岐阜の画廊 文錦堂

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次回展のDMが出来上がりました!!

2012-03-23 12:18:25 | 工芸
皆さん、こんにちは。
今日は、朝から模様の1日です・・・。

さて、先週末18日()に無事盛況のうちに終えることが出来た「焼〆展」では、会期中県内外から本当に多くの方々にご来廊賜わり、賑やかな素晴らしい展覧会となりました。改めて厚く御礼申し上げます。

無事終えてホッとするのも束の間、早くも次回展「釉刻色絵金銀彩 伊藤 北斗 作陶展」【4月 7日(土)~15日()】のDMが出来上がってきましたので皆さんにご紹介致します。

   

掲載作品:「釉刻色絵金銀彩壷」・「釉刻色絵金銀彩香炉」

“釉刻色絵金銀彩”という独自の世界を築かれ注目される人気陶芸家、伊藤 北斗先生の待望の岐阜初個展です。
本展では、鳥や草花などをモチーフにした独自の文様と、地紋や釉薬の色彩によって彩られた、幻想的な茶器・花器・香炉・酒器・食器などの新作が多数出展されます。
“釉刻”の技法を用いて、色絵磁器のさらなる可能性を追求する北斗先生の新作群を、是非この機会に皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。

※7日・8日と、伊藤北斗先生が在廊されます。
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☆私の一押し作品《番外編》☆

2012-03-18 11:41:06 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、曇り空ではありますが温かな1日を迎えております。

さて、早いもので10日(土)から開催致しておりました「焼〆展」も本日、無事に最終日を迎えることとなりました。
昨日のブログでも記載致しましたが、今展では県外からも多くのお客様にご来廊賜わり大変賑わいのある展覧会となりました。改めて厚く御礼申し上げます。

さて、今日は「私の一押し作品(番外編)」と題し、今展で取分け存在感を放っていた作品2点をご紹介致します。

先ず最初の1点目は、

 今展のウインドウに飾られ、一際存在感を放っていた森本 良信さんの作品、




   「備前長方皿」H 5.2×D52.5cm (売約済

自然釉が織り成す様々な景色は、見る者にあたかも絵画的な印象を与えます・・・。

最後を締めくくる作品は、末田 恵さんの意気込みが伝わってくるような力強い書で“魂”です!!





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☆私の一押し作品《渡辺 愛子先生編》☆

2012-03-17 15:35:55 | 工芸
皆さん、こんにちは。
今日は、朝から雨の降り続くあいにくの天気となりましたが、先日無事、第1志望の大学に合格した娘を祝福しに常連のお客様が駆けつけて下さりました。実はこの「焼〆展」の初日が合格発表の日と重なってしまった為に、報告出来ずにいたところ大変やきもきとさせてしまっていたようです。大変ご心配をお掛け致しました!!
娘に対し、家族の如く祝福して下さる常連のお客様の温かなお心遣いに改めて感謝・感謝です。(涙)

その後は、お客様と共に陶芸談議に花を咲かせ楽しい一時を過ごしました。

さて、10日(土)から開催致しております「焼〆展」も、早いもので残すところ明日1日となってしまいました。
今日もナント!?北九州市からわざわざお越しくださるなど、会期中は県内外から多くのお客様にご来廊賜わり、改めて厚く厚く御礼申し上げます。

では、「私の一押し作品」をご紹介致します。ラストを飾るのは、伊賀の元気印!!渡辺 愛子先生の作品です。

渡辺 愛子さんは、1971年に大阪府堺市に生まれ、嵯峨美術短期大学美術学科卒業後、信楽の穴窯で焼成技法の勉強され、2001年に三重県伊賀市に穴窯を築かれ独立されました。03年には同じ伊賀市に仕事の拠点を移し新たな穴窯を築かれ白化粧や灰釉、長石釉などの作品も焼くなど、精力的に作陶活動を続ける“注目”の女流作家です。

先ずは、焦げとビードロが織り成す景色がとても綺麗な酒器揃いです。ぐい呑は人気の手桶シリーズです。



   「伊賀徳利」H10.8×D10.2cm ¥21,000-

   「伊賀手桶ぐい呑」H 4.7×D 6.5cm (売約済

次に、小ぶりな器形ながらも火色・焦げ、ビードロと見事な景色をみせる



   「伊賀茶碗」H 7.4×D11.2cm ¥52,500-

最後は、伊賀・信楽と云えば・・・、やっぱり「蹲」ですよね。
「蹲」は、古伊賀や古信楽などに見られる小壷で、ちょうど人が蹲踞(そんきょ)してうずくまる姿に似ているところから、古来茶人が「うずくまる」と呼んで愛好したそうです。以上、文錦堂うんちくコーナーでした!!



   「伊賀蹲」H16.5×D16.0cm ¥84,000-

幾度もの洗礼を浴びたであろう、見事な景色を見せる愛子さん渾身の逸品です!!

明日は、「番外編」です。乞うご期待!!

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☆私の一押し作品《末田 恵先生編》☆

2012-03-16 13:34:15 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日は、若手陶芸作家のO君が今朝焚いたばかりのご自身の作品を持参し、遊びに来てくれました!!
研究熱心な子で、会うたびに成長の跡を見せてくれます。今回も、前回と比べて格段の進歩を見せてくれました。
帰り際には「いつかこのブログで自分の作品が紹介されるように頑張りたい!」と、嬉しい一言も述べてくれました。
彼自身の作風もようやく確立されつつあり、あともう少しです。頑張れ頑張れ!!
今後も彼の成長を温かく見守っていきたいと思います・・・。

さて、現在開催中の「焼〆展」(~18日()迄)も、いよいよ終盤戦です!!
皆さん、今週末はどうぞ若手人気作家6名による“競演”をご覧に、文錦堂まで足をお運び下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

では、今日も気合を入れて「私の一押し作品!!」をご紹介致します。
第五弾 !!として今日ご紹介するのは、備前の末田 恵先生の作品です。

末田 恵さんは、1990年に島根大学法学部を卒業され、島根デザイン専門学校附属奥出雲陶芸研究所を経て、造形作家 安倍 安人氏に師事されました。現在は、島根県仁多郡横田町に築窯されて、個展やグループ展を中心にご活躍されています。今後のさらなる活躍が楽しみな“注目”の女流作家です。

先ずは、酒器揃いです。今展でも末田さんの「ぐい呑」は人気が高く、会期早々に完売してしまいました。(驚)



   「伊部お預け徳利」H17.6×D10.5cm (売約済

   「伊部酒器」H 5.8×D 6.6cm (売約済

次に、今や末田作品の代名詞とも云うべき黄胡麻と、塗り土を施した伊部手の器肌が織り成す景色が見事な



   「伊部茶碗」H 9.3×D12.5cm ¥84,000-

最後は、古備前を髣髴とさせる三角花入です。焼き重ねにより生じた器肌は、釉掛けしたかのような艶を放っています。



   「備前花入」H 6.4×D13.0cm ¥73,500-

師である造形作家 安倍 安人氏が、かつて魅せられた長次郎の楽茶碗「俊 寛」について考え研究し辿り着いた独自の「三角理論」。桃山時代の茶陶や酒器の名品には、なぜか必ず、この「三角理論」が当てはまるそうです。
弟子である末田さんの作品にもしっかりと受継がれています・・・。

ラストを飾る明日の「私の一押し作品!!」は、「渡辺 愛子先生編」です。皆さん、乞うご期待!!!

コメント (2)
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☆私の一押し作品《金重 潤平先生編》☆

2012-03-15 11:00:55 | 工芸
皆さん、おはようございます。
今朝の岐阜も青空が広がる清清しい朝を迎えています。

さて、現在開催中の「焼〆展」(~18日()迄)も、はや中日を過ぎました。
最近、月日が経つのが特に早く感じます・・・。

では、「焼〆展 一押し作品」第四弾!! 今日ご紹介するのは、備前金重 潤平先生の作品です。

金重 潤平さんは、1972年に備前焼作家 金重 晃介先生の長男として生まれ、早稲田大学第一文学部卒業後、父に師事し、金重家に伝わる技法を土作りから学ばれました。また、途中3年間ニューヨークのロングアイランド大学大学院にて現代彫刻も学ばれました。

先ずは、窯変とカセ胡麻が織り成す景色が見事な酒器揃いです。



   「備前徳利」H14.5×D 8.5cm ¥60,900-

   「備前酒呑」H 5.0×D 5.8cm ¥24,150-

次に、正面や見込み部分にたっぷりと降り注がれた黄胡麻の景色がとても美しい



   「備前茶碗」H 7.8×D11.8cm ¥84,000-



   「備前茶碗」H 6.4×D13.0cm ¥84,000-

窯変・緋色・カセ胡麻・・・など、祖父 陶陽が遺した多彩な景色を見せる「金重伝統の焼き」をしっかりと受継ぎ、次世代の備前焼を担う作家として今後のさらなる活躍が楽しみな若手陶芸家の一人です!!

明日の「私の一押し作品!!」は、「末田 恵先生編」です。皆さん、乞うご期待!!!

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