さん。
漆黒の器肌に浮かび上がる斑紋が美しい
「油滴天目」作品は、他を寄せ付けないほどの高貴な雰囲気を醸し出します。
今展では、他にも黄金色に窯変した作品や茶色や銀色の細かい縦筋が無数に見られる
「禾目天目」などが発表されました。
薪窯での焼成にも成功されるなど、今後の展開がますます楽しみです。
次号の「炎芸術№131」(阿部出版)では
「天目」特集が組まれ、現代作家の天目として宣幸さんも大きく紹介される予定です・・・。
古谷 宣幸 作 「天目茶碗 -薪窯焼成-」 H 8.5×D14.0cm・・・・・(
売約済)
古谷 宣幸 作 「天目茶碗」 H 6.9×D13.0cm・・・・・¥86,400-
古谷 宣幸 作 「天目徳利」 H13.7×D 8.2cm・・・・・¥32,400-
古谷 宣幸 作 「禾目天目盃」 H 4.6×D 8.5cm・・・・・(
売約済)
古谷 宣幸 作 「天目盃」 H 4.8×D 8.4cm・・・・・(
売約済)
古谷 宣幸 作 「天目盃」 H 4.6×D 8.2cm・・・・・(
売約済)
古谷 宣幸 作 「天目平盃」 H 4.0×D 8.6cm・・・・・(
売約済)
古谷 宣幸 作 「天目平盃」 H 3.8×D 9.0cm・・・・・(
売約済)
古谷 宣幸 / Noriyuki FURUTANI
1984年 滋賀県甲賀市信楽町に生まれる 2005年 京都嵯峨芸術短期大学部陶芸コース 卒業
2007年 アメリカ コロライド州アンダーソンランチアートセンターにて作陶 2008年 デンマーク スケルツコーにて作陶
2009年 岐阜県土岐市 花の木窯にて作陶
現在、信楽町にて制作し、個展・グループ展を中心に作陶活動を行う。