社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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小さい頃のイジメの結果、封印してしまった気持ち

2025年01月26日 18時48分00秒 | 私自身のヒストリー
みなさま、本日もありがとうございます。


現在、れくす先生の歴史授業の記事は
作成中です。


最近は、娘の影響で
ジュニア小説で古典名作(「十五少年漂流記」や「南総里見八犬伝」など)
を読むのにハマっています。


大人なので、ジュニアでなく元々の文庫や
江戸時代の本なら自分で訳も出来なくはないので、そのまま読めば?とも思うことはあります。

でも、これには理由があります。






まず1つは、
ジュニア文庫の形で読むことで
「小学生」や「中学生」が
どのレベルの語彙を使っているのか?が
わかり、それが、中学生向けの勉強を
教えるときに役立つからです。


筆者の先生が、すごく考えて抜いて
選んだ語彙なんだ、構成なんだ、
と感じます。




もう1つは、

過去に置き残した自分の気持ちを
消化させるためです。


私自身は小・中学生のとき、
あまり小説を読みませんでした。

いや、読むのが怖かったんです。


その理由は、小学校時代に
あらゆる人々に
何度も何度も
「お前は、ちえお◯れ(差別用語)!」
「そんなに馬鹿だと、将来困るよねー!」
と言われ、

「自分なんて小説を読めるはずがない」

と思いこんでました。


国語では、まったく問題なく
大学受験まで進めましたし、
大学では国文科系、
小説を読んで論文も書いたりしているのに
「自分は小説は読めない」と
本気で思ってました。


自分の中では
小さい頃にうけた
レッテル(ラベリング)が
そのまま残っていて
それで自分を制限してしまって
いたのでした。

今は、自分が馬鹿だと思うのは
そのままなのですが
「小説を読むのは楽しい」
と思えるようになりました。

そのときに、
実は小、中学生のときに
読みたいな、と思っていても
「自分なんかが読めるはずもない」
と思っていたので、読むのをやめていたのが
「ジュニア小説」でした。

世界の名作、古典の名作も

国語の授業で一部分だけ読んだもの、
大学の単位で必要なもの、
は過去にありますが


自分の個人的思考で
読みたいものを自分でお金を出して
読む、ということを異様に怖がって
読むことを避けてました。


「みんなは、頭が良いから
好きな小説読めていいな。」
「将来困らないようなことを
自分はし続けないと、
自分は馬鹿だから、努力しつづけないと
自分の予想できないような、
なにか恐ろしいことがおこるに
違いない」
という気持ちで約40年間生きてきました。



しかし、昨年、学校側から
冤罪という許しがたい仕打ちをうけ、
「もう、二度と、学校に関わる生き方を
しなくても良い
と本気で思えてきて、

それで、やっと、自分の読みたい小説を
読みたくなりました。


ただ、小さい頃に、蓋をしてしまった
「ジュニア文庫」への憧れ、が
残っているので、
今はひたすらジュニア文庫を読んで
楽しみたいと思います。



イラストは趣味で描いたものです。

将来に関係なく
好きな絵も描き続けるたいものです。





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