何やら複雑そうな制御盤が付いてます。が・・・・
表示されている赤字(24度)が、「豆温度」といわれる(実際は豆付近の温度ですが、違っても良いのです、ずっと違うのですから・・・目安として使えます。)
緑色が(159度)を指してますが、これを超えるとブザーが鳴ります。つまり、この場合、超えた160℃で鳴るように任意の設定温度にしてます。
申し訳ございませんが、この制御盤が出来るのは、たったこれだけです。(なんてこった!です。)
デクノボーです。
嘘みたいな本当の話、 さらに上限の温度を設定が出来て自動消火出来るのは、R-103以降の機種です。
裏返せば、コーヒー焙煎はこれだけで充分なのです。
楽をしようとすると、色々なモノ(不要なモノ)を付けたが人がいるのです。
それは自動車と同じです。超音波サイドミラー水滴落とし・みたいなギミック。
さて最近、最近は気候も随分、暖かいですので、ボトム温度が上がってます。(豆の温度自体が上がってますから)
知らないと難しそうですが、簡単なのです。
この温度を一定に揃える必要もありません。ほっておいても一定になります。
コーヒー焙煎は、ただの作業なのです。
世の中には、簡単な事を難しく言う人が多いのです。昔はいませんでした。
テクニック的には「タコ焼き」の方が余程難しい。
コーヒー焙煎は「水分を14%まで抜くこと」ではありません。どうして、その時点で14%ってわかるのですか?私にはそういう事をもっともらしく語る人が不思議で仕方ありません。
チャンチャラおかしな話です。
そんな師匠についたら、「この豆はここでしか手に入らない」と言われます。そんなこと言えるのは
「農園主」だけです。
「君だけは10%増しで分けてあげる」と言えばカッコイイですが、そんな弟子が10人いると、自分の分は
タダになります。これを「ロハになる」と言います。
この世の中で金で手に入らないものはない。
多くは手に入るけど仕入れ単位量が多過ぎるから躊躇するのです。
そして「コーヒー焙煎道」のような流儀・流派もないのです。
そういうモノを作りたいのが日本人ですが・・
流派を作りたいのは、つまり家元になりたいからです。目的は集金機能です。
虚栄は捨てて自分が苦労をした分、後に続く人たちに正確な情報を伝えましょう。
「何処有名店修行した」と自慢する人がいますが、それなら客としては、その本店で買った方百倍が良いと思います。