岐阜の画廊 文錦堂

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週末特別企画予告!!

2014-05-31 09:39:25 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日も朝から太陽が照りつけています。
日中の最高気温が32度!?と予想されており、今日もまた岐阜は真夏日になりそうです・・・。(

この暑さにもかかわらず、我が家の看板犬アナは朝から元気一杯に駆けずり回っています。
今朝も早くから起こされ、毎朝の日課となってしまった屋上の散歩へと連れて行かされました・・・。
「今日のアナ」と題して、グーブログでアナの日々の成長をご紹介しています。 よかったらご覧になって下さい!!



今週末特別企画は「T氏コレクション展」と題して、物故作家を中心としたぐい呑コレクターT氏秘蔵のコレクションをご紹介させて頂きます。
一昨日・昨日と、“予告”と題して出展作品をご紹介させて頂きましたが、大変多くの方々からお問い合わせやコメントを頂戴致し、誠に有難うございます。
あまりの反響の大きさに驚いています!?
明日6月1日()、PM18:00より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて順次販売させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

それでは、今日は予告でご紹介した作品の中でも特にお問い合わせの多かった作品3点を改めてご紹介させて頂きます。
先ずは、藤原 雄(1932~2001/国指定重要無形文化財)先生の逸品から。 藤原家独特の丸みを帯びた器形と、胡麻の豊かな色彩が堪りません。



   藤原 雄 作 「備前酒杯」 H 6.0×D 7.0cm 

続いて、酒器党垂涎の的、“六さん”の愛称で親しまれる中村 六郎(1914~2005/伝統工芸士)先生の「窯変酒呑」
この酒器に思い焦がれている方は、さぞや多いことでしょう。 いつかは所有してみたい1点です・・・。



   中村 六郎 作 「備前酒呑」 H 5.6×D 8.0cm 

そして、最後は生前「油揚手」の名手として名高かった各務 周海(1941~2009)先生の黄瀬戸の逸品。 
周海先生独特の、まるで油が滲み出た様な油揚手の釉肌に彩るタンパン、焦げの景色は見事です!!



   各務 周海 作 「黄瀬戸久以呑」 H 5.0×D 6.6cm 



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T氏コレクション(2)/週末特別企画予告

2014-05-30 15:52:44 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も暑いですね・・・。() 現在、岐阜市の気温は29度を記録しています。

先ほど、名古屋から帰ってきました。
内村 慎太郎先生が一昨日から名古屋三越にて個展を開催中でしたので、今日は妻と共にお伺い致し、その後、内村先生ご夫妻と一緒に「THE KAWABUN NAGOYA」さんでランチを楽しみました。
伝統とモダンさが調和した風雅な佇まいの中で、内村先生ご夫妻と久々の再会を祝うことが出来ました!!

「〜李朝・桃山へのオマージュ〜 ―唐津・李朝― 内村 慎太郎 陶展」 【~ 6月 3日(火)】 /名古屋三越栄店7階美術画廊
お近くの方は、是非ご高覧賜りますようご案内申し上げます。

 個展会場での内村先生。

さて、今週末特別企画は「T氏コレクション展」と題して、物故作家を中心としたぐい呑コレクターT氏秘蔵のコレクションをご紹介させて頂きます。
昨日の“予告”では、多くの方々からお問い合わせやコメントを頂戴し、あまりの反響の大きさに驚いています!?

今日も昨日に引き続き、出展作品をご紹介させて頂きたいと思います。 
今回も物故作家というヒントのみで、あえて作家名・作品名は申しません。 皆様のご想像にお任せ致します・・・。











今回の作品も全てお解りになられましたでしょうか???
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T氏コレクション(1)/週末特別企画予告

2014-05-29 16:59:52 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も暑いですね~。 岐阜も最高気温が30度を超すなど真夏日となっています・・・。(
そんな暑さの中、今日は週末かと錯覚してしまうぐらいに朝から切れ目なくご常連のお客様が来廊下さり、陶芸談議に花を咲かせました。
共通の趣味を持つ者同士、共に楽しい一時を過ごすことが出来、本当に有難い限りです。

さて、今週末特別企画は「T氏コレクション展」と題して、物故作家を中心としたぐい呑コレクターT氏秘蔵のコレクションをご紹介させて頂きます。

今日と明日は、その“予告”として出展作品をご紹介させて頂きます。 
今回は物故作家というヒントのみで、あえて作家名・作品名は申しません。 皆様のご想像にお任せ致します・・・。

ということで、今日は逸品揃いの「焼〆編」をご紹介致します。









全てお解りになられましたでしょうか???
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またまた忙しくなりそうです・・・。

2014-05-28 17:26:23 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日は暑かったですね~。() 岐阜は、最高気温29度と真夏日となりました!!
こんな暑い日は外に出ず、最近出張続きで溜まっていた仕事をこなす為、終日デスクワークと決め込みました。(笑)

さて、次回展NEW Generation 展 2014 6月 7日(土)~ 15日()のDMも発送し終えた矢先から、早くも出展作家の方々から作品が届き始めております。
各先生方も “気合” 十分です!!



そして、唐津の矢野 直人さんからも次々回展《 矢野 直人 陶展 7月12日(土)~ 20日( 》のDM掲載用の作品が届きました!!



お見せ出来ないのが残念ですが、これまた素晴らしい出来の作品でした。 これから早速、写真撮影の為、作品をスタジオへと持っていきます!!

またまた忙しくなりそうです・・・。
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名品との再会・・・。

2014-05-27 10:10:06 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、昨日から降り続いたも止み、朝から爽やかな青空が広がっています。

さて、昨日は休廊日だったのですが千葉県我孫子市へと出張してきました!! 自営業に休みはありません・・・。(
先週のこともあり、車での移動は体力的にさすがにきつく、今回は新幹線での出張となりました。 やっぱり疲れ方が全然違いますネ。
初めて行く我孫子市でしたが、東京駅から日暮里駅で常磐線へと乗り換えて、割とすんなりと行くことが出来ました。(ホッ)



ところで、なぜ我孫子まで行ったかと申しますと、我孫子市在住のお客様からご所蔵されている絵を買い取って欲しいとのご依頼を受けたからなんです。
文錦堂も、最近は現代陶芸を扱う店として皆様方に認知されるようになってきましたが、実は「画廊 文錦堂」の名が付くとおり、本業は絵画の方なんですよ。
買い取らせて頂いた作品は、現代日本画壇における最高峰の一人だった奥村 土牛先生による「薔 薇」です。

 奥村 土牛 (おくむら とぎゅう / 1889年2月18日 - 1990年9月25日 / 日本美術院理事長・文化勲章受章)

代表作の一つで、京都・醍醐寺のしだれ桜を描いた名作 《 醍 醐 》 (山種美術館蔵)を描いたことでも知られる奥村 土牛先生。
美術業界では「土牛百遍」という有名な言葉があって、 百回お願いに上がっても作品が出来上らなかったというほど、寡筆な先生だったそうです。
細部まで丁寧に描かれ、凛とした趣を漂わせる作風からは、例え小品であっても決して気を抜かなかった土牛先生の面影が見て取れます・・・。

 奥村 土牛 作 「薔薇」 4号(33.0×23.0cm)

実は、今回の作品は文錦堂製の額に入っていた関係で、お客様からお声を掛けて頂けました。 額のおかげで良いご縁を頂き、本当に有難い限りです。
父もこの作品を見て土牛先生との思い出が蘇ってきたらしく、大層懐かしがっていました・・・。

 

 今は懐かしの文錦堂製ステンレス額。

当時、杉並区永福にお住まいだった土牛先生は、作品の裏打の為に同じ井の頭線沿線の神泉で額屋を営んでいた文錦堂まで、いつも通って来て下さいました。
祖父や父が作品を裏打ちしている間、土牛先生は作業を静かにじっと見詰められていたそうです。

年月が経っても色褪せることなく光り輝く名品を前にして、お客様とのごを大切に、美術商としてこれからも日々精進していく決意を新たにした1日でした・・・。
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