岐阜の画廊 文錦堂

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週末特別企画/中村家三代

2020-06-28 15:48:00 | 工芸
皆様、こんにちは。 週末の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。 

今日の岐阜は、昨晩降り続いた雨も止んで、午後からは晴れ間も広がりました。

さて、今週は中村 真先生・和樹先生より窯出し作品が届きましたので、【週末特別企画/中村家三代】と銘打ってご紹介させて頂きます。
中村家では年に三回、春・夏・秋に窯を焚かれますが、今回の窯もまずまずだった様です。

生前「徳利の六郎」と異名を取った故 中村 六郎先生譲りの作風で、酒器党から絶大な支持を受ける中村家の酒器。
備前最高の土と評される「観音土」の魅力を最大限に生かされた作品は、使えば使うほどに育ち愛着が増していきます。

暑さが増して冷酒が恋しくなるこれからの季節、酒器作りの名手として名高い中村家の酒器を味わってみてはいかがでしょうか・・・。

ご紹介致しました作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売させて頂きます。

先ずは、その徳利に思い焦がれ、長い人だと三年は待ったといわれた故 中村六郎先生の作品から。



   中村 六郎 作 「備前徳利」 H10.2×D11.3cm (売約済



   中村 六郎 作 「備前酒呑」 H 5.8×D 7.2cm (売約済

続いて、古希を過ぎられ、さらに円熟味を増す真先生の【窯変酒器揃】も。



   

   中村 真 作 「備前窯変酒器揃」 H 8.0×D10.8cm(徳利)/H 4.5×D 7.5cm(ぐい呑) (売約済

最後は、成長著しい和樹さんの【窯変酒器揃】も。 色気さえ漂わせる「窯変瓢徳利」は、最近特に人気が高まっています。



   

   中村 和樹 作 「備前窯変酒器揃」 H12.0×D10.8cm(徳利)/H 4.7×D 7.4cm(ぐい呑) (売約済
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「NEW Generation展 2020」会場奥風景

2020-06-21 17:26:17 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、薄雲が広がり一日中スッキリしない空模様です。

さて、先週末から開催中の文錦堂人気企画展「NEW Generation 展 2020」 も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
今年も3名の新顔が新たに加わったことにより、NEW Generation 展に新たな風を吹き込んでくれました。
来年は、どんな熱き “競演” が繰り広げられるのか今から楽しみでなりません・・・。

それでは、昨日に引続き「NEW Generation展 2020」の会場風景をご紹介致します。



画廊奥正面中央には、昨年に引き続いての出展となった氏家 昂大さんの個性豊かな【漆貫入彩】作品が並びます。
大胆に造形された器形に貫入に漆や呉須を染み込ませた氏家さんの作品に、多くの愛好家の方々が興味深く見入っていました。



 額は、ベルナール・ビュッフェ(1928 -1999 )リトグラフ 「女装した小人 1968年制作 74/120」。 

続いて、備前の新星 大岩 智之さんのセンス溢れる新作が並びます。
隠崎 隆一先生の下での修業時代から積み上げた経験と知識を活かし、今展でも焼き上がりの景色が異なる素晴らしい作品をご出展下さいました。



違い棚には、氏家さんの存在感抜群の【織部漆朱塗酒器揃】佐藤 竜馬さんの【瀬戸黒酒器揃】が並びます。



最後は、人気の【酒器】コーナー。 今展でも六者六様の個性溢れる酒器が出展され、多くの酒器党の方々が悩まれていました・・・。


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「NEW Generation展 2020」会場風景

2020-06-20 17:13:31 | 工芸
皆様、こんにちは。

都道府県をまたぐ移動が緩和されてから初となる週末ですが、いかがお過ごしでしょうか。
昨日からプロ野球も始まるなど、自粛によって止まっていた経済の歯車が少しづつですがようやく動き出したように思います。
美術業界も、先日2ヵ月ぶりに業者間の交換会が開催されました。

さて、先週末13日より開催中の文錦堂人気企画展「NEW Generation 展 2020」 【~ 21日()】。
初日・二日目と大雨に見舞われるなど、期間中はなかなか天候に恵まれませんでしたが、それでも県内外から多くのお客様にご来廊賜わり本当に有難い限りです。
自粛期間中はWeb個展が中心でしたが、久しぶりにお客様とふれあう嬉しさと喜びを改めて噛み締めております。
また、お客様以外にもNEW Generationn展卒業生の鈴木都さんや西岡悠さん、そして寺田鉄平さんや山口真人さんなど作家さんたちも激励に駆けつけてくれました。
感謝・感謝です。

それでは、次代の陶芸界を担う若き俊英作家6名による熱き “競演” となった会場風景をご紹介致します。
弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出展作品を掲載致しております。





先ずは、初出展組の一人で今展でも話題をさらっている阿波 夏紀さんによる【蛍手】作品が飾られ、来場者をお出迎え致します。
器の中に描かれた心象風景を想像して楽しんでもらいたいと作品一つひとつにタイトルがつけられた作品に、多くの来場者が目を奪われました。
絵画は、有元 利夫 画伯(1946 - 1985 ) エッチング 131/135。



床の間には、花入「seem」が飾られ静粛な空間を演出します。 
絵画は、洋画壇の巨匠 小磯 良平(1903-1988 東京藝術大学名誉教授) の石版画「婦人座像 62/100」。



阿波さんの繊細な茶碗作品と共に、昨年に引き続いての出展となった藤田 直樹さんの品格溢れる【青瓷】作品が並びます。
藤田さんの代名詞とも云うべき美しい氷裂貫入が、自然光に照らされて一際輝きを放ちます。



初出展組の一人、恵那市山岡町で作陶する松浦 祐介さんの【黄瀬戸】【青瓷】による新作群も並びます。
師匠譲りの【黄瀬戸】に人気が集まっています。



最後は、こちらも初出展となった佐藤 竜馬さんの【志野】【瀬戸黒】【黄瀬戸】作品が並びます。 
台中央に飾られた、「引出黒四耳壺」が存在感を放ちます。



明日も引き続き、画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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「NEW Generation展 2020」DM作品紹介(2)

2020-06-12 16:08:07 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は、朝からが降ったり止んだりと、梅雨特有のじめじめとした鬱陶しいお天気が続いています。

さて、明日からいよいよ文錦堂名物企画展の一つ、「NEW Generationn展 2020」 【6月13日(土)~21日()】を開催致します。
先ほど、飾りつけも終わり、明日の初日を待つのみです。
感染防止に努めながら、皆様のご来廊を心よりお待ち致しております。

16日(火)より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、開催に先立ち、DMに掲載した作品をご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、昨年に続いて「NEW Generation展」にご出展頂いたお三方の新作です。

先ずは、貫入に漆を染み込ませた独創性溢れる作風で頭角を現す氏家 昂大さんの【茶碗】から。



   氏家 昂大 作「漆貫入彩白磁茶碗」高さ11.2×径12.8cm ・・・・・¥77,000-

続いて、備前の鬼才 隠崎隆一氏の下で陶技を学び、師譲りのセンスが光る大岩 智之さんの【茶碗】も。



   大岩 智之 作「黒碗」高さ10.2×径14.4cm・・・・・¥82,500-

最後は、第10回現代茶陶展でTOKI織部奨励賞を受賞し、日本工芸展でも入選を重ねる藤田直樹さんの【茶碗】を。



   藤田 直樹 作「青瓷茶碗」高さ 7.0×径15.3cm・・・・・¥66,000-
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「NEW Generation展 2020」DM作品紹介(1)

2020-06-11 16:46:05 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝からが降ったり止んだりと、梅雨特有のじめじめとした鬱陶しいお天気となりました。

さて、明後日からいよいよ文錦堂名物企画展の一つ、「NEW Generationn展 2020」 【6月13日(土)~21日()】が開催されます。
先生方のご協力もあり、今年も魅力溢れる新作群が揃いました。
今まさに花開こうとする若き俊英6名による熱き “競演” が繰り広げられそうで、今から開催が待ち遠しい限りです。
乞うご期待です!!

なお、「緊急事態宣言」の解除を踏まえ、今展では感染防止に努めながら店舗での展示販売を再開することと致しました。
画廊内の密な状況を防ぐため、入場者数の制限を行う場合がありますので予めご了承くださいませ。

16日(火)より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、今出展作品を順次掲載させて頂く予定です。

それでは、開催に先立ち、DMに掲載した作品をご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、今展から新たに「NEW Generation展」に仲間入りされたお三方の新作です。

先ずは、蛍手の技法を用いて点描画のように柔らかく淡い印象を表現した作風で注目を集める阿波 夏紀さんの【ぐい呑】から。



   阿波 夏紀 作「meri-melo」高さ 5.0×径 7.3cm ・・・・・(売約済

続いて、人間国宝 加藤孝造氏の下で陶技を学び、伝統的な美濃焼を継承する期待の佐藤 竜馬さんの【茶碗】を。



   佐藤 竜馬 作「瀬戸黒茶碗」高さ 8.5×径11.8cm ・・・・・¥99,000-

最後は、瀬戸の鈴木五郎氏の下から独立し、恵那市山岡町で青瓷・黄瀬戸を中心に作陶活動を行う松浦 祐介さんの【平茶碗】



   松浦 祐介 作「青瓷茶碗」高さ 6.0×径14.8cm ・・・・・¥55,000-
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