岐阜の画廊 文錦堂

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次回展DMのお知らせ!!

2017-08-19 18:31:11 | 工芸
皆様、こんにちは。 

お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
文錦堂も1週間の夏季休暇を頂いておりましたが、昨日から通常営業を致しております。
今日は、久々の開店を待っていてくれたかの様に朝からお客様方が切れ目なくいらして下さり、大変賑やかな1日となりました。
本当に有難い限りです。(感謝)

それでは、2017年度後半戦を飾る次回展のDMをご紹介させて頂きます。
今回は、知る人ぞ知る北海道八雲熊の代表的作家 柴崎 重行 先生の初となる遺作展ということで、大きな話題を呼びそうです。 

 「 -木塊- 柴崎 重行 遺作展」/ 平成29年 9月 2日(土)~ 10日(

この度、コレクターA氏のご協力により、北海道八雲の伝説の木彫家 柴崎 重行先生の遺作展を開催させて頂く運びとなりました。
柴崎先生がお亡くなりになられて早25年余の月日が経ちますが、北海道の大自然の中で切り株を制作台として手斧一本で「熊」一筋に彫られた作品群は、現代の円空佛を想わせるほど精神性の高さを感じさせ、現在もなお多くの愛好家を魅了しています。
今展では、一位(オンコ)槐(エンジュ)を用いた代表作が一堂に揃い、柴崎彫刻の神髄に迫る内容となっています。
厳粛さを漂わせ、まるで魂を宿すかの如く、見る者の心を強烈に捉えてやまない「柴崎熊」を、是非この機会に皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。
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私の一押し作品!!≪志野(卯花墻写)編/山口 真人 陶展より≫

2017-08-05 15:56:50 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日は、岐阜の夏の風物詩 「第72回全国花火大会」が長良川河畔で開催されます。
が少し心配ですが、今年は織田信長公岐阜入場・岐阜命名450年記念ということで例年以上に様々な企画が催されるようです。

さて、現在開催中の 「-美濃陶- 山口 真人 陶展」 【~6日()】も、残すところ二日間となりました。
どうぞ今日明日と、次代の美濃焼を担う山口さんの渾身の新作群を皆様お揃いでご高覧下さい。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、今展から選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、国焼きの茶碗で本阿弥光悦の白楽茶碗(銘不二山)と共に国宝に指定されている「卯花墻」を模した『志野 編』です。
近年、自身の作域の幅を広げるために古陶磁の名品の写しを手掛けるようになった山口さん。
中でも、美濃陶を志すうえで美濃焼を代表する志野茶碗の名碗「卯花墻」を模すことは必然だったようです。

茶道石州流の祖として名高い片桐石州によって名付けられた「卯花墻」
縦と横の線のみで組み合わされた文様に、山里の道にある卯の花が咲き乱れる垣を思い描いたのでしょう・・・。



   山口 真人 作 「志野茶碗(卯花墻写)」 H 9.4×D11.6cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「志野ぐい呑(卯花墻写)」 H 5.7×D 6.7cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「志野ぐい呑(卯花墻写)」 H 5.8×D 7.0cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「志野ぐい呑(卯花墻写)」 H 5.8×D 6.8cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!≪織部 編(2)/山口 真人 陶展より≫

2017-08-04 10:30:06 | 工芸
皆様、おはようございます。

台風5号の進路が心配ですが、今後の台風情報にはどうぞ十分ご注意ください。

さて、現在開催中の 「-美濃陶- 山口 真人 陶展」 【~6日()】も、今日を入れて残すところ三日間となりました。
どうぞ今週末は、次代の美濃焼を担う山口さんの渾身の新作群を皆様お揃いでご高覧下さい。


それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、今展から選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、素材に対する深い知識と卓越した技術を持つ山口さんならではの作品である『織部 編(2)』です。
『美濃』『瀬戸』の異なる二つの織部釉から作り出した数種類の釉薬を大胆に流しかけた織部作品は、多くの愛陶家を驚かせました。
窯の中でL字型の支柱で内側を引っ掛ける「吊るし掛け」で焼成された作品は、緑や青が混ざり合いトンボの眼の様な美しい釉溜まりを作ります。



   山口 真人 作 「織部茶碗」 H 9.0×D12.8cm・・・・・¥108,000-



   山口 真人 作 「織部注器」 H 6.6×D17.4cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「織部片口」 H 7.2×D14.4cm・・・・・¥21,600-



   山口 真人 作 「織部ぐい呑」 H 5.0×D 7.6cm・・・・・(売約済

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私の一押し作品!!≪織部 編(1)/山口 真人 陶展より≫

2017-08-03 09:11:57 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今朝の岐阜は曇り空に覆われ、大変蒸し暑い1日となっています。(

さて、早いもので先週末から開催致しております 「-美濃陶- 山口 真人 陶展」 【~6日()】も中日を迎えております。
おかげ様で、連日多くの愛陶家の方々にご来廊賜わるなど、山口さんに対する期待の高さを改めて感じております。
今年は10月にも日本橋三越本店での個展が予定されており、山口さんの快進撃からますます目が離せません・・・。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、今展から選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、人気の『織部 編(1)』です。
『鳴海織部』同様に、石膏に文様を彫り、その上に土を押し込んで輪郭を移し取る版画の技法を応用した作品は今展でも人気を集めています。
轆轤挽きされた素地を部分的にひきちぎり、文様を写し取って、またはめ戻すという斬新な作風は山口さんの新たな代表作となりました・・・。



   山口 真人 作 「織部茶碗」 H 8.5×D13.4cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「織部手付注器」 H13.4×D14.8cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「織部ぐい呑」 H 5.5×D 7.2cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「織部ぐい呑」 H 5.3×D 7.2cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「織部ぐい呑」 H 5.3×D 6.8cm・・・・・(売約済

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私の一押し作品!!≪鳴海織部 編/山口 真人 陶展より≫

2017-08-02 20:38:29 | 工芸
皆さん、こんばんは。

今日も岐阜は、35度を記録するなど真夏日となりました。(

さて、先週末から開催致しております 「-美濃陶- 山口 真人 陶展」 【~6日()】。
人気者の山口さんの個展ということで、今日も朝から切れ目なくお客様が来廊されるなど連日大勢のお客様に足をお運び頂いております。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、山口さんが新たに取り組む『鳴海織部 編』です。
常に新たなことに挑戦し見る者を飽きさせない山口さん。
石膏に文様を彫り、その上に土を押し込んで輪郭を移し取る版画の技法を織部作品にも応用し、新たな作風を生み出しました。
今展では人気の「龍」以外にも、「虎」「長篠の戦い」における鉄砲隊の武将が描かれた文様が新たに発表され話題を呼んでいます・・・。

鳴海織部/(なるみおりべ)
桃山時代に美濃で焼かれた織部焼の一種で、白土に緑釉を掛け、赤土には白泥で絵模様を描きその周囲を鉄絵で縁取ることを基本とする。
意匠は幾何学文など抽象的なものが多く、織部焼の中でもその奇抜さは格別である。



   山口 真人 作 「鳴海織部茶碗」 H 8.4×D12.0cm・・・・・¥129,600-



   山口 真人 作 「鳴海織部手付注器」 H13.0×D13.3cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「鳴海織部ぐい呑」 H 5.3×D 6.7cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「鳴海織部ぐい呑」 H 5.2×D 7.8cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「鳴海織部ぐい呑」 H 5.4×D 5.6cm・・・・・(売約済



   山口 真人 作 「鳴海織部ぐい呑」 H 5.8×D 6.6cm・・・・・(売約済
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