岐阜の画廊 文錦堂

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次回展DMのお知らせ

2023-04-29 15:27:13 | 工芸
皆様、こんにちは。

いよいよ今日から最大9連休となるゴールデンウイークが始まりましたね。
どうぞ素敵なゴールデンウイークをお過ごしください。

さて、大盛況に終わった先の「池田 省吾 陶展」を無事に終えてホッとするのも束の間、次回展が迫ってきましたのでDMをご紹介させて頂きます。
次回展は、皆様お待ちかねの柳下 季器さんの2年ぶりとなる個展です。
初発表となる「紫匂ひ」と称された今焼黒茶碗など、開催前から既に大きな注目を集めています。
次回展も話題満載の展覧会となりそうで、今から開催が待ち遠しい限りです。 乞うご期待です!!

 「 柳下 季器 陶展」/ 令和 5年 5月13日(土)~ 21日(

「茶陶」に魅せられ、伊賀の地に穴窯を築き、主に楽・信楽・伊賀・志野などを手掛ける柳下 季器さんの2年ぶりとなる個展です。
桃山茶陶に通じる陶芸家 杉本玄覚貞光に薫陶を受けた柳下さんの作品からは、強烈な主張は感じられず静謐な印象ながら、眺めているうちにその静かな存在感に引き込まれてしまいます。
今展では、「紫匂ひ」と称された今焼黒茶碗を初発表されるなど、茶器を中心に酒器や食器などの新作が多数出展されます。
皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。



   柳下 季器 作「今焼黒茶碗 銘:紫匂ひ」 H 8.0×D10.6cm
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巨星墜つ

2023-04-20 10:22:55 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日も岐阜は、朝からポカポカ陽気となっています。

さて、悲しい訃報が飛び込んできました。
国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)の加藤 孝造先生が、17日急性心不全のため88歳で逝去されました。
故 荒川豊蔵氏に師事され、美濃桃山陶の伝統的な技術を継承。
桃山時代と同じ構造の穴窯を築かれ、独自の境地を開いた"孝造黒”"孝造志野”を生み出されました。

謹んでお悔やみ申し上げます・・・。



焼成途中で窯から引き出して急冷し、漆黒の釉調を出す【瀬戸黒】



    加藤 孝造 作 「瀬戸黒ぐい呑」 高 4.8×径 6.0cm

独特の美しい緋色を表現した優美な【志野】も人気が高く、ファンは多い。



    加藤 孝造 作 「志野ぐい呑」 高 4.6×径 6.4cm



    加藤 孝造 作 「志野徳利」 高 13.2×径 10.4cm
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完売御礼

2023-04-19 10:55:17 | 工芸
皆様、おはようございます。
今日の岐阜は、朝から曇り空に覆われていますが、上着の必要がないくらいのポカポカ陽気となっています。

さて、先日大盛況のなか幕を閉じた先の 「-種子島無比- 池田 省吾 陶展」 。
会期中は、全国各地から大変多くのお客様にご来廊賜わり誠に有難うございました。
お客様以外にも、美術館関係者やギャラリーの方々も多く、改めて省吾さんに対する注目の高さを感じる個展となりました。
感謝感謝です。

次回は、また2年後。
どんなボッケモノが発表されるか、今から待ち遠しい限りです・・・。





   池田 省吾 作 「ボッケ者」 高 31.6×径 9.8cm (売約済
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「池田省吾 陶展」会場奥風景

2023-04-11 18:21:53 | 工芸
皆様、こんばんは。
今日も岐阜は、初夏を思わせるようなポカポカ陽気の一日となりました。

さて、現在開催中の 「-種子島無比- 池田 省吾 陶展」 【 ~16日()迄】。
おかげ様で、愛好家や陶芸家の先生方、美術館関係者など、連日大変多くの方々に足をお運び頂いております。
今日も徳島県からお客様がお越し下さるなど、朝から切れ目なくお客様がいらしてくださり大変賑やかな一日となりました・・・。(感謝)

それでは、昨日に引続き省吾さんの個展会場をご紹介致します。



会場奥正面には、【織部】による「茶碗」「陶人形」と共に、今展一番の大作「織部壺」が存在感を放ちます。



 壁面を飾るのは、月に向かう昇り龍が描かれた「龍図」

続いて、【粉引織部】【黒掻】【粉引】による「茶碗」「酒碗」、そして「織部酒注」も出展されました。



違い棚コーナーには、人気の各種「酒碗」「織部龍酒注」と共に、【粉引】の器肌に柘榴や牛などが描かれた「湯呑」が飾られ、来場者の目を楽しませてくれます。 



最後は、池田ワールド全開の「酒器」コーナー。 
魅力溢れる酒器が出展され、多くの酒器党を魅了しました・・・。

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「池田省吾 陶展」開幕です!!

2023-04-10 14:45:33 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は、春の陽気に包まれた一日となっております。

さて、先週末 8日(土)から始りました 「-種子島無比- 池田 省吾 陶展」 【 ~16日()迄】。
AM 9:00に整理券を配布した初日は、開店前から37名ものお客様が詰めかけて下さり熱気に包まれた1日となりました。
初日で出展作品全てが “完売” となるなど、省吾さんの人気の凄まじさにただただ驚くばかりです!?
昨日も熊本からお客様がお越しくださるなど、全国各地からお客様がお越しくださっています・・・。(感謝)

それでは、2年ぶりの開催となった個展会場をご紹介致します。 
壁面に飾られた絵画も含めて構成された、ユーモラス溢れる池田ワールドをお楽しみください。





玄関正面は、色紙 「ボッケモノ」と共に、【粉引織部】【黒掻】による擂鉢や酒器が来場者をお出迎え致します。



床の間には、軸装「HOTARU」と共に「刷毛鉄絵花生」が飾られ、独特の池田ワールドが演出されています。



粉引の釉肌に藍色の呉須を色濃く用いて描かれた「龍」や「竹林」風景など、魅力溢れる食器群が並びます。



人気の織部による富士を模った 「鉢」や「皿」なども出展され、来場者の目を楽しませてくれます。



椿が色鮮やかに描かれた茶碗や酒器揃と共に、富士山がそのまま器形となった「織部酒器揃」が人気を集めています。



明日は、画廊奥の会場風景をご紹介致します。乞うご期待!!
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