岐阜の画廊 文錦堂

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私のイチオシ作品!!《人気作家 編(2)/酒器展 2020より》

2020-01-25 09:35:13 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝から爽やかな青空が広がっています。

さて、今日も先の「酒器展 2020」から「私のイチオシ作品!!」をご紹介させて頂きます。

「人気作家編(2)」と題して、今日ご紹介する作品も文錦堂ファミリーともいうべきお四方の新作です。

トップバッターは、完売作家としてお馴染みの池田 省吾さんによる【種子島粉引酒器揃】を。
これからは、「数より質を追求していきたい。」と語る省吾さん。
最近は絵が飛び出したかのように器に精巧に細工された作品も手掛けられており、圧倒的な表現力にますます磨きをかけています。
2月に開催予定の「MINO展 2020」にもご出展頂く予定です。 乞うご期待!!



   池田 省吾 作 「種子島粉引牛徳利」 H11.2×D 8.0cm・・・・・(売約済

   池田 省吾 作 「種子島粉引牛虎ぐい呑」 H 5.6×D 7.0cm・・・・・(売約済

続いて、昨年の第48回日本伝統工芸近畿展において【信楽混成壺】を出品し新人奨励賞を受賞された古谷 和也さんの年賀状掲載作品も。
先日放送されたNHK 美の壺「大地の祝福 信楽焼」でも澤 清嗣先生と共にご出演されるなど、名実ともに信楽の顔となられた和也さん。
新作を引っ提げて、9月に文錦堂で個展を開催されます。



 和也さんの今年の年賀状に掲載された酒器揃です。

   古谷 和也 作 「伊賀徳利」 H11.8×D 8.6cm・・・・・¥29,700-

   古谷 和也 作 「信楽窯変ぐい呑」 H 5.2×D 7.3cm・・・・・(売約済) 

昨年末に待望の薪窯を築窯した西岡 悠さんの新作【猫織部】の酒器揃も。
愛情たっぷりに表現されており、猫好きな西岡さんならではの作品です。
初窯を出し、これからの展開がますます楽しみです。



   西岡 悠 作 「猫織部注器」 H 9.8×D14.6cm・・・・・(売約済

   西岡 悠 作 「猫織部ぐい呑」 H 5.5×D 7.2cm・・・・・(売約済

最後は、常に新たなことに挑戦し見る者を飽きさせない山口 真人さんの【織部】作品を。
近年取り組む 、版画の技法を応用して「龍」・「獅子」・「蛸唐草」・「青海波」をあしらった織部作品は会期早々にぐい呑が “完売” となるなど人気を集めました。

ところで、今月から始まった【麒麟がくる】のドラマの中で、明智光秀や斎藤道三らが飲む志野の酒器や市場で売られている食器などの雑器の制作を山口さんが手掛けられたそうです。
今回の大河ドラマは、器にも注目ですよ!!

  【麒麟がくる】完全読本には、山口さんも掲載されています。 必見です!!



(写真左から)
   山口 真人 作 「織部ぐい呑」 H 5.2×D 7.4cm・・・・・(売約済

   山口 真人 作 「織部ぐい呑」 H 5.7×D 7.0cm・・・・・(売約済
コメント
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