ご存知のように珈琲豆は木の実の種、そう丁度サクランボの種と同じ。だから、土埃が付いてるのが異常なのです。 そこを本末転倒してはいけないと思うのです。 汚れた珈琲豆と、キレイな豆とどちらが本来の姿でしょうか? 無知な焙煎屋さんは洗うと変化して「コク」が無くなるなんて言う方もいます。(爆)
当店では毎朝、珈琲生豆を洗うわけですが、世界中の産地全てが汚れているわけではありません。
当然ながら、水が豊富な地域で、高度な精製設備を持って管理されている地域・農場の豆は汚れが全くないものもあります。
例えば、マンデリンです。当店のマンデリンはG-1ではなく、その上を行くSG(Super Grade)ですが。まったく汚れがないです。また比較的キレイなのが「インドモンスーン」です。
その反対に、もの凄い汚れの地域もあります。
世界中で、水がとても貴重な地域もありますから、ある意味、それは仕方ないことです。
ジャガイモも想像してください。
スーパーマーケットで買えば土がついてないキレイな芋ですが。農家から買ってくれば土が付いています。けれど、この芋をフライドポテトにする時に、私は洗ってカットして揚げます。それが普通なのです。
珈琲豆も焙煎すれば殺菌されて関係ないという人がいます。(笑)
飲み比べて貰えば判ります。時間が経っても飲めるキレイな飲み心地の珈琲を私は目指してます。ただそれだけです。理屈ではない。
本当のコーヒー豆は土汚れが無いコーヒー。(それが当り前)
だから、上記のマンデリンは味の変化がないです。そこを本末転倒してはいけません。
日本に流通している70%はコマーシャルコーヒーなのです。レベルが非常に低い、その内、40%はベトナム産などのロブスタ種です。(苦いコーヒー)、コーヒーは苦いというイメージですが、コーヒーは本来、酸味と甘みです。
もうそろそろ、今までの珈琲を卒業しませんか?