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■5キロ機で5キロ焙煎するのがドイツ流です。というか普通はそうなんです。
■国産機
フジローヤルの5キロ機では500gから焙煎出来る柔軟性がありますので、スペシャルティーの少量多品種の品揃えには便利です。これは経験しています。それを可能にしているのは、その風力が合っているからです。3キロは多少不足ぎみ。
PROBATは95%熱風式なので、風力は比べ物にならない程強いです。
そこで各店舗の設置条件に拠り、排気ダンパーで風力を調整し固定します。焙煎目的で操作しません。また装着位置もスグに操作する場所にないです。
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■今回は、このプロバットで、メーカー推奨の3~5キロより少量の焙煎を行う為に、ドイツでは想定外の焙煎です。これは私、独自の考えで、柔軟性を持たせる焙煎をする為にダンパーの開閉の替わりにインバーター制御しようと思います。設置は簡単です。
しかし、これが高級機ですので、各センサーが働いてしまい停止する可能性ありますので、その辺りの技術的なトライ&エラーは覚悟しなければなりません。
■再度書きますが、「排気ダンパー」で焙煎を替えるわけではありません。イニシャルで固定するのが目的です。その微調整がし易いインバーター制御というだけ。高度なシステムではないです。
■ また、テストスプーンが掬える最低焙煎量も考察しなければなりません。
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■ プロバットでやるフジローヤル風の焙煎は、この発展形としてあるかもしれません。出来ないかもしれません。
■ 当然、ドラム回転も、インバーターで調整(試作機でみた)出来ればより柔軟性が向上しますが、焙煎そのものは何も変らない。
変えない。変らない(変動させない)為のイニシャル調整です。
ここテストに出ますよ。わかりますか?与えるカロリーは変らないのです。
■ 日本のアホ焙煎は、焙煎途中で「排気ダンパー」弄って、変動してしまった温度計を本気で信じて記入してるのです。
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