岐阜の画廊 文錦堂

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案内板の欲しい方を募集します!!

2016-11-30 15:49:58 | 工芸
皆様、こんにちは。

早いもので、11月も今日で終わりですね。
今年も残すところあと1ヶ月で終わりかと思うと、改めて時の経つスピードに驚かされます・・・。

さて、今週末はいよいよ「ー高麗・唐津ー 内村 慎太郎 陶展」【12月 3日(土)~ 11日()】が開催されます。
先ほど内村さんから出展作品が届きましたが、平成28年文錦堂企画展の大トリを飾るに相応しい逸品揃の内容となっています。
乞うご期待です!!



個展開催を前に、今日は文錦堂企画展でウィンドウを飾った案内板を欲しい方を募集致します。
ご自宅のお部屋のディスプレイなどにいかがでしょうか。
ご希望の方は、ご来店時にお気軽にお申し付けください。
なお、発送は致しませんので、ご来店いただける方のみとさせて頂きます。 予めご了承下さいますようお願い申し上げます。

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次回展DMのお知らせ

2016-11-22 21:04:38 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、小春日和の穏やかな一日となりました。

さて、早いもので2016年も残り1ヶ月ちょっとになりましたが、今年最後の文錦堂企画展をご紹介させて頂きます。

大トリを飾る次回展は、2年ぶりの開催となる内村 慎太郎さんの個展です。
今展では、新作と共に炎芸術(阿部出版)に掲載された作品が揃って出展されるなど、内村さんもかなり気合が入っています!!

 炎芸術122号/2015 夏(阿部出版)

 炎芸術124号/2015 冬(阿部出版)

次回展もまたまた話題の展覧会となりそうで、今から開催が待ち遠しい限りです!!

 「ー高麗・唐津ー 内村 慎太郎 陶展」 平成28年12月 3日(土)~ 11日() 会期中無休

福岡県糸島市にて、高麗陶磁をひたすらに追求し続ける陶芸家 内村 慎太郎さんの2年ぶりとなる個展です。
今展では新作と共に、内村さんのご好意により炎芸術(阿部出版)に掲載された作品や、塗箱・仕覆・風呂敷付の特別仕立による逸品も出展されます。
古陶を意識しつつも、次代を反映し鑑賞という観点も大切にされる内村さんの新作群を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

3日(土)・4日()、内村 慎太郎先生在廊の予定です。
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週末特別企画/巨匠の逸品

2016-11-20 16:09:21 | 工芸
皆様、こんにちは。
週末最後の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。

今日の岐阜は朝から曇り空となっていますが、上着が必要ないほど暖かく大変過ごし易い1日となっています。

さて、11月も半ばを過ぎて、そろそろ忘年会の予定が入ってくる頃ではないでしょうか。
私も一昨日に一件、今晩で二件目となります。 皆様も、飲み過ぎにはお気をつけください。

それでは、今日も【週末特別企画】と題して、新たに入荷してきた作品をご紹介したいと思います。
ご紹介する作品は、本年で作陶生活45周年を迎えられた唐津の巨匠 田中 佐次郎先生の【朝鮮唐津徳利】です。
佐次郎先生は、御年79歳ながら唐津の秘境の地である山瀬で、今もなお精力的に作陶活動を続けておられます。
山瀬の土を最大限に活かし、造形と釉調の妙を見せる作品は、他の追随を許さないほどの渋み深い土味で多くのファンを魅了します。

今回は、ご縁があってお客様愛蔵の逸品をご紹介させて頂くこととなりました・・・。

ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂きます。



   田中 佐次郎 作 「朝鮮唐津徳利」 H23.0×D13.5cm・・・(売約済

 高温で焚かれた作品は、変化に富んでダイナミックな景色を見せます。

 桐箱も大事に保管されており、染み一つない状態です。

田中 佐次郎 (たなか さじろう)

1937年、北九州に出生 1965、縄文・弥生土器各地発掘、ドルメン調査 手びねりを始める
1971年、肥前一帯唐津古窯地の発掘調査並びに作陶を始める 1975年、福井県大本山永平寺において在家得度 禅戒法月佐治郎居士
1975年、唐津市半田に登り窯築窯 1979年、加藤 唐九郎先生を訪ねる 1987年、古窯地 山瀬に登り窯移築
2004年、韓国蔚山彦陽に亀山窯築窯 2009年、韓国ロッテ百貨店において個展

【個展】
日本橋三越/新宿三越/福岡三越/福岡玉屋/新宿伊勢丹/池袋西武/横浜そごう/広島天満屋/しぶや 黒田陶苑、他
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私の一押し作品!!≪その他編/鈴木 大弓 陶展より≫

2016-11-18 16:42:40 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日も岐阜は、朝から爽やかな青空が広がっています。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、先の「鈴木 大弓 陶展」から会期中ご紹介出来なかった逸品をご紹介致します。
今展では、ご紹介してきた粉青沙器以外にも多種多様な高麗作品が数多く出展され、来場者の目を楽しませてくれました・・・。

注:粉青沙器(ふんせいさき)
朝鮮半島で、李氏朝鮮時代の前半、15世紀を中心に作られた磁器の一種。 本来は、粉粧灰青沙器の略語。
灰青や灰黒色の素地に白土で化粧掛けして焼成した焼きもの。 代表的なものに「三島」・「刷毛目」・「粉引」などがある。




   鈴木 大弓 作「井戸ぐい呑」 H 5.9×D 5.1cm (売約済

注:井戸(いど)
高麗茶碗の一つで最も格が高いとされ、大井戸・青井戸・小井戸・井戸脇などに分類される。
外側にまわる轆轤目、貫入の生じた枇杷色の釉、高台まわりの梅華皮、高台内の兜巾などが見所。



   鈴木 大弓 作「柿の蔕ぐい呑」 H 5.0×D 5.2cm (売約済

注:柿の蔕(かきのへた)
高麗茶碗の一種。 全体の形や色、あるいは高台の作りが柿の蔕に類似していることからの名称。
鉄分を多く含む黒褐色の土に薄く釉薬が掛かり、腰部がやや高いのが特徴。



   鈴木 大弓 作「御器盃」 H 4.8×D 7.8cm (売約済

注:御器(ごき)
高麗茶碗の一種で、御器、五器とも書く。 形が椀形で、禅院で用いる飲食用の木椀の御器に似ていることからの名称。
一般に、大振りで、見込みが深く、丈が高く木椀形で、高台が高く外に開いた「撥高台(ばちこうだい)」が特色。
素地は堅く白茶色で、薄青みがかった半透明の白釉が掛かる。



   鈴木 大弓 作「金海盃」 H 5.7×D 6.5cm (売約済

注:金海(きんかい)
高麗茶碗の一種で、朝鮮の慶尚南道の金海窯で焼かれたとされる。
金海の名前は、慶尚南道金海で焼かれ、「金海」、「金」の文字が彫られているものがあることに由来する。
素地は磁器質の堅手質で、釉は乳白の土見ずの総釉で、かなり高温で焼かれ、金海堅手の一種とされる。
作行は薄手で、腰のあたりにふくらみのある椀形、口縁は桃形、州浜形、小判形が多い。
高台は、外に強く開いた撥高台が多く、さらに切込みを入れて割高台にしたものが好まれる。



   鈴木 大弓 作「御所丸ぐい呑」 H 7.2×D 5.6cm (売約済

注:御所丸(ごしょまる)
高麗茶碗の一種で、名称の由来は御所丸という名の交易御用船によってもたらされたからといわれる。
慶尚南道の金海付近で焼かれたと推測され、織部の沓形に似た半筒で歪めたものが多い。
素地は、堅く焼き締まった磁器質で、高台は多角形。 白無地や黒釉を刷毛塗りし白釉を掛けたものなどがある。
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私の一押し作品!!≪三島編/鈴木 大弓 陶展より≫

2016-11-17 16:44:04 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は朝から晴れ間が広がり、穏やかな陽気となりました。

さて、展覧会が終わり、やり残していた納品作業に追われる毎日ですが、昨日もお客様宅へ納品に伺ってきました。
納品時にお客様のご満足された笑顔を拝見すると、本当に何とも言えない充実感を覚えます。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、先の「鈴木 大弓 陶展」から会期中ご紹介出来なかった逸品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品も、粉青沙器の代表的な作品である「三島」作品です。
象嵌によって器体一面に文様が装飾された作品は、素朴ながらも味わいのある趣を感じさせてくれます。
今展では花文様が象嵌された「花三島」がその可憐さから人気を集め、特に升形をした「升ぐい呑」は完売となるほどでした・・・。 

注:三島(みしま)
14世紀末に建国された李氏朝鮮王国時代に栄えた粉青沙器の一種。 生乾きの素地に文様を刻み、黒土や白土を埋め込む手法。 
李朝初期の三島には、印花や線刻文が隙間なく丁寧に象嵌されていたが、次第に簡略化され搔き落としによる彫三島へとなる。



   鈴木 大弓 作「三島升ぐい呑」 H 5.0×D 5.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「三島升ぐい呑」 H 4.7×D 5.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「三島升ぐい呑」 H 5.1×D 5.1cm (売約済



   鈴木 大弓 作「三島盃」 H 4.2×D 8.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「三島盃」 H 4.2×D 7.8cm (売約済

明日は、「その他編」をご紹介致します。 乞うご期待です!!
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