岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪人気作家編(2)≫

2018-01-24 18:55:24 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は夕方から天気が一変し、辺り一面銀世界に覆われています。
交通機関も大幅に乱れているようなので 皆様もお帰りの際には足元に十分ご注意ください。

さて、先週末に大盛況のうちに閉幕した「酒器展 2018」
若手人気作家たちによる個性溢れる新作の競演、そして物故作家の逸品など、年に一度の酒器の祭典に相応しい内容となりました。

それでは、本日も「酒器展2018」から「私の一押し作品!!」として、会期中ご紹介出来なかった作品をご紹介していきたいと思います。

「人気作家編(2)」と題して今日ご紹介する作品は、池田 省吾さんと深見 文紀さんの「酒器」です。
今展でも購入点数に制限を設けさせて頂いた人気者のお二方ですが、出展作品が“完売”となるなど相変わらずの人気ぶりでした・・・。

先ずは、池田 省吾さんの「種子島粉引」による酒器から。
今展では、人気図柄である『龍』・『虎』・『椿』の他にも『農夫』や『田植』が描かれた作品が出展されました 
7日から開催された横浜高島屋の個展でも開店前から多くの愛好家が並ばれたようで、今年も省吾さんの活躍から目が離せません。
次月の「MINO展」では、人気の「織部」作品をご出展頂きます。 乞うご期待!!



   池田 省吾 作 「種子島粉引椿徳利」 H11.0×D 9.0cm・・・・・(売約済



   池田 省吾 作 「種子島粉引虎徳利」 H11.4×D 8.8cm・・・・・(売約済



   池田 省吾 作 「種子島粉引龍ぐい呑」 H 5.2×D 7.2cm・・・・・(売約済

続いて、深見 文紀さんの代表作「漫画織部」による酒器も。
今展では、新シリーズ『くの一』『龍虎』を引っ提げての出展となった今展。
ぐい呑は、全て文錦堂オリジナルの【割高台】という気合の入りようでした。 
次月の「MINO展」では、深見さんが近年制作に力を注ぐ『黄瀬戸』・『粉引赤絵』をご出展頂きます。 乞うご期待!!



   深見 文紀 作 「漫画織部くノ一徳利」 H16.4×D 9.2cm・・・・・(売約済



   深見 文紀 作 「漫画織部手付注器」 H17.0×D15.5cm・・・・・(売約済



   深見 文紀 作 「漫画織部割高台ぐい呑」 H 7.0×D 9.0cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!≪人気作家編(1)≫

2018-01-21 12:37:56 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、冬空の薄ら雲に覆われた一日となっています。

さて、先週末13日から開催致しておりました「酒器展2018」も本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
おかげ様で今年の酒器展は例年以上の人出となり、 “完売” 作家が続出するなど大盛況となりました。
平成30年を最高の形でスタートが切れたと思います。 
改めて、ご出展頂きました各先生方並びに皆々様方に厚く厚く御礼申し上げます。(感謝)
来年の「酒器展」も乞うご期待です!!

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの『酒器』をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、文錦堂でもすっかりお馴染みとなっている若尾 経さんと市川 透さんによる個性溢れる新作です。
造形美溢れ、色彩色豊かなお二方の作品群は、酒器展会場を華やかに彩ってくれました・・・。

先ずは、最新作【練込】作品にますます磨きがかかる若尾 経さんの新作から。
洗練された経先生の作品は、今展でも多くの来場者を魅了しました。



   若尾 経 作 「練込青瓷片口」 H 8.0×D14.4cm・・・・・¥43,200-



   若尾 経 作 「練込青瓷ぐい呑」 H 5.7×D 6.2cm・・・・・(売約済



   若尾 経 作 「練込米色瓷ぐい呑」 H 5.5×D 6.3cm・・・・・(売約済



   若尾 経 作 「練込米色瓷ぐい呑」 H 5.3×D 6.0cm・・・・・(売約済

続いて、昨年も大活躍だった市川 透さんの作品も。
今年もまた6月開催の【NEW Generationn 展】にご出展頂く予定で、今からどんな新作が発表されるのか楽しみです。



   市川 透 作 「徳利 紫苑」 H17.0×D 8.2cm・・・・・(売約済



   市川 透 作 「ぐい呑 紫苑」 H 6.4×D 7.5cm・・・・・(売約済



   市川 透 作 「ぐい呑 new Salamander」 H 6.4×D 8.0cm・・・・・(売約済



   市川 透 作 「ぐい呑 S-Premium Edition」 H 6.4×D 7.8cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!≪2018年個展開催組 編≫

2018-01-20 15:08:30 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、冬晴れの青空が広がっています。

さて、現在開催中の「酒器展2018」 【~21日()】も、残すところ今日明日の二日間となりました。
今日も朝から切れ目なくお客様がいらして下さるなど、最後の最後まで賑わいを見せています。
最終日となる明日も、皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの『酒器』をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、文錦堂でもすっかりお馴染みとなった古谷 和也さん、矢野 直人さん、鈴木 都さんの新作です。
次代の信楽・唐津・美濃を担うお三人ですが、今年は文錦堂にて個展をそれぞれ予定致しております。 乞うご期待です!!

先ずは、古谷 和也さんの新作から。
今年は新たな窯を築かれる予定だそうで、9月に予定している個展では「初窯作品」が期待されます。
今展では、毎年恒例となっている年賀状掲載作品を含めた「伊賀」「信楽」による逸品をご出展下さいました。



   古谷 和也 作 「伊賀徳利」 H12.0×D10.7cm・・・・・(売約済



   古谷 和也 作 「信楽窯変ぐい呑」 H 5.2×D 7.7cm・・・・・(売約済

 毎年、和也さんが出す年賀状掲載作品を「酒器展」にご出展頂いております。



   古谷 和也 作 「伊賀ぐい呑」 H 5.8×D 7.5cm・・・・・(売約済

続いて、7月に個展を予定している矢野 直人さんの作品も。
2015年にそれまでの連房式登窯を止め、新たに割竹式登窯を築かれた矢野さん。
その後の窯の調子も良さそうで、今展でも素晴らしい青味が彩る「朝鮮唐津」「斑唐津」作品をご出展下さいました。
「ぐい呑」は全て文錦堂オリジナル作品である【割高台】でお願い致しましたが、“完売”となるなど今展でも大人気でした。



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津片口」 H 9.0×D12.4cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「朝鮮唐津ぐい呑」 H 4.7×D 7.7cm・・・・・(売約済



   矢野 直人 作 「斑唐津ぐい呑」 H 3.9×D 9.2cm・・・・・(売約済

最後は、地元 美濃の“期待の星” 鈴木 都さんの美濃焼四種を。
能の演目「猩々」から名付けた最新作【猩猩志野】は、今展でも特に人気を集めました。
4月に予定されている個展では、この【猩猩志野】を中心に新作を発表される予定で今から開催が待ち遠しい限りです。



   鈴木 都 作 「紫志野片口」 H 7.4×D13.8cm・・・・・(売約済



   鈴木 都 作 「猩猩志野ぐい呑」 H 4.6×D 6.8cm・・・・・(売約済



   鈴木 都 作 「瀬戸黒ぐい呑」 H 4.9×D 7.0cm・・・・・(売約済



   鈴木 都 作 「黄瀬戸ぐい呑」 H 4.2×D 7.8cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!≪酒器展初出展組 編≫

2018-01-19 09:05:53 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝から雲一つない青空が広がっています。

さて、現在開催中の「酒器展2018」 【~21日()】も、残すところ三日間となりました。
若手人気作家の最新作から物故巨匠作家の逸品まで、例年以上の内容となった酒器展をご高覧賜りますよう御案内申し上げます。
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの『酒器』をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は、文錦堂初出展組の三人 水元 かよこさん、増原 嘉央理さん、藤田 直樹さんの新作です。
逸品揃となった今展でしたが、個性溢れるお三方の作品は新時代の到来を予感させてくれました・・・。

先ずは、初日早々に“完売”となった、九谷の新星 水元 かよこさんの「うさみみ」作品から。
福がいっぱい聞こえますようにと願いを込められ「福音」と名付けられた作品は、多くの来場者の目を惹きつけていました。



   水元 かよこ 作 「うさみみ徳利 福音」 H15.2×D19.6cm・・・・・(売約済



   水元 かよこ 作 「うさみみぐい呑 福音」 H 6.8×D13.8cm・・・・・(売約済



   水元 かよこ 作 「うさみみぐい呑 福音」 H 6.2×D12.0cm・・・・・(売約済

続いて、北海道の地で作陶活動を行う増原 嘉央理さんの「girar」作品を。
武蔵野美術大学を卒業後、瀬戸市新世紀工芸館セラミックコースを修了された増原さん。
第56回 東日本伝統工芸展にて朝日新聞社賞を受賞されるなど注目の新人作家です。



   増原 嘉央理 作 「girar 徳利」 H14.2×D 9.2cm・・・・・¥32,400-



   増原 嘉央理 作 「girar ぐい呑」 H 5.0×D 7.6cm・・・・・(売約済

 見込に彩るエメラルドグリーンの景色。



   増原 嘉央理 作 「girar ぐい呑」 H 3.8×D 8.2cm・・・・・(売約済

最後は、今展最年少の藤田 直樹さんの「米色瓷」「青瓷」作品です。
第10回 現代茶陶展TOKI織部奨励賞を受賞され、日本伝統工芸展でも入選を重ねる若き俊英の作品に人気が集まりました。



   藤田 直樹 作 「米色瓷片口」 H 7.6×D13.2cm・・・・・(売約済



   藤田 直樹 作 「米色瓷ぐい呑」 H 3.8×D 8.5cm・・・・・(売約済



   藤田 直樹 作 「青瓷ぐい呑」 H 4.0×D 8.6cm・・・・・(売約済
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私の一押し作品!!≪曜変天目編≫

2018-01-18 22:08:05 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、春めいた陽気に包まれた一日でした。

さて、現在開催中の「酒器展2018」 【~21日()】も、早いもので後半戦へと突入です。
今日も昼食が取れないほど切れ目なくお客様がご来廊下さり、本年度文錦堂企画展第一弾を飾るに相応しい展覧会となっています。
是非、今週末は例年以上に逸品揃となった酒器展会場をご高覧賜りますよう御案内申し上げます。
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの『酒器』をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する作品は文錦堂初出展の一人、瀬戸 毅己先生の「曜変天目盃」です。
『中国陶磁史』を基に独学で「曜変天目」の研究をされている瀬戸先生ですが、その作品は今展でも大きな話題を呼びました。
漆黒の景色に不規則に散在する銀色の斑紋、その周囲を燦然と輝く光彩など、まるで宇宙の如く神秘的な趣を漂わせています・・・。



   瀬戸 毅己 作 「曜変天目盃」 H 4.2×D 8.2cm・・・・・(売約済
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