岐阜の画廊 文錦堂

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新作入荷&池田省吾特集!!

2011-10-29 08:53:56 | 工芸
皆さん、おはようございます!!
昨日は、さすがに備前出張の疲れを感じながらも・・・・・・、午前中は名古屋市守山区にある加藤高宏先生のお宅にお伺いし、午後はトンボ帰りで岐阜・大垣市にあるお客様のお宅へ伺うなどハードな1日を過ごしました。

さて、個展【阪急うめだ百貨店 11月30日(水)~12月6日(火)】を控え、現在ラストスパート中でお忙しい最中の高宏先生ですが、以前からお願い致しておりました「黒織部茶碗」を頂戴することが出来ましたのでご紹介致します。



  

加藤 高宏作「黒織部茶碗」・・・高さ10.5×径13.5cm

黒い鉄釉を加飾表現に用い胎土を内外に大胆に露出させるなど、極めて自由かつ革新的表現で高宏様式とでも言うべき独自の世界を創り出しています。

ここで速報です!!
先の個展開催で大変お世話になった池田省吾さんの特集が、来る11月1日発売炎芸術108号で掲載されますので、ちょっと早いですがご紹介させて頂きます。



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備前出張記!!

2011-10-28 17:19:32 | 日記
皆さん、こんばんは。
昨晩遅くに備前への出張を終え、無事に岐阜に帰ってまいりました。
備前へは毎回車で片道4時間半をかけて行くので結構しんどいです・・・・・・。

さて、今日は、備前出張記と題して今回の旅路を少しご紹介させて頂こうと思います。

今回の旅路は日帰りの強行軍。時間を有効的に使わなければ!!
と、いうことで、AM5:00に早起きして行くつもりが・・・・・・。
やってしまいました。(涙)目覚ましで起きたつもりが不覚にも二度寝をしてしまい、結局岐阜を出発したのがAM6:15

これは、はっきり言ってメチャメチャやばい、ということで猛スピードで備前までLet's go!!



やっと壷の絵が描かれた備前市の看板が・・・・・・。(汗)あと、もうすぐです!!

 備前ICで下車。ここまでノンストップでアドレナリン全開です!!!

 先ず向かった先は、長船にある隠崎隆一先生のお宅へ。

そうなんです!!急いでいたのはAM11:00アポを取っていたからなんです。



ギリギリセーフの2分前到着。息を整えて・・・・・・、いざ隠崎先生宅へ。いつもながら綺麗に掃き清められており、木の葉一つ落ちていません。緊張度MAXです。

無事に隠崎先生との面会を終え、次に向かった先は、ランチを共にするべく森本良信先生との待ち合わせ場所へ。

美味しいランチを食べながら、現在天満屋各店で開催中の個展の話や今後のビジョンなど、熱い陶芸談議を森本先生と一緒に楽しみました!!森本先生、ご馳走様でした!!

  腹ごしらえを終えリラックス気分伊部に戻り、次に向かった先は・・・・・・、



金重 巖先生のお宅です。いつお伺いしても茅葺屋根のご自宅は風情があります。

 ショーウィンドウには、花が活けられた巖先生の「伊部花入」が飾ってあります。

そして、昨日最後に伺ったのが中村 真先生のお宅へ。

 壁には、伝説となった徳利が埋め込まれています・・・・・・。

真先生のお宅で私を出迎えてくれたのが・・・・・・、



ナント、3年越しのお願いでやっと今回頂くことが出来た、窯出し直後中村家独特の窯変徳利と酒呑
内側に赤い緋色が円を描くように彩られ、外側の黒色の焦げと合わさって見事なコントラストを見せる独特の「窯変」。水分を含ませた表情はもう堪りません・・・・・。
3年間待ったかいがありました!!メチャメチャ嬉しいの一言です!!
この時ばかりは、仕事を忘れ一コレクターになってしまいました・・・・・・。(笑)

途中からお酒も入った真先生との楽しい酒器談議に、ついつい時間が過ぎるのも忘れてしまうほどでした。
今回は大変収獲のある備前出張でした!!

 帰りは、見事に渋滞にはまってしまい・・・・・・。(ガクッ
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「種子島無比 池田省吾展」御礼&「茶碗 今を生きる」展開催中!!

2011-10-25 09:41:59 | 日記
皆さん、おはようございます!!
先の池田省吾展【10/15(土)~23(日)】では、県内外から本当に多くのお客様にご来廊賜わり、誠に有難うございました。昨年に続く個展開催でしたが、昨年以上の反響に愛好家の皆様方の池田省吾先生に対する期待の高さを改めて再認識する今回の個展でした・・・・・・。(驚)
大変賑わいのある素晴らしい展覧会が出来ましたこと、厚く御礼申し上げます。
本日18:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、ご紹介出来なかった食器類を掲載致しますので、よろしければご覧になって下さい。

さて、昨日は2週間ぶりとなる休日でゆったりと過ごす予定だったのですが・・・、午前中は名古屋に午後は息子の授業参観にと、休日気分を全く味わうことなく忙しく過ごしてしまいました。(涙)

休日となる度に名古屋に出かけているのではないかと思われがちですが、今回もちゃんと目的があっての名古屋行きなんです!!
その目的はというと、現在松坂屋美術館にて開催致しています「松坂屋創業四〇〇周年・松坂屋美術館開館二〇周年記念 茶碗 今を生きる~樂歴代と時代を語る名碗~」【会期:10月19日(水)~11月27日(日)】を鑑賞するためだからです。美術商たるもの常に“眼”を肥やさなければいけません!!!

  

今回の展覧会は、当代 樂 吉左衛門先生の監修により、茶の湯茶碗の歴史を桃山・江戸初期・中期・後期・明治・大正・現代という6章の時代に分け、桃山より今日まで400年以上に渡り茶の湯茶碗を造り続けてきた樂家歴代の代表作を時系列に展示し、時代を追いながら、さらにそれぞれの時代を象徴する国焼茶碗の名碗と対峙させて展示されています。

薄暗い会場には、ピンスポットライトに照らされた長次郎作「銘:ムキ栗」光悦作「銘:村雲」志野茶碗「銘:通天」瀬戸黒茶碗「銘:小原女」などの桃山・江戸時代を代表する名碗が整然と飾られ、また、加藤唐九郎先生の代表作「銘:氷柱」「銘:鬼ヶ島」川喜田半泥子先生「銘:不動」など、現代を代表する名碗も対峙するべく展示されており、「茶碗とは何か!」と提示する当代 樂 吉左衛門先生の強い意思が感じ取れる見応え十分の展観でした。
会期中に2度3度と足を運んでみたいと思うほどの展覧会ですので、是非名古屋に行った際は足をお運びになられると良いと思います!!

帰りに、三越栄店にて開催されていました「加藤土代久作陶展」も覘いてきました。



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池田省吾展☆私の一押し作品《番外編》☆

2011-10-21 17:33:08 | 工芸
皆さん、こんばんは。
先週末15日(土)より開催致しております「種子島無比 池田省吾展」(23日()迄)も、いよいよ残すところ明日・明後日の2日間となりました・・・・・・。

連日多くのお客様で賑わっていますが、昨晩は、若手陶芸家澤 克典さん鈴木 大弓さん山口 真人さんが遊びに来てくれました!!
探究心旺盛でエネルギッシュな若い彼らと、熱い陶芸談議に花を咲かせながら、楽しい一時を過ごすことが出来ました。



左から、私・鈴木大弓さん(信楽)・澤克典さん(信楽)・山口真人(瀬戸)さん。

さて、【私の一押し作品】のコーナーもとうとう最終回となりました・・・・・・。本日は『番外編』です。

先ずは、本展でもひときわ存在感を放っていた「織部武士」です。



  

「織部武士」 高28.8×径28.2×奥行19.5cm  ¥210,000-(売約済)

甲冑の後ろに丸に十の字の島津の家紋。まさしく、「ぼっけもん」の武将です。
花模様の着衣・ピアスをした耳・頭に花びらなど、凛々しくもどこかお茶目なこの武将の前で多くのお客様が微笑まれました・・・・・・。

:「ぼっけもん」とは、薩摩・鹿児島県人の気質を表した言葉で、豪胆な・向こう見ずな・大胆なといった意味があるそうです。

次に



  

「織部釣人」 高25.5×径16.5×奥行13.0cm  ¥178,500-(売約済)

魚が掛かり竿がしなっているにも係わらず、岩に腰掛うたた寝するこの老人に誰もが癒されました・・・・・・。

彩色や構図の取り方、造形など、省吾さんのバランス感覚の良さが凝縮されており、まるで桃山時代の陶磁器の中でひときわ異彩を放った“織部”の「型やぶり」さが、この「陶人形」達に継承されているかのようで楽しさが伝わってきます!!

本展最後の週末を迎えますが、お時間がございましたら是非お立ち寄り下さい。
省吾さんの茶碗を使用したおもてなしで、心よりお待ち申し上げております。




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池田省吾展☆私の一押し作品《茶碗編》☆

2011-10-20 09:14:08 | 工芸
皆さん、おはようございます。
岐阜は、爽やかな秋晴れの朝を迎えています。

さて、先週末15日(土)より開催致しております「種子島無比 池田省吾展」(23日()迄)も、いよいよ終盤戦となりました・・・・・・。
月曜日からご紹介している【私の一押し作品】のコーナー第四弾、本日は『茶碗編』です。

先ずは、呉須や彩色で描かれた「粉引茶碗」です。



  「粉引獅子茶碗」 高8.0×径13.8cm ¥42,000-(販売可)



 見込みに小さく案山子(かかし)の図が描かれています。

「粉引田植之図茶碗」 高8.0×径13.8cm ¥42,000-(販売可)

省吾さんの「茶碗」作品には、見込や高台部分にもモチーフに関連した絵が描かれており、お茶を飲み干した後も楽しませてくれます。



  山々が紅葉で色づくこの時期にピッタシなお茶碗ですね。

「粉引山帰来茶碗」 高8.0×径13.8cm ¥42,000-(売約済

次は、作品1点1点にストーリー性を感じさせる「織部茶碗」です。



  弥七田織部風の平茶碗。柳の下のカエルが可愛い~。

「織部茶碗」 高5.9×径15.0cm ¥50,400-(販売可)



  蓮と水車が描かれ、さながら水藻が浮かぶ古池のよう・・・。

「織部茶碗」 高10.6×径11.2cm ¥50,400-(売約済



  鳴海織部と弥七田織部を見事に融合させた斬新な茶碗。

「織部茶碗」 高8.8×径13.5cm ¥50,400-(売約済) 高台部分に、お得意のあの「牛」も見て取れます。

このブログに掲載した作品に対するお問合せを多くの方より頂戴する為、今回も販売可能な作品を掲載致しました。
お気に召されましたら弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)のお問合せメールでお気軽にお問合せ下さい。

明日は「番外編」をご紹介致します。皆さん、乞うご期待!!!

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