■焙煎時の「排気ダンパー」の位置について
①当店には7階建集合住宅の一階店舗ですから煙突がありません。けれど煙もニオイも出さずに焙煎しているわけです。残念なくらい無いのです。
東海地方では初の金沢市のサンタ㈱の製造・販売の脱臭・脱煙装置を設置しているからです。
殆どメンテ・フリーです。イメージ的には抜けが悪いんじゃないか?という疑問が当然ながらあると思いますが全く大丈夫です。
■ホッパーを開放にして、排気ダンパーを閉めていくと、流れ難くなって苦しくなった分だけが、ホッパー穴から上に出てきます。これは手をかざしていれば誰でも判りますね。
次に、そこから反対に排気ダンパーを徐々に開けてゆくと、吹き上がりが消える位置がつまり「ニュートラル」の位置です。
もし集合住宅で焙煎屋さんを計画中の方は是非、見学に来て下さい。都会の真ん中にドンドン焙煎屋が出来れば良いですね。
尚、この脱臭装置は最初期の一番容量が小さいモノですから、さすがに白煙モクモクの230度まで煎った時は1.5キロ~2キロまでが限界と思いますが、最新型なら何キロでもOKだと思います。
もう一つの利点は、煙突掃除が不要などいうことです。
今日も、全気管清掃の為、全バラしましたが、一人で1時間以内で再組上げ終了です。
焙煎機とサイクロンは誰でも同じ仕組みですね、サイクロンから脱臭機までの分を清掃するだけで良いのです。(煙突がない)何メートルもの煙突を掃除するのとは違いますね。非常に楽です。
■さて、このダンパーは上記の通りです。ニュートラルより閉じるか、開くか、そのニュートラルか、通常焙煎では、どう考えても閉めることはないわけです。こちょこちょイジルことも私はありません。前にもお見せしましたが、ダンパーなるものの構造は非常にシンプルで大雑把なのです。
本当にシビアに変えたいなら、この場合は「単相ー単相」インバーターで「1kHZ」ずつ連続ダイヤルで可変した方が数字も見えてスムーズで確実です。
但し、ファンを軽いモノに交換したほうが良いかも
私は換気扇をインバーター制御しているので自信があります。インバーターはターボではありませんでモーター自体の能力UPはしません。それ以下を上手く制御し省電力にも繋げるものです。但し価格は数万円しますが、最大にするとドアが負圧で開きません。(しかも轟音)、弱く回せば無音で自然換気のように回ります。・・
少し余裕の有るモーターを使ってインバーター制御するのが良い方法です。
インバーター持ってますので、時間が有れば挑戦します。
但し、個人経営の珈琲焙煎には、そこまで必要はないのでは・・
それより独立排気にした方が効率的でしょう