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湿度によって焙煎はかわらない

2014-07-20 | ◇コーヒー・プロ焙煎講座・教室・スクール・学校

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写真のようにダンパーは10段刻み、その中間を取っても全閉から全開まで18段階しかない、しかも現実に使うのは半開く以後だと思います。(機種によるけれど)

さて、湿度を調べると、この二ヶ月の最低・最高だと24~87%。

「日々の湿度によって微妙にダンパーを調整してるんです。」

と言う話は自己満足でしかないことは焙煎機を触った人なら誰でも理解出来る。

昨日と今日の湿度差が2%(45%、次の日が47%)なら、一体どう操作が違うのか、具体的に操作を公表して欲しい。仮に最小の半刻み開くとか・・ それを提示して頂いて上で、また次の日が2%と多いとまた半分開くんですね、

そして、今日は雨でなんと湿度87%です。だとすると、その45%の時からトンでもなくダンパーを動かすことになるが、物理的に無理・・・・これは意地の悪い喩え話です。(毎日追跡レポートするようなもの)

この手の話はよく突き詰めて考えると全く不合理な話、言ってることが矛盾する話は多い。昨日と今日なら誤魔化せるが、期間(ターム)を大きく取ると・・・デタラメであることが判る。

雑誌の記事で、生豆をホッパーに入れてストップウォッチで30秒後に落すというのも見た。何かその行為自体に何の意味があるのだろうか?ほとんどはこの類である。気温も同じ

「中点」なんてもの拘ってると迷路に入るだけ。意味はない。そんな理論は海外にはない。

「蒸らし」もない。(今の人は言わないですね)

小さな差異を大きく表現することで、差別化したいのは誰でもある心理かも知れませんが、素人を煙に巻くのは如何なものか?

焙煎機の中は200℃近く、毎秒十数Lで送風されている、湿度で焙煎が変わりはしない。変えていると言いたい人が居るだけである。

まだ、水分計で生豆の水分量を測った方が余程意味がある。

また、多くのお店が手動でクルクルと焙煎しています。湿度やダンパーなんて関係なく立派に豆は煎れるのだ。

コーヒー焙煎は一日でマスター出来る。(私が言いたいのはココ)自分は一日でマスターしたのに、弟子には何年も掛かると言うのは、余程、弟子が馬鹿なのか?思惑があるのか?そんなもので修行させられる人はお気の毒である。修行後も生豆を買わされるなら奴隷以下である。

コーヒー焙煎に修行は一切必要ない、一日で出来る。運転免許さえ通えば1ヶ月、合宿なら1週間、何も違わない。

焙煎は作業だからもっと簡単だ。一連の作業は朝から夜まで頑張れば一日で習得できる。

修行先で、1年で一から十まで習うことは、自分でやれば1週間で判る。

この焙煎業は、【煎る】より【売る】方が難しい。

勿論、ずっと試行錯誤は続きます。当り前ですね。

余談ですが、手打ち蕎麦と謳いながら「機械打ち」の店、十割蕎麦と謳いながら油圧押し出し。コーヒーでも直火焙煎と言いながら「半熱風」がある。聞かれるので「直火」と言う。それはそれで良い。 ある店の若旦那は「代替りで味が落ちた」と言われるが、先代が生きてる何年も前から、その先代は一切何もしなかった・・・・・・・・・・・。

「直火」か「熱風」かを聞いて味の評価をする人もいますが、本末転倒

さーて、【ステーキ】の話をしましょう。肉を焼きます。

網で直火で焼けば「網焼き」(炭焼きも有り)、普通は分厚い「鉄板」、どちらが美味しいですか?という質問は愚問ですね、大事なのは肉本体です。チェーン店では和牛の背脂を仕上げに塗ることもあります。(OKです)その他色々なテクニックがあります。

焼肉屋さんはほとんど「直火」で、ステーキ屋さんはほとんど「鉄板」です。同じ牛肉なのに理由はわかりますね・

鰻屋さんに行き、「炭火」」か「ガス」か味で判りますか?「炭火」で焼いても「炭」の匂いがつくとこはありません。

「炭」でも高い紀州の備長炭も、中国製の炭もあります。

自分ので考えることです。目や耳で得た情報で判断しないことです。


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