岐阜の画廊 文錦堂

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週末特別企画

2021-09-26 16:40:28 | 工芸
皆様、こんにちは。

週末の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。
超大型の台風16号が近づいてきておりますが、どうぞ早めの備えを心掛けてください。

さて、久しぶりに【週末特別企画】と題して、新たに入荷してきた作品をご紹介致したいと思います。

今日ご紹介する作品は、うつわから金属を使った立体作品まで多岐にわたる創作活動で知られる三重県四日市市在住の陶芸作家 内田 鋼一さんの【赤織部酒器揃】です。
東南アジア、中東、西アフリカなどの各地を旅し、現地でやきもの作りに参加された経験を活かした多彩なやきものの世界を展開する内田さん。
この酒器揃もそんな内田さんの魅力が詰まった逸品です。
の到来とともに日本酒が美味しい季節となってきましたが、是非この機会に晩酌の供にいかがでしょうか。

掲載作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売致しております。 (他にも魅力的な酒器をご紹介しております。)



内田 鋼一 作 「赤織部線刻文酒器揃」徳利 H12.6×D 9.2cm / ぐい呑 H 3.6×D 7.0cm (売約済

現在、内田さんが館長を務めるBANKO archive design museum にて、素敵な企画展が開催されています。
お近くの方は、是非足をお運びくださいませ。





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次回展DMのお知らせ。

2021-09-14 17:17:59 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から小雨交じりの肌寒いお天気となりました。

さて、先の「-李朝傾慕- 対州 武末 日臣 陶展」を無事に終えてホッとするのも束の間、次回展のDMが出来上がってまいりましたのでご紹介させて頂きます。

次回展は、信楽の伝説の陶芸家 古谷道生 先生の遺作展です。
今展では、生前の道生先生と深く親交があられたコレクターF氏の珠玉のコレクションを一堂に展示即売致します。乞うご期待です!!

 「-偲ぶ- 古谷道生 遺作展」 令和 3年10月 2日(土)~ 10日() 会期中無休

この度、伝説の陶芸家 古谷道生先生の遺作展を開催させて頂きます。
今展では、生前の道生先生と深く親交があられたコレクターF氏の愛蔵のコレクションを一堂に展示致します。
生涯に30基以上の窯を築き、著書「穴窯-築窯と焼成-」は多くの陶芸家のバイブル本となるなど、日本陶芸史に大きな足跡を残された道生先生の珠玉の遺作群を、皆様お揃いでご高覧賜わりますようご案内申し上げます。 画廊 文錦堂

私が幼少の頃、週末になると父に会いに工房にはいつもお客さんが訪ねて来ておられました。 F氏もその一人であります。
電車・バスを乗り継ぎ3・4時間かけ工房にいらしては、窯出しを手伝いながら我先にと一番良い作品を求めたと聞きます。
帰りの道中、バスに揺られながら何とも言えない幸福な時間を過ごされたといいます。
その様な愛着の作品を手放すこと、F氏も大変なご決断だったことと思います。
F氏のように父の作品をもう一度愛でて下さる事、私も願っています。 古谷 和也
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私のイチオシ作品!!《井戸 編(2)/武末日臣 陶展より》

2021-09-10 11:31:18 | 工芸
皆様、おはようございます。

昨日接種してきた二回目のワクチン。
副作用を心配しましたが、今のところ筋肉痛のような痛み以外は熱もなくホッと胸を撫で下ろしています。

さて、早いもので現在開催中の「-李朝敬慕- 対州 武末 日臣 陶展」 【 ~12日()】も終盤戦へと突入です。
どうぞ今週末は、ますます円熟味を増す武末さんの古格漂う新作群を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。
皆様のご来廊を心よりお待ち致しております。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品」コーナー。
今日も、「-李朝敬慕- 対州 武末 日臣 陶展」から選りすぐりの逸品をご紹介したいと思います。。
大酒豪としても知られる武末先生ですが、今展でも魅力溢れる酒器を多数出展されています。
今日ご紹介する作品も、昨日に引き続き、武末先生の代名詞でもある「井戸」のぐい吞です。 

今展では、轆轤の挽きっぱなしなど、今までにない意欲的な造形の作品も発表されて話題を呼びました・・・。



   武末 日臣 作 「井戸杯」 高 4.8×径 8.0cm (売約済



   武末 日臣 作 「井戸杯」 高 3.6×径 7.6cm (売約済



   武末 日臣 作 「青井戸杯」 高 4.2×径10.2cm (売約済



   武末 日臣 作 「青井戸杯」 高 4.0×径10.0cm (売約済

注意青井戸・・・高台から口縁までほぼ直線的に開いて成形された器形が特徴。 青味を帯びた暗褐色の釉から、琵琶色のような釉色のものまで様々。
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私のイチオシ作品作品!!《井戸編(1)/武末日臣 陶展より》

2021-09-09 13:16:50 | 工芸
皆様、こんにちは。

現在、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受けて「緊急事態宣言」が発出中の岐阜県ですが、どうやら30日まで期限延長となりそうです。
私も本日2回目のワクチン接種を受けてきましたが、気を抜くことなく、引き続き感染症対策をしっかりと行っていきたいと思います。

さて、現在開催中の「-李朝敬慕- 対州 武末 日臣 陶展」 【 ~12日()】も中日が過ぎました。
文錦堂での記念すべき10回目となった今展を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。

それでは、久しぶりに「私のイチオシ作品」をご紹介したいと思います。
今展でも魅力溢れる作品が多数出展されていますが、今日ご紹介する作品は武末先生の代名詞的作品 《井戸》です。 

轆轤目が強く現れた堂々とした造形、高台脇に生じる荒々しい梅華皮(かいらぎ)、一面に細かく貫入が生じる詫びた風情など。
韓国と殆ど同じ性質である対馬の土を活かした作品は、まさに高麗作品の“王者”と呼べる風格を感じさせます・・・。



   武末 日臣 作 「井戸茶碗」 高 7.6×径14.3cm ¥330,000-



   武末 日臣 作 「小井戸茶碗」 高 6.3×径13.4cm (売約済

注意小井戸・・・大井戸に比べて、僅かに口径が小さく浅めの碗で高台も小さく低い。 「古井戸」とも称す。



   武末 日臣 作 「井戸徳利」 高11.0×径 9.6cm ¥55,000-



   武末 日臣 作 「井戸徳利」 高 9.2×径 8.4cm ¥55,000-
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「-李朝敬慕- 対州 武末 日臣 陶展」会場奥風景。

2021-09-08 14:36:15 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、小雨が降りしきる生憎の空模様となっています。

さて、早いもので4日より開催致しております「-李朝敬慕- 対州 武末 日臣 陶展」 【 ~12日()】も中日を迎えました。

それでは、昨日に引き続き、2年ぶり10回目の開催となった個展会場をご紹介致します。



会場奥正面は、「黒釉面取壺」と共に武末先生の代名詞的な作品でもある【井戸】「茶碗」「酒器揃」が並びます。



 額は、陶芸界の巨匠 加藤 唐九郎(1897-1985)による書 「土は生きている」 。

秋草が映える「黒釉四方瓶」「井戸耳付花入」と共に、「総刷毛目大壺」が存在感を放ちます。



「違い棚」コーナーには、井戸・粉引・刷毛目・掻落など魅力溢れる各種「徳利」が陳列されています。



最後は、酒器党垂涎の「ぐい呑」コーナー。 “大酒豪”の武末先生が作られる酒器は、多くの酒器党を魅了しています!!



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」をご紹介していきたいと思います。
乞うご期待!!
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